356スピードスターのデスビ交換を行いました。
点火時期やキャブの同調が合い、キレイにエンジンが回ってくれると、気持ちが良いです。 ^_^
若いメカニックの方などは、デスビをタイミングライトを使っての調整は、実務で行ったことがないでしょうね。^_^
クランクプーリーをスパナで0度に合わせて、#1シリンダーを圧縮上死点に合わせます。
※ローターが逆向き(排気上死点)の場合は、もう1回転させます。
デスビを引き抜きました。
右側のが、取り外したデスビ。
ドライブギヤの向きが、同じか確認します。
※向きが違うと排気上死点で点火して、エンジンがかかりません。
※過去に失敗した、苦い経験があります。
取付前に、ガバナー機構のシャフト部(フェルト)に注油
※1回/年は、注油した方が良いと思います。
※メインシャフトは、エンジンオイルで潤滑しています。
取り付けが完了したら、クランクプーリーを規定値である「5度」に合わせて、デスビの取り付け角度を調整しました。
今回は、以前に ”エバさん” が使用していたのと同じテスターで調整しました。
ebayで探して購入。
慣れないと、デスビ交換作業時に、エンジンは目覚めてくれません。汗)
エンジンが一発で目覚めてくれました。 ^_^
タイミングライトで確認すると10度だったので、規定値のBTDC 5度に調整して、デスビを固定しました。
私のガレージでは、タイミングライトの出番が多いです。^_^
進角カーブを確認しました。^_^
プーリーにマーキングして、タイミングライトで確認。
最後にキャブレターを調整して終了。 ^_^
Posted at 2022/03/28 06:40:54 | |
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