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「ガッシャン！」私の部屋で活躍している扇風機を、たまたま嫁さんが倒してしまいました。

ただ、普通に考えてガシャン的な音ってなかなか聞きません。嫌な予感がするのでユックリ立て直してみると、フレームやケースの構造材がポロポロと落ちていきます。マンガで「劣化」をボロいといいますが、まさにその通り…

足元のスイッチを押しても、何かが干渉してブレードが回りません。

こんなにあっさり逝ってしまうのか…と、本体のコーションマークを確認すると【02年製】と書いてありました。つまり…平成14年製、つまり17年前の製造ということですね。

扇風機って壊れるイメージは無かったんですけれど、ABSの構造材が触るだけでもボロボロ崩れてしまうくらい劣化しているのは衝撃でした。

ちょっと調べてみたら、2007年以降の扇風機は【耐用年数】の記載が義務付けられていて、大体10年くらいが目安になっているようです。

それでも余裕で使えてしまう扇風機がおおいそうで、電気パーツのショートによる火災の筆頭原因は扇風機になるそうです。

一応、ブレードだけ付けなおしてスイッチを入れると動くのですが…ベルセルクに出てくる拷問器具みたいで、このまま使用するのはリスクが高そう。可愛そうだけれど、この子は役目を終えた感じです。

まぁ、事故を起こす前に壊れたことは結果オーライということで。

扇風機はガタついていたり、焦げ臭くなったら危険だそうで、常時メンテナンスが必須だとか。ただただ17年間働いてくれたことに感謝です。

さて…ふと思ったのは、2002年式（H14年式）といえば、NB3と同じ時期。用途は違うかもしれませんが、工業製品という観点ではこの子も危うい。（※登録時期の関係で、H15年式だけど）

…そういや、最近パーツがポロポロ欠けるけど、今回の扇風機を見たら納得しちゃいました。それじゃ30年前の先輩たちは…！？