1983年といえば2017年現在で約34年前。私はなんと…小学3年生。その時の男のこの間でマストなブームは勿論ガンプラです。ファミコンは登場していたのですが普及前でした(スーパーマリオは1985年)。
コロコロVSボンボンに人気が二分してきた小児コミックも、プラモ狂四郎のおかげでボンボン優勢といったそんな時代の話です。
ガンプラの主流といえば、テレビシリーズ終了後のフォロー企画で始まったモビルスーツ・バリエーションシリーズ。冷静に考えるとツッコミどころ満載ですが、少なくとも子供たちの“リアルな兵器”はそこにありました。友人間でもモビルスーツを型式番号で呼べるだけでひとランク上の存在になれるのです。
そのような中、人気機体の中に「ジム・スナイパーカスタム:RGM-79SP」がありました。
ジムのくせにガンダムを凌駕する性能という設定、名前にカスタムと入っていたりする特別感。カッコよさのオーラが半端なく醸し出されています。MSVとしてキット化されたのが1983年なのです。
主に艦隊護衛を行い、50機限定なので熟練パイロットに配備された…なんて、ボックスアート(箱画)を見るだけで、ストーリーを感じずにはいられません。
そして34年後の現在、まさかのマスターグレードでキット化されることになりました。
キットの出来もさる事ながら、注目すべきはそのボックスアート。背景をよく見ると、実は34年前に描かれたストーリーの続き、カメラを引いた状態なのです!これはよく解ってらっしゃる…
わかりやすいのは向かって右手に描かれている機体。まさにあの「ジム・スナイパーカスタム」です!!
また、指差し遊泳しているカスタム機体、ジムキャノン、ジムライトアーマーなどなんと気持ちをくすぐるボックスアートでしょう!!(よく見るとペガサス級なども描かれている)これは…箱買いしたくなる気持ちが良くわかりました。
それにしてもMGはカッコいいアレンジです。シンプルな機体形状に、部分部分で密度の高いディテールを入れてきて、近年屈指のいいキットになりそうです。っていいますか、MGにハズレは無いのですが!
ちなみに系譜としては、このあと「ジムスナイパー2」になり、その後「ネモ」に繋がります。
ところで劇中のジム・スナイパーカスタムはZガンダム12話のジャブローにて、やられ役で破壊されるのでした。
また、HGUCのパッケージでも松永さんにぶっ壊されています。
やられ役の美学。それがまたイイんだな~
ブログ一覧 |
ガンプラ | 日記
Posted at
2017/11/07 16:10:45