
先代ロードスターからRX-8、そして今の愛車へ取り付けているセミバケットシートをメンテナンスするために取り外しました。
しかし、シートを外したままだと運転ができません。そこで、部屋のインテリアになっていたAZ-1の純正バケットシートを取り付けました。
このシートはもともとロードスター用として、(マツダ統合前の)マツダスピードブランドで提供されていたシートフレームを流用しているので、いわば本来の場所に出戻った形です。

また、一時期このシートはみん友のしゅんにいさんにお貸ししたことがあり、返ってきたときにシートカバーが装着されていました。わらしべ長者な気分です。
ただまぁ、NAとNBで微妙にシートレールの仕様が違っているので取付けにはコツが必要ですが、その辺は何とかなりました。
参考→
https://mx-5nb.com/2019/12/28/az1-seat/

しかし、ちょっとショックだったことがありまして・・・大昔、AZ-1に装着されていたころはしっくり身体になじんでいたのですが、どうも私の体形が変わったようで勝手が違います。

記憶だとガッツリ腰を抑えてくれていたのですが、座高が上がってしまって全然ダメだったのです。

でも、ここからがこのバケットシートの本領発揮で・・・純正シートなのに座面を取り外すことができるので、クッションの調整が自分でできるのです。
純正ウレタンを削るのは流石にもったいなかったので、100円ショップで適当な座布団を買ってきて、調整を行うと・・・しっくりきました!ペラペラなのが逆に良い仕事をしてくれた・・・

そもそも、シートのアンコ抜きはビンボーチューンの基本ですが、よくよく考えたら純正状態でこういったことまで配慮されているのは、このシートの原点はチューニングパーツだったからでしょうか。ホント、この時代のマツダって流石だなぁと思います。
思えば、AZ-1やロードスターに限らず【ひと昔前のクルマ】って、こういう「自分でやれよ」っていう作りというか、牧歌的な余地があったように感じます。

久々のフルバケは、コーナーでガッチリ身体が固定されて気持ち良かったです。やっぱり自動車いじりの基本は「シート」だなぁと思ったのでした。(※個人的見解です!)
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ロードスター | 日記
Posted at
2021/03/03 17:52:28