今回は当社デモカー(代車?)2号のアライメント調整と、
デブふくよかなドライバー
がアライメントに与える影響を実験してみました。
当社自慢の
B-DYNAアライメントテスターにて測定します。
タイヤを回転させながら測定/調整が出来ますので、走行状態に近いアライメント
を再現できます。
空車状態の測定結果です。
左がトーで右がキャンバーです。
リアトーがずれていてスラストアングルが出ています。
デブふくよかなドライバー(推定85k)1名乗車
右フロントのキャンバーがさらにポジになり左フロントのキャンバーは
ネガが強くなりました。フロントトーはトータル1mmほどインが強くなりました。
リアはトーがいい具合に変化してスラストアングルがゼロになりました。
コペンのリアは大体左のトーが強めになっている車両が多いのですが、
乗車状態を見越して設定されているのかもしれません。
さらに
デブふくよかなナビゲーター(推定96k)投入しました。
推定0.18TONの荷重が掛ります。
コペンの悲鳴が聞こえるようで心が痛みます。
重量分布が良くなったので、フロントキャンバーはいい感じになりました。
フロントトーはさらに1mm近くインになりました。リアは空車状態のバランス
に近くなりました。スラストアングルも再発生です。
今回は不特定多数が乗る代車?なので、空車状態でリアアライメントを
調整します。
調整するといってもコペンのリアはトーションビームですので、
取付位置を
ずらして主にスラストアングルをゼロに持っていきます。この場合注意する
事は、セットバック(ホイールベース)を測定してバランスを見ながら調整
しないと
迷宮に入ってしまいます。
リアの取付ボルトを緩めます。
数値を見ながら調整します。
リアトー左右共に+1.4mmとなりスラストアングルもゼロになりました。
キャンバーは変わりませんでした。
最後に
1G状態で規定トルク(100N・m位)で締め付けて終了です。
アライメント調整をする時に、空車状態か乗車状態かどちらが良いか良く
聞かれますが、個人的にはどちらでも良いと思います(爆
厳密にするにはコーナーウエイト調整が必要になります。
良く使うシチュエーションと
タイヤの減り方で調整するのがベストだと思います。
アライメントは数値も重要ですが、
タイヤの減り方とフィーリングが大事だと
個人的には思います。
前回のコペンフェスタで好評でしたコペン限定アライメント大特価ですが、今回もやります!!
フロントトー調整と今回実施したリアトーのスラストアングル低減調整を込で
何と
8,400円で実施します。(要予約)
(キャンバーボルト等の社外パーツ装着の調整は別途料金となります)
詳細は後日サカイよりご案内します。
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アライメント | 日記
Posted at
2010/09/30 20:35:01