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2015年03月30日

【大腸がん】発見までの経緯

あまり面白くない内容かもしれませんが、私の経験が誰かのお役立てができれば・・・と、備忘録を掲載させて頂きます。

先のブログでも記載しましたが、私の病名は「横行結腸がん」まぁ、大腸がんで、本日の病理検査報告で初期ステージなことが判明しています。ともあれ、発見から準備、その後の流れをまとめてみましたので、暇な方は読んでみてください!

10月28日 健康診断
会社から指示されている年次健康診断。いつもは9月頃に行っているが多忙により10月末までずれ込む。都内に勤務しているので、いつも利用するクリニックに予約、検診。

11月21日 再検査依頼
健康診断の結果、便潜血の疑いが浮上した(ちなみに目視レベルでは何も変わりはないし、体調の変化もほぼ無い)。この日は同クリニックに再検査予約をしたのみ。

1月13日 再検査
クリニックより予約指定した日は年明けのこの日になった。検査内容は大腸バリウムという、下半身からバリウムを入れてレントゲンで影を見るという内容。なぜこの日になったかというと、検査の特性上、腸内を洗浄せねばならず2日前から食事指定や“排出”があるので仕事業務をこなし辛いからだ。検査前日に指定された下剤でスッキリし、この日に挑んだ。

実際の検査内容は、肛門に潤滑剤を塗られ指を入れるという直腸検査と、部屋を変わってバリウムを空気とともに注入され、回転台に乗ってレントゲンを撮るという検査で、検査過程で空気と異物を入れられるので便秘に似た腸の症状が人工的に再現される。非常に微妙な検査で、心の準備をしていないともの凄く“プライド”がズタズタになる。検査後は人生で一番長い時間がかかる“屁”とバリウムを放出した。

検査結果はその日に判明し、レントゲンの写真を見るとどうも大腸部分に影が見えるとの事。これは宿便の可能性もあるし、便潜血の原因が痔でないことは直腸検査で判明しているということもあり、もう一度詳しく検査をしたほうがいいとのアドバイス。行きつけの病院を問われ、地元の総合病院を指定。そのまま紹介状とレントゲン写真を渡され、再検査を行うことにした。

ここでポイントなのは、このクリニックではこれ以上の検査と処置ができないことと、直接該当部を見る“内視鏡検査”の方が精度が高く出来るということで、「大腸バリウム検査」をするならば「内視鏡検査」が出来る施設に行ったほうが時間もコストも短縮できるということ。

1月31日 再検査予約
紹介状を持ち地元の総合病院へ。先生へレントゲンを確認して頂くと非常に微妙な反応。どちらにしても、直接見ないとわからないし、異物がある可能性は高いとなり、内視鏡検査の予約を行った。

2月13日 内視鏡検査

検査を行うにあたり前日からの絶食と、当日朝は腸を洗浄する準備があった。朝の9時から一時間かけて1リットルの(水に溶いた)下剤を飲み、同量の水を摂取する。便の色が透明になるまで下剤と水を飲んでいくのだが、これが結構体力を消耗した。検査時間は14時からなので、ちょっと早めに病院へ。
検査は肛門からケーブルを差し込み、ビデオ確認やポリープがあればマジックハンドで腸の内壁を切削する。腸のカーブを曲がる時に“痛み”が無いように部分麻酔を施してもらうと下半身が痺れだした。検査は大腸バリウム検査よりも楽で、実際にカメラを見ながら自分でも確認をすることができる。

該当部分がカメラに写った際、ポリープであればそこで取って終了だったのだがどうも様子が違う。そのまま組織採集を行い施工は終了となった。検査結果は翌週に出るとのこと。

2月21日 検査結果報告
・結果 横行結腸がん
組織検査を一週間かけて行った結果は「癌(ガン)」だった。原因は色々あろうが、この場合は対処が先だ。病巣は1センチの部位が間をおいて2箇所。通常のポリープに準ずる小さいものであればそのまま病巣を内壁から剥離して終了であるが“間をおいて”いることがポイント。表層的には別のようでも中で繋がっている可能性が高い。腸は五層構造になっていて、その層の深さにより大腸ガンのステージは決まる。少なくとも内壁でつながる可能性を見るならば“ステージ2”だ。加えてステージ3となると腸から繋がるリンパを通して別の臓器に転移するという。

・処置方法
今回、比較的早期発見だったこととまだ年齢が若いことから最大限のリスク回避をするために病巣を中心に前後10センチ、合計20センチの大腸と周りのリンパを切除、結合することを先生にお勧めされる。ちなみに内壁だけを削る処置で済むかも知れないとはされていたが、毎年検査をしてハラハラするならば早い決断がいいとの言葉も頂く。そこで選択の余地はない、手術をお願いすることにした。

ここまでのまとめ
消化器官(胃、腸)の癌は早期発見でリスクが大幅に軽減されます。私がラッキーだったのは健康診断で判明したこと。
逆にアンラッキーたっだのは「大腸バリウム検査」。これを行うくらいならば、内視鏡検査を行なったほうが一発で解決します。この検査を踏まなければ1ヶ月以上、発見は早かったかと思います。
ブログ一覧 | 病気 | 日記
Posted at 2015/03/30 16:43:30

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この記事へのコメント

2015年3月30日 20:30
早期発見ができたことに
「イイネ!」を!

やっぱり定期検診、大事ですね。
ウチもガンの家系なので・・・。
コメントへの返答
2015年3月31日 18:52
ありがとうございます!
私も定期検診なんてナメていたのですが、こういう機会がないと見つからないのも事実だそうです・・・!

大腸がんの前兆なんてほぼ無かったですよ!自覚症状もないし!!

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