去る2024年8月3日(土曜日)、茨城県土浦市の「キララ祭り2024」にて、実写作品「機動警察パトレイバー The Next Generation(通称TNG)」の登場ロボ、篠原重工98式AV(イングラム)実物大プロップモデルのデッキアップイベントを堪能しに行きました。
当日は酷暑まではいかなくともジメっとした真夏日。でも、夕方には風も出てきて過ごしやすい気候になっており、絶好のデッキアップ日和でした。
さて、なぜ土浦なのかといえば、コミック版パトレイバーでシャフト・エンタープライズジャパンの土浦研究所で「Type-J9(グリフォン)」を開発している設定があるんですね。それに乗って町おこしでパトレイバーを推しているんです。役場にグリフォンが飾ってあるんですよ!
しかも、当日は声優の千葉繁さんとメカニックデザイナー出渕裕さんといったレジェンドのトークショーが行なわれ、そのチケットが当選したんです。それなりの倍率だったそうですがラッキーということで、同世代の友人を誘って向かったのでした。役場からイベント案内が来るのって新鮮ですよね・・・!
もちろん千葉繁さんは「あの声」「あのノリ」そのままで、出渕さんはおしっこちびるくらいのレジェンドですから、ホント感慨深かったです。ちなみに新作「パトレイバーEZY」の話も出ていて、遅れている理由も納得で・・・旧メンバーもちょい役で登場する地続きの話になるそうです!
さて、イベントもひと段落して外に出ると・・・土浦市の検察庁の前に第二小隊のトラックが!もちろんイングラムが待機しております。お祭りのために道路閉鎖している茨城県警のパトカーもいい雰囲気!
ちなみに劇中ではこのお巡りさんのロボット「パトレイバー」を事件現場まで運んで起動するのですが、デッキアップイベントはその再現なんです。
そして時間になりデッキアップ!なんていうかマジモノのサイレンが鳴り響いて、道路標識の前に起き上がるイングラム。まさにパトレイバーの世界!
劇中でも多くの見物客のなかでイングラムが立ち上がるので、まさにそのままの世界感!「警視庁が無駄なロボット作りやがって」「ほら、ガンダムがいるよ」なんてのはまさに誉め言葉ですね!
ちなみにですが、この98式(1998年式)のレイバー(ロボ)を2014年頃までレストアして運用している設定であり、実写に耐えるようハードディティールになっています。まぁ、細かいことは置いといて大きいだけで正義です!
地元の日立建機もイングラムの近くで祭りを盛り上げてくれて、リアルレイバーといわれている「アスタコ」も来ていました!
ぐりぐり動く腕はまさに日本のアメージングな技術!
繊細な動作も可能で・・・
こんなことも出来ちゃったりします!
デッキアップは3回行われ、最終回は陽が落ちた夕刻・・・パトランプの灯りがまさにパトレイバーの世界!
そこで照らされるイングラムの神々しさは、ホント言葉にならないカッコ良さでした。ちなみにメカの不調でメインカメラのバイザーが光らなかったのですが、出渕さんが「ロボットのカメラは光らないのが正解なんですよ」って・・・そりゃそうだ!
そんなわけで、楽しいパトレイバー・イベントでした。余談ですが、オッサンだと思っていた後藤隊長の年齢を超えていたことに軽いショックを受けました・・・
Posted at 2024/08/06 19:14:47 | |
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