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2021年10月19日 イイね!

【ZC71Sで行く下道旅】百済寺・ローレル・軽自動車協会等(笑)

【ZC71Sで行く下道旅】百済寺・ローレル・軽自動車協会等(笑)弘法大師(うどん県香川出身の空海)の像というのは全国そこかしらにある。
また、関東地方に多いのが氷川神社。おそらく出雲と関係していると思われるが今は割愛。
翻って、西に行くと太子信仰が強くなる。
私も東胡の人間ながら、聖徳太子の一万円札時代は太子信仰の徒ではあったけれども、いまは信仰はしていない。ちなみに、福沢諭吉信仰なら持っている。

聖徳太子というのは考えてみれば不思議な人物で、童形で表されることも多い。
つまり、ガキのときの姿で描かれたり、彫像されたりすることが多い。
ガキというのは、わけのわからない存在であるとみなされており(今でもわからない)、それゆえに、大人にはない霊的な力を持っているとも思われていた。
聖徳太子が童形で表されることに示唆的なものを感じるけれども、今では聖徳太子は実在していなかったという説も優勢で、神功皇后の三韓征伐ばりに神話的な存在となっているようである。



大阪の四天王寺などは太子建立の寺として有名であるが、滋賀県にも太子信仰が盛んで聖徳太子が建立したとされるお寺がある。広大な琵琶湖東部を鳥瞰するように聳え立っている湖東三山の山にある。百済寺(ひゃくさいじ)という。



百済(くだら)といえば、日本史でちょこっと耳にしたくらいならあるだろう。
朝鮮半島にあった国の一つで、白村江の戦いで滅亡し、多数の亡命者が日本に移住したという。奈良時代までの日本はいわば多国籍国家のようで、百済や新羅を中心に盛んに人的交流が図られたようだ。これが渡来人と言われるものだ。関東ならば、サイタマーの高麗神社がそこそこ有名だろう。

百済寺は聖徳太子により、百済人のために創建された古刹であり、その後、天台宗の寺としてものすごく栄えたようだ。石垣をまっすぐに駆け上がっていく参道は信長の安土城築造のときの参考になったそうだし、戦国期には参道の左右には御坊が立ち並び、時の宣教師のルイス・フロイスが感嘆したという。

ちなみに、百済寺はその堅牢な構造から城としても利用された。そこを信長により焼き討ちされたために、信長にはえらく厳しい(笑)
今となれば、風情のいいお寺になって落ち着き払っているけれども、こういう歴史がある。



















































ということで、足クルマとして購入したスイフトで行く、下道旅の続きは不破の関(関ヶ原)を超え、畿内(近畿地方)に及ぶことになる。

【ZC71Sで行く下道旅】出発~三河湾沿い やむにやまれぬ自家発電その他(笑)

【ZC71Sで行く下道旅】岡崎~竜王 ラリーの魅力とリアシートを倒す愉楽

もっとも、充分に時間を掛けてきていることもあるし、思いのほか疲れない。やはり、私のような長距離ドライブジャンキーにはちょうどいいクルマなのだということがわかった。
清州から夜間行軍で西に移動。名古屋まで来ると大阪も遠くはなく、夜のかなり早い時点で早々に滋賀県に突入していて、真っ暗な西の湖を眺めていたりした。
眺めていたとは言わないか。
この日も自家発電自粛を決めていたので、道の駅を探すのだけれども、意外と無く、竜王という湖東南部(湖南?)に宿泊。京の都まであとわずかという距離となった。

当初はちょうどいい機会だから、メジャーであるがゆえに、修学旅行でしか行ったことがない銀閣寺にでも行こうと思ったものの(普段は京都にはあまり行かない)、思い直して、対岸の坂本(明智光秀が城を構えていたところ)や大津の町並み、比叡・比良の山並みを眺めながら、湖畔沿いの公園を散策。
琵琶湖沿いの道路には無数の公園があり、走るのも楽しい。昔は夜中に爆走していた(時効)。公園もまた、自由にバーベキューができるような場所が多く、
こういう環境であれば、むやみやたらに新しいものに食いつこうという精神が生まれないのだと思う。
近江の国(滋賀県)は昔から先進地帯であったが、明治維新以降はその先進性の歩みを止めてしまったかのようになり、地味な存在になってしまい、琵琶湖しかない(しかし、それが強みでもある。水を止める権限は実は京都にあるのだけれど・笑)と言われるようにもなる。鮒寿司もあるけれど(あれだけはダメです・笑)。
ゆえにこそ、古錆びた家並も多く、そういう景観が私には好みである。
司馬遼太郎の「街道をゆく」の冒頭が近江散歩であり、湖西地区の景観に感動するわけだが、この点では司馬に同意する。物持ちのいい家屋が多いように思え、そこに新奇さはないのだけれど、右肩上がりの時代でもないのだし、これでいいんじゃないかと私には思えた。司馬はまさに右肩上がりの時代に湖西に来て感動したわけだが。





























