地下鉄通路にて

溜池山王駅より徒歩4分。会社案内等で目にするこの表記。でも、実際に歩いてみると時間がかかって「思ったより遠い！」って事ありませんか。

ちょっと気になって調べてみると、徒歩所要時間の記載は「1分＝80m」「敷地出入口が起点」というルールになっていました。

地下鉄などは出入口によっては改札ゲートまで遠い事もよくあるので、想定より時間がかかるのは当たり前だったのですね・・・

ちなみに80mというのは、ヒールの女性が1分間に歩ける距離が目安だそうです。


さて、通勤のため毎日歩くのは東京メトロの溜池山王駅。オフィスには12番出口からのアクセスがいいのですが、これがめっちゃ長い通路なのです。健康のため、運動のためと思ってヒーコラ歩いています。

ただ、この間から情緒的なパネルが設置されていて歩きながらも目に付くようになりました。

よくよく調べてみると、一昨年の春（2017年3月）に33年にわたる営業運転が終了した「営団01系」のパーツを写しているのです。

カッコいいディスプレイだな～と思っていたら…

反対側に、そのパーツを用いた自動販売機が設置されていました。しかも懐かしの01系ラッピングがされています！

東京メトロの粋な演出をするなぁと思ったら、働くオトナに向けたメッセージをメディアで放つ「サントリーBOSS」とコラボした自動販売機だそうで…なるほど、ちょっと納得しました。

クルマの世界では、モデファイで旧車パーツを流用を目にしますが（※NAロードスターのS800ミラーとか）、退屈な地下通路の一角にこういったものがあると嬉しいものですね。

ちなみに営団01系はレストアされて、熊本電気鉄道にて活躍しているそうです。

熊本に行く理由が出来たなぁ。