
「ドムにハズレ無し」という言葉がガンプラ業界(?)にはありますが、最近手を動かしていなかったこともあり、久々にガンプラを作りました。
今回のターゲットは旧キット1/144スケール「リックドム(MS-09R)」。1981年に発売されたキットなので、今から37年前になるんです。あぁ、刻の流れは残酷です。

因みに「リックドム」と「ドム」の劇中で見た目描写の大きな違いはありません。「リックドム」は宇宙用のドムとして「スカート付き」と呼ばれ、尻と脚のフレアに推進装置が付いている設定です。
リックというのはロケットから派生した造語で、ガンダム世界では空間戦闘用を指します。ドムのほかにはリック・ディアスが有名ですが、最近はリック・ディジェも登場しました。

なぜ「ドム」で出なかったのかというと語呂の良さや、メカコレクション(旧キット)は放映後にリリースされたので劇終盤に活躍した「リックドム」が採用されたのかと。でも、箱の作例は黒い三連星・トリプルドムのイメージだったりします。

制作はいつもの通り、素材を活かす方向性で。
ブロックごとに組み、合わせ目を消しています。基本塗装は余っていた黒と紫を吹いています。ジャイアント・バズが手と一緒に成型されているのは旧キットの味ですね。

ベルトや胸回り、モノアイガード(とさか)などは筆塗り。まだ仕上げ前なのではみ出しまくり!

塗装をリカバリーしてフラット(艶消し)スプレーをすると、それっぽく仕上がります。

旧キット自体、各パーツの造形は悪くないので関節(特に足の付け根とふともも)を調整するだけで見栄えがかなり変わります。

そんな訳で完成。ジャイアント・バズが小さいのはご愛敬…どうしても抱えて持つことが(無改造では)出来なかったので、両手で持っていただきました。

後ろから。脚が長いのでドムのくせにスタイリッシュ…ちなみに接続は針金で上から通しているだけです。もっと脚を短くするにはスカートか太もものクリアランス調整が必要です。塗装後に気づいたので諦めました…

名作、HGUC「ドム」さんと。HGUCもかなりカッコいいのですが、悪役っぽいのは旧キットですね。
因みに(見えないですけれど)アーマー裏はきちんと赤く塗装してあります。

ついでに旧キット「ガンダム」さんと。体格差を踏まえると、確かにドムは重モビルスーツです。
これを踏み台にしてしまうガンダムさん、実際の巨人たちの戦いは想像つきません。

そんな訳で、久々のガンプラでした。やっぱりプラモデルは面白い!
はやく暖かくならないかな…(指が動くので)
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ガンプラ | 日記
Posted at
2018/02/28 13:09:03