
私の世代だと、ガンダムと同じくらい人生観に影響を与えてくれた「機動警察パトレイバー」。
中二病全開の頃に見せてくれた、ロボのいる近未来の世界に憧れたもので・・・工事現場の土木機械が全てカッコよく見えるようになったのも、パトレイバーのおかげです。
もう30年以上の作品ではありますが、劇中に登場する汎用人型作業機械、通称レイバーが矢継ぎ早に模型化されていて、プラモスピリットが蘇っています。

そんなわけで今回製作するのは99式空挺レイバー、篠原重工製ARL-99「ヘルダイバー」です。グッドスマイルカンパニー社のモデロイドブランドにて、1/60スケールキットとして発売されました。
ヘルダイバーとは98式(主役機のイングラム)と共通アーキテクチャーを持つ陸上自衛隊のレイバーで、特殊部隊である空挺団が運用する機体として劇中では活躍しています。
この劇場版オープニングを観たら、そりゃ中二病のキッズはやられてしまうわけです。いまだにシビれる・・・

さて、
前作のイングラムと同じく先にシーリング設定の関節を組み、ドライブラシをかけておきます。また、ヘルダイバーは下肢のサスペンション機構が見えるようになっているのでこちらも作り込んでおきます。
手前の一回り大きいサスパーツはバンダイ製旧キットのもの。同じスケールのはずなのに、旧キットはでかい・・・

とりあえず仮組みをしてみたのですが、何かが足りない・・・そう、もうアレをやるしかありません。ちなみに99式は98式より一回り大きいのが正解です。

陸上自衛隊のロマンメカは(現実世界では)総じて迷彩塗装が施されているので、ここからは既存のメカを参考に、面相筆でとことん描き込んでいきます。
劇中緑一色なのは、作画の都合だったはず!今ならCGで何とかなりそうですけど・・・

そんなわけで、まずは塗りっぱなしの状態に。隣にいるのは以前作成した97式改「ハンニバル」です。1/72スケールですが、意外に違和感なくヘルダイバーと並べることができます。

あとは、ウェザリングを施して全体のトーンを落とし、細部の塗装を行います。

そんなわけで完成!ヘッドセンサーの色はハンニバルに合わせて青に統一しています。

腰についているのはコンバットナイフ。TV版やコミックス版で出てきた装備ですね。

もちろん、ヘルダイバーの特徴であるエアブレーキも再現されています。こういうチラ見せパーツがカッコいい・・・

卓上で展開されるパトレイバーの世界。中学生の私が見たら大興奮だろうなぁ。次に出る予定の零式を予約しそびれたのが悔やむところです。

余談ですが、キット製作のモチベーションを維持するために、コミックス版のパトレイバーを読み返して、シビれていました。

現実世界でレイバーは実現しなかったけれど、やっぱりロボ物にはロマンがありますね。

庭先で撮影!やっぱり迷彩はかっこいいな〜
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Posted at
2021/03/06 21:06:36