
昨年と同じくゴールデンウィークも自制心を求められる生活になっています。まぁ、世界的なことですから仕方がありませんね。
逆に、愛車の整備を行う絶好のタイミングともいえますので、懸念事項であったショックアブソーバーの交換を行うことにしました・・・って、自分がやったのは写真記録と応援くらい。
前回のラジエーター交換と同じく、みん友ののりさんに多大なるご尽力をいただき、作業を行いました。
→ 詳細なレポートはこちら
NBロードスターのサスペンションメンテナンス(検討編)
https://mx-5nb.com/2021/05/10/shock-absorber-replacement1/
【NBロードスターアーカイブ】
https://mx-5nb.com/

私のNBはバンプするとリアの底付きがあったり、路面状況によりスカットルシェイク(ボディがバラバラに振動する)が気になっていたことから、ショックアブソーバー交換を決意しました。

愛車はNR-A相当なのでビルシュタインが入っているのですが、新品は結構いい値段になっています。ただ、オーバーホールできる情報を得たので、取り急ぎ純正の脚でもいいかなぁ・・・と思っていました。
ただ、調べていくと旧車へのリプレイスとしてKYBの「NEW SRスペシャル」の評価が高く、私自身車高を下げる価値観もなかったので、こちらに決めました。

そんなわけで、ショック本体と消耗パーツ周りをみんな大好きモノタロウで注文しました。これがクリスマス頃の話で諸般の事情から作業を行えず、気づいたら5月になっていました・・・
なお、先日純正パーツの値上げがあったそうで、早めに注文していて良かった!

そんなわけで昨日は絶好のサスペンション交換日和!ロードスターがウマにかけられて浮いています。

リアのショック状況を確認しようとダストブーツをめくると!!バンプストッパーが粉々に砕けていました!そりゃ底付きしますよね・・・
ストロークの短いリアの衝撃を吸収してくれていたストッパーですが、15万キロ放置していると、こうなるようです。オーナーとしてお恥ずかしい・・・
ちなみに砕けていたのはリアのパーツのみで、フロントのストッパーは原形を保っていました。

スタビリンクを外して、ダブルウィッシュボーンのアームブッシュを緩めて・・・ビルシュタインを取り外します。固着しているボルトを外すのは匠の技だと思います!

スプリングコンプレッサーでバネを縮めて、パーツを分解していきます。

ゴムやウレタンパーツは全て交換です。

それを印刷しておいたパーツリストを見ながら、NEW SRスペシャルに組み付けていきます。

アーム部分も経年劣化で錆が出ていたのでワイヤーブラシをかけて、防錆加工を行っていきます。

ちなみに外したビルシュタインは「Made in Germany」の刻印がありました!

逆の手順で仮組みしていき、アームを下からおさえて1G組み付けを行なっていきました。

途中、雨がパラついて作業中断することもありましたが、1日かけて無事に交換完了!お疲れ様でした!!

なお、ショック交換の効果ですが、最初は思ったよりもゴツゴツしているなぁと思いましたが、これはゴムブッシュがこなれて収まっていくと思われます。
一番感動したのは、バンプの底付きが無くなったことをはじめ、うねうねしている路面でもフワフワしないで脚が追従していったこと。これは素晴らしい!

車高も上がるかな?と思ったら、全然想定内だったのでオッケーです。そんなわけで、嫌な顔一つせず作業をしていただいたのりさんには頭が上がりません。ありがとうございました!
次はアライメント調整と、愛車の劣化していたもろもろを見たので、その辺りの宿題を解消かな。ロードスター道は奥が深いですね・・・
Posted at 2021/05/02 10:26:33 | |
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ロードスター | 日記