望羊の丘から見る羊蹄山。
北海道滞在3日目の朝4時、宿泊したスーパーホテル石狩を出発。
まずは羊蹄山へ向かう。
今日の羊蹄山周辺は晴れ予報、そのために前日は稚内から石狩まで移動してきた。
東の空が明るくなってきた。
5時ごろ毛無山展望所へ。
雲の隙間から太陽の光が漏れる。
前回2019年4月下旬に立ち寄ろうとしたら冬季閉鎖中で入れず、ということで今回初めて訪れた。
小樽の街を見渡す。
一昨日到着した小樽港に新日本海フェリーが見える。
また今日も北海道に多くの旅人が上陸して各地へ散っていっただろう。
道の駅あかいがわ。
この道の駅は毛無山展望所が冬季閉鎖で入れず通過して、遅い昼食と思って立ち寄ったら、
ちょうどレストランの営業が終了した直後でなんともガッカリした思い出がある。
馬鉄の歴史として鉱石運搬のために馬車鉄道が存在した。
羊蹄山の方へ向かいます。
八幡ビューポイントパーキングには6時に到着。
石狩のホテルを4時に出発したのでここまで2時間かかった。
前日、もし稚内からオホーツク海沿いを通って北見あたりで宿泊してここまで来る場合、
貴重な朝の時間帯が移動で取られてしまうため、石狩を宿泊地とした判断は良かったと思う。
ちなみにこの日の道東エリアは雨のため、北海道内の西の方へ来る必要があった。
羊蹄山の上には雲。
「八幡ビューポイントパーキングへようこそ!」の看板が設置されていた。
パラソル付きのテーブルも春に来たときは無かった。
この雲、取れてくれないかな~。
「農家のそばや 羊蹄山」のところ。
羊蹄山の湧水。
一瞬、目の前の羊蹄山が分からなかった。
風が無くて池に景色が映っているので、これで羊蹄山がもっと見えてくれたらなあ。
前回来たときは桜が咲く少し前で、その時とは景色が全然違う。
雲が取れたとしても緑が生い茂って、春と比べて羊蹄山の見える範囲はだいぶ狭くなるようだ。
京極町のふきだし公園。
ここも春に立ち寄った場所で。
3か月前には満開の桜を見た場所は緑で覆われていた。
望羊の丘を目指します。
同じ場所で振り返って羊蹄山を見たところ。
この辺りで写真を撮ったことが無かったので撮ってみた。
国道276号から少し入った場所、町営牧場の案内へ進みます。
しばらく進むと羊蹄山が見えてくるこの辺りでいつも写真を撮る。
春の時にこの民有林道の「脇方錦連絡線」と「大富・脇方線」の2つが日本一の道と書いた。
2022年5月の記事→
『「脇方錦連絡線」と「大富・脇方線」 2022.05.09』
なので今回はその表示もしっかり撮っておこうと思った。
牧草地が手前にあるので羊蹄山の眺望は良い。
過去の同じ時期にも来たことがあるけど、夏だと緑がこんなに多いのかと。
望羊の丘には7時過ぎに到着。
しかし、春の時に望羊の丘の看板を掛ける右側の支柱が折れていて、
補修されているのかなと思ったらそのままの状態。
ということで望羊の丘の看板は無く、期待していただけにちょっと残念だった。
上の写真は2017年8月15日の朝6時、この時に初めて望羊の丘を訪れた。
右にあるこの望羊の丘の看板を今回は期待していた。
過去に訪れた経験から、春はまだ看板は無くて夏に来ると看板が掛けられている感じだった。
同じく2017年の写真で後ろは大富牧場となっているが、牧場としての機能は終了している。
この時は雲が多かったものの望羊の丘からの羊蹄山は良いなあと思ったが、
本当にすごいと思ったのは2019年の春に来て雪化粧の羊蹄山を見た時だった。
ここは羊蹄山に望羊の丘の看板を含めた風景が好きだったが、また来年以降復活するかな。
ただ、春ではなく夏に来ないと無いんだよなあ。
本来なら掛けられている望羊の丘の看板は春に続いてまだこの小屋の中に置いてありました。
望羊の丘から先に進みます。
春だとこの場所から先程の丘の上にある小屋が見えたけど、夏だと木で隠れて見えない。
この時は羊蹄山の雲が早く取れてくれないかなと思っていたが、
後になって思うとこれはこれで雪を被った羊蹄山のような感じで良いなあと。
今年の春に初めて望羊の丘からその先の道へ行ってみて、その素晴らしさに驚いた。
望羊の丘も良いけど、その先も良かった。
尻別岳にも雲。
望羊の丘から東に進むにつれて羊蹄山と尻別岳の2つの山が後方に見えるようになる。
Y字の分岐点のところ。
ここから見る羊蹄山も好き。
2017年の時は望羊の丘で引き返したので、8月にここまで来るのは初めて。
春に来たときと比べて道の両脇の草丈が高く視界が全然違う。
停めた車の後方にまわって。
ススキが赤いのは北海道特有?
尻別岳と羊蹄山の風景。
これは尻別岳。
「脇方錦連絡線」の次は「大富・脇方線」。
春の時はこの先へ行って通り抜けようとしたら雪があって進めなかった。
でも、このまま通り抜けてしまうより望羊の丘に戻った方が楽しい。
次に望羊の丘に来たら、この分岐を左に行ってどんな景色なのか見てみたい。
羊蹄山の雲が取れてきた。
ということで望羊の丘へ戻ります。
みるみる雲が少なくなっていく。
この坂を上ると望羊の丘。
再び望羊の丘、夏の景色だ。
望羊の丘の看板が無くて残念だったが、羊蹄山と小屋の風景も良いなと思った。
望羊の丘からその先もすごく良いことが今年の春に来て分かった。
一年に春と夏の両方の景色を見て、その比較を出来たことは貴重かな。
春の雪化粧の羊蹄山は驚くほど美しく、また来年の春も望羊の丘を訪れたい。