文京区のとある場所を歩いていて、道路に面した集合住宅の一階の、大きなガラス扉の向こう側に、S197マスタングのブリットらしき車が駐車されていることに気付きました。
道路から写したこの写真では、ガラスに黒っぽい色が付いているため、中に収まった車の様子がなかなかはっきりとうかがえません。しかし明らかにガラス越しに、ダークハイランドグリーン調のS197を確認しました。
S197マスタングのブリットといえば、フォード純正による「ブリット・パッケージ」として2008年、2009年の2年間限定でリリースされたモデルがあり、それは一般にUSブリットなどと称されています。USブリットは、私は過去に一台だけ実車を見たことがあり、それと比べると今日出会ったこちらのモデルは、いくつかの部分で相違点がありました。例えばUSブリットのフロントグリルがハニカムパターンであるのに対して、今日のはメッシュであったり、USブリットには付いていないボディサイドのGTエンブレムやダミーエアスクープがあったり、といった塩梅です。
おそらくこちらのモデルは、USブリットではなく、それよりも前に日本でS197マスタングをベースに、昔日のブリットのイメージでモディファイされたカスタムモデルだろうと考えています。だいぶ以前にネコパブリッシングから発刊されたマスタングのムックに、そのJAPANブリット?が紹介されていたことを記憶しています。私はこれまで実車を見たことがなかったので、もしこのマスタングがそれであれば、これもUSブリットとは違った意味で希少な存在ではないかと思います。
5/14 追記:
みん友のホープさんの愛車がまさにJAPANブリット、すなわちBF(Blue Flame)ブリットで、その成り立ちやディテールについて
くわしく紹介されています。
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Mustang | クルマ
Posted at
2019/05/13 22:20:08