...NOTHING LIKE THE SUN

1987年に発表されたスティングの2ndアルバムです。

STING/...NOTHING LIKE THE SUN

アルバム全体の雰囲気としては、1stアルバムの延長線上にあるサウンドだと思います。

シンプルで一つ一つの音が、歯切れ良くシャープに聞こえます。
決して何時の時代に聴いても、古臭く聞こえないサウンドです。

参加したゲストも豪華でした。
「WE'LL BE TOGETHER」には、エリック・クラプトン。
「THEY DANCE ALONE」には、マーク・ノップラー。
「THE LAZARUS HEART」と、「BE STILL MY BEATING HEART」の２曲には、アンディ・サマーズ。
とくにクラプトンは、「WE'LL BE TOGETHER」で一発コードをかき鳴らすだけで、抜群の存在感を見せています。

収録曲も、名曲揃いです。
その中でも名曲中の名曲が「ENGLISHMAN IN NEW YORK」と、「SISTER MOON」です。
熱心にアムネスティの活動を支援している事から、当時のチリ政府の政策に対してショックを受け作った、「THEY DANCE ALONE」のようにメッセージ色の強い曲もあります。
またジミ・ヘンドリックスの名曲「LITTLE WING」の、カヴァーヴァージョンも収録されています。
スティングがジミ・ヘンドリックスの影響を受けていたとは、想像もしませんでした。

１．THE LAZARUS HEART
２．BE STILL MY BEATING HEART
３．ENGLISHMAN IN NEW YORK
４．HISTORY WILL TEACH US NOTHING
５．THEY DANCE ALONE
６．FRAGILE
７．WE'LL BE TOGETHER
８．STRAIGHT TO MY HEART
９．ROCK STEADY
10．SISTER MOON
11．LITTLE WING
12．THE SECRET MARRIAGE