百済寺を降りたときに、馴染みの喫茶店に久しぶりに来訪しようと思ったものの、営業時間を過ぎていたので、前期のC32ローレルに一礼して帰ろうと思ったら、思いの外、歓待してくださった。マスク着用時代前に来訪したきりであったが、ようやく再訪できたというわけである。
なお、近くに藤堂高虎の生誕地があり、そういう意味でも私には楽しい(笑)




童夢本社(スバルの12気筒が置いてあります)も遠くないし、彦根に近いので、
元彦根藩領であった我が家との親近性も高い。

32ローレルの特に前期はハチマル車らしく、角ばりが目立つが、教習車と似ているので練習代わりに運転したいとご主人の奥様がおっしゃっていたそうで、うまいことを言って難を逃れたそうである。まあ、そりゃ、そうですわな(笑)
いつまでも居座れるような気もしたけれども、ここは遠慮をし、滋賀と三重の県境をまたぐ鞍掛峠を疾走。ここもよく走ってた、関東の人間なのに(笑)
冬になると積雪で閉鎖されるので、ラストランかな?いや、あと二回くらい行けそうな気もする。


















ところで、三重県というのは文化的・言語的には関西圏なのだが、行政区分が中京圏であり、食事に関しても中京圏に近いような気がする。
地元ローカルなスーパーを見つけたので入店。まだそんなに遅い時間でもないと思うんだけれど、閑散としていて、また行きたくなった(笑)
全国どこにでもある大規模店舗には当然見慣れていて、旅の者が求めるのはその土地ならではのものだったりする。
だから、こういうのを見つけるとすぐに入ってしまうのだけれど、もしかしたら、それは都会の視線なのかもしれない。それは承知している。
でも、それが心地いいからそれでいいと思う。






桑名では中京地区ではメジャーらしい「サガミ」で、中京圏フードとスイーツを満喫し、散財。
で、満を持して下道で帰宅しようと思ったのだが、どうにも眠くなってしまい、静岡の道の駅で宿泊。



※食いかけ



翌朝は用向きがあったので、家には戻らず、用を済ませて、山中湖・道志村を経由して、多摩の軽自動車検査協会で立ち話(笑)
業者さんが多いので、普通車比率もそれなりでした。要は書類を提出・届け出するために赴いているだけなので、軽自動車で来る必要はないわけです。















調布飛行場隣接のプロペラカフェで昼飯を食べて、三鷹で窒素ガス充填。
おっ、タイヤ圧を高めたせいなのか、タイヤがしゃきっとしてきたぞ。








スープラ修繕中の白メガネ氏と合流し、悪魔のささやきに負けて(笑)、家からさらに遠くなる武蔵村山へ。多摩地区の北部・中部は道がごちゃごちゃとしており、距離のわりには時間がかかる。今回の下道旅で一番長いと思ったのは実はココ(笑)







帰りも一時間以上掛けて帰宅。
12時を越えたシンデレラでございました。
慣らし運転はこれにて終了かなと(笑)

Posted at 2021/10/19 14:42:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | 定例の宿泊旅 | クルマ
2021年10月19日 イイね!

宇宙一のコスパの高さ 際立つスズキ会心の一作

宇宙一のコスパの高さ 際立つスズキ会心の一作満足している点において書いたことに尽きるけれども、欧州車のような、大袈裟にいえば、メルセデスのようなどっしり感がある。加速力もなかなかのもので、排気量の少なさを意識することは少ない。すなわち、ヒエラルキーの無い民主主義的なクルマである。無論、スポーツは別格だろうと思う。しかし、標準グレードにして、上で述べたような素性を有しており、欧州やインド、東南アジアで特に親しまれている。スズキの凄さが滲み出ている一作であろうと思う。
Posted at 2021/10/19 02:53:01 | コメント(1) | クルマレビュー

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「GDBの涙目のドアロックってこういう仕様? http://cvw.jp/b/730895/47729633/
何シテル?   05/19 11:47
帝都東京の地を根城とし、四方八方と旅する行動力の塊がワタクシ、ワルめーらでございます。 東京から大阪くらいまで(往復で1000キロ程度)なら日帰りで行き帰りす...

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