
今から15年前といえば2003年。ファミリアはアクセラに、クラウンがゼロクラウンに、スクウェアとエニックスは合併して、劇場版の指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)が完結した、そんな年です。
ちなみにガンプラでは「Ex-Sガンダム(MG)」や「Zガンダム(HGUC)」、「量産型ザク(HGUC)」のVer1がリリースされました。個人的には懐かしいというよりも、まだ最近って感じです。
そんな15年前の2003年7月12日。マツダ某
EPCの国内VINデータによりますと、私のロードスターがロールアウト(完成)した日というデータが記載されています。

※小解説
外装色:25F → 「ガーネットレッド」
シートタイプ:STC → 「革内装」
内装色:NC4 → 「タン内装+クロス幌(ブラック)」

NC4内装は海外ではカタログ選択できたパッケージなのですが、国内ではWebTunedのみの設定で、日本国内でも1台のみ、1600エンジンとの設定は世界唯一仕様です。

黒いクロス幌自体、国内ではVSコンビネーションAでしかカタログモデルでは存在しないのですが(事実、私は自分のクルマで初めて見ました)、うちの子は後期型ライトタンのクロス幌に張り替えてしまったので、オリジナルではなくなってしまいました。

ただ、今さらながら「巡り合い」だなと思うのは、NA時代に購入した「黒のハードトップ」が、わが愛車では純正仕様であったということです。他の人にはどうでもいい、まさに自己満足の世界ではありますが、私が積極的にハードトップを装着する理由にもなっています。
折角なので、NBがロールアウトするまでのタクトタイム(組み付け時間)を調べてみました。

自動車が完成するまでのざっくりした工程は、鋼板のプレス、溶接、塗装(これらと並行してエンジン製造など)、パーツの組み付け、検査といった項目がありますが、2000年初頭のマツダでは平均約5直(※1直は約8時間)かかっていたそうです。つまり、うちの子はだいたい40時間で組まれたという事ですね。

ちなみに自動車の原価率は約80%がアベレージ。メーカーにとって組み付ける工数(手間)はどのグレードもほぼ一緒なので、ベースグレードの方が原価率は高いそうです。つまり、オプション満載の方が儲かるってことですね。
さて、ロードスターといえばこれも「
儲かった」そうで、某コンパクトカーと同じくらいのコストだとどこかで聞いたような…モゴモゴ。自動車の価格は重量あたり1000円がひとつの目安だそうで、当時の某コンパクトカーは1050キロで947,000円(税込994,350円)。

2003年モデルのロードスター(
WebTuned)は1030キロで1,640,000円(税込1,722,000円)!原価の真相は果てさて?

また、海外のMiataは2003年モデルが22,215$。当時の為替レートが105円だから円換算すると2,332,575円。MiataはRSグレードのオプション込み価格なので、当時のRSが2,333,000円(税込2,449,650円)ですから、国内外で価格差はそれほど大きくないんですね。
それにしても、NBベースグレードの172万は、パワステもエアバックもエアコンも付いていますから、NAよりも安い!!

お金の話ばかりで恐縮ですが、愛車の楽しさ・愛(いと)おしさは、金額換算できない価値があります。だからこそ、15年目を迎えたうちの子を、より長く愛でていこうと思います。
愛車の生産日が知りたいNB乗りの方、宜しければお問合せ下さいね。シリアルナンバーから確認しますよ~
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ロードスター | 日記
Posted at
2018/07/12 17:16:54