
Sea級グルメ全国大会なるイベントと併せて、海上自衛隊のミサイル艇「はやぶさ」一般公開がありましたのでお出掛けしました。
自身にとってミサイル艇「はやぶさ」見学はコロナ明けでは初めての5年ぶりでした。
ミサイル艇「はやぶさ」一般公開 (Sea級グルメ全国大会と併せて開催)

自身にとってミサイル艇「はやぶさ」見学はコロナ明けでは初めての5年ぶり6回目になりました。
【1】2016年:
”不審船キラー” ミサイル艇 「はやぶさ」 一般公開
【2】2017年:
ミサイル艇はやぶさ一般公開1日目(前編),
ミサイル艇はやぶさ一般公開1日目(後編),
ミサイル艇はやぶさ一般公開2日目
【3】2018年:
舞鶴サマーフェスタ ① ミサイル艇「はやぶさ」
【4】2019年:
京都舞鶴防災フェスタ2019 ⑤
【5】2019年:
ミサイル艇「うみたか」じゃなくて「はやぶさ」一般公開in河下港
一般公開10時開始のところを早めの9時に会場の港ターミナルに到着の図です。

本当はミサイル艇「はやぶさ」に近いいつもの駐車場に停めて愛車と一緒に撮影したかったですが、Sea級グルメ全国大会が思いのほか大規模なイベントでいつもの駐車場が会場として使われてたので、係の人におとなしく従い臨時駐車場に停めることになりました。
一般公開の開始前に鉄柵の外側からミサイル艇「はやぶさ」を撮影しています。
陸上自衛隊米子駐屯地からも車両の展示がありました。
今度は港ターミナル2Fの展望デッキから眺めています。 青空! 快晴!
まだ一般公開の開始前ですが、しれっと岸壁に出てみました。
偵察用オートバイ(カワサキKLX250K1)

ミサイル艇「はやぶさ」一般公開の開始前、まずは陸上自衛隊の車両展示を勝手に見学。
偵察部隊に装備し、高速走行および不整地走破性に優れ、偵察または警戒のために使用します。

水冷4サイクルガソリンエンジン総排気量249cc、最高速度135km/h以上。
軽装甲機動車

全長:4.4m、全幅:2.04m、全高:1.85m、重量:4.5t、最低地上高:0.41m
最高速度:100km/h、エンジン:4ストローク水冷ディーゼル、最大出力:160PS、乗員:4人、行動距離:約500km、開発:防衛省技術研究部、製造:小松製作所

主として普通科部隊などに装備し、戦略機動および戦場機動などに使用される。
固有の搭載火器は無いが、普通科部隊なとが搭載する5.56mm機関銃の車載射撃および軽対戦車の誘導弾の車上射撃が可能である。 平成14年度から部隊装備された。
高機動車
全長:4910mm、全幅:2220mm、全高:2350m、重量:2700kg
最高速度:125km/h、乗員:10人、エンジン:4サイクル水冷ディーゼル、製造:トヨタ自動車

一般道路の高速走行性能に加え、高い最低地上高および空気圧調整装置により、優れた路外機動性能も有する。 またランフラットタイヤの採用により、被弾時の走行性能を向上している。
73式小型トラック 1/2tトラック(パジェロ)

全長:4.14m、全幅:1.76m、全高:1.97m、重量:1.9t、最高速度:135km/h、乗員:6人、エンジン:4サイクル4気筒ディーゼル、武装:12.7mm重機関銃,対戦車ミサイル等、製造:三菱自動車工業
「73式」となっているが、製造コスト削減・部品の共通化・民生品の活用の一環から2003年度以降に「制式化」対象から除外され、以降の名称については「1/2tトラック」に変更された。

近年、無線機が小型化され(広帯域多目的無線)右側リアホイールハウス上面の範囲で搭載できるようになった為、無線機を搭載しても6人乗車可能である。
ミサイル艇「はやぶさ」 PG-824

全長:50.1m、最大幅:8.4m、排水量:200トン、喫水:1.7m、乗員数:21名、速力:44ノット
44ノット(時速80km)の速度で航行するため軽量化が計られています。

機関:ガスタービン3基、軸数/馬力:5400馬力
推進装置:ウォータージェット3基

高速で航行するためにスクリューを使用せず、船底から大量の海水を吸い込み、ダクトから一挙に噴き出すことにより推進力とするウォータージェットとというシステムを採用。 これは、船底から大量の海水を吸い込み、ダクトから一挙に噴き出すことにより推進力とする方法で、原理はイカやタコの泳ぎ方と同じです。 また、ダクトの向きにより方向を変換します。
ミサイル艇のミサイル:艦対艦ミサイル(SSM-1B)

SSMとは、艦から発射して敵艦に命中させるミサイル。
筒1本の中にミサイル1発が収められてます。 射程:100km以上
76mm速射砲

最大射程:約16km、最大発射速度:100発/分 ※元はイタリアの会社の設計です。
FCレーダー (射撃指揮装置方位盤) ※白くて丸い円盤状の箇所

ミサイル誘導レーダー FIRE CONTROL SYSTEM (FCS) 敵のミサイルや戦闘機に照準を合わせます。 FCレーダーの後ろには対水上レーダーや電波探知装置などがあります。
一般公開の開始前に76mm速射砲の砲身が頭をもたげました。
10時の予定よりも早く9時半から一般公開が始まって乗艇しました。

まずは艇の前方甲板から見学。
76mm速射砲を見上げる。
護衛艦が装備している砲とほぼ同じですがシールドが角張った「ステルス型」になっています。

砲塔の中は無人で、遠隔操作により「装填・発射・排莢(はいきょう)」を自動的に行います。
排莢(はいきょう)とは射撃し終わった空薬莢を銃の外へ出すことです。

砲身の真下にある赤丸で囲った箇所から空薬莢が飛び出ます。
飛び出た空薬莢は赤線矢印のように弧を描いて床上に転げ落ちます。
続いて艦橋に忍び込みました。

ミサイル艇でも艇橋ではなく艦橋と呼びます。
艦橋は、艦を実際に運転する場所で、操舵操縦装置や電子海図装置(GPSナビのようなもの)が装備されています。 荒れた海を高速で走ると揺れと衝撃が大きいため、護衛艦と異なり全員がシートベルト付の椅子に座って勤務しています。
操縦席に座ってみて操舵ハンドルを握ってみました。

大きな艦艇だと丸いハンドルだけど、このミサイル艇は航空機のようなハンドルでした。
艦橋内の左側にある赤い座席が一番偉い司令官席です。
司令官席に座ってみました。
艦橋内の右側にある赤と青の座席が艇長席です。
艇長席にも座ってみました。
甲板に出てチャフロケットシステムです。 (艦艇の左右に同じものがあります)

チャフロケットシステムは、自艦に向けてロックオン、発射されたミサイル攻撃に対処し、これを撹乱するために用いられます。
艇の中程に複合型作業艇があります。

この複合型作業艇は、海上自衛隊の艦艇に搭載するものであり、合成繊維の基布に合成ゴムを塗布した引布製の浮力体気室とFRP製外板、トランサム板及び甲板が一体に成型された船こくとを接着接合させた複合型船体で作業に要求される装置を有し、船内外を搭載して航走するものである。
全長:約6.30m、全幅:約2.50m、深さ:約0.91m、質量:約880kgf、定員:10名、船用主機:ヤンマーディーゼルