「クルマの映画、映画の中に出てくるクルマ」その２３

昨日に引き続きもう１本ご紹介、

コレご存知の方いらっしゃるでしょうか、

私は初めて見ました、

「ダーティ・メリー・クレイジー・ラリー」
’７４年の作品です。



深夜放送でも昼のロードショウでも雑誌の紹介なんかでも見たコトなかったです、

と言うコトはＢ級か？
（苦笑）

しかしコレを見た今、

私はコノ作品を「Ｂ級のようなＡ級」とか「Ａ級のようなＢ級」とか
勝手ですがそんなカンジにランキングしたいと思います、

少なくともタダのＢ級にしてしまうには惜しいと言うか
とても良く出来てる作品、

正直面白いです
おススメです、

たいていのお店のＤＶＤコーナーの「タ行」の棚の、

名作「ダーティ・ハリー」のお隣にあります、
（笑）

私も初め「何だコレ？ハリーのパクリか？」（苦笑）と思って手に取ったら・・・、

おぉ～パッケージイカシテるではありませんか、

買わずにおれなかったです。
（笑）



内容は・・・コノ時代の映画、

先日の「バニシング・ポイント」と同じアメリカンニューシネマ系なので
取り立てて内容はありません、
（苦笑）

簡単に書けばカーチェイス映画ですね、

登場するおクルマはもう皆さんチョットはご存知でしょう
「ダッジ・チャージャー」
テールランプがヨコ１列なので・・・’６９年型でしょうか？
以前ご紹介した「ブリッド」に出てくるのより新しい型ですね、

コイツがまた素晴らしいカーアクションを披露するのですョ、

前半は何てコトないハードトップで逃走（アクションはスゴイです）
スミマセン「シボレー」までは分かったのですが車名が・・・マリブでしょうか？？？

そして途中で前述のチャージャー（またしてもトップモデルの「Ｒ／Ｔ」です）を奪って逃走・・・、

運転するのはピーター・フォンダ、

ご存知の方も多いかと思います
名作「イージー・ライダー」の主演でもおなじみの俳優さんですね、

そしてチャージャーを追う保安官役がビック・モロー、

コチラの俳優さんも古い映画お好きな方ならご存知でしょう
西部劇や戦争映画など多数に出演されている名優さんですね、

ヘリコプターで追跡するのですがやり取りがまたスゴイのですョ、

こんなトコロからもコノ作品を単なるＢ級としてしまうのは惜しいのです、

そしてまたしてもニューシネマらしい衝撃のラストシーン、
（ココに至るまでの細かいトコロもキッチリ描写してるのですョ素晴らしいです）

コレは見てのお楽しみにしておきますので書かないでおきます
ホントおススメです
ぜひ見てもらいたい作品です。




次回は「チャレンジャー」そして「チャージャー」が競演する映画をご紹介したいと思います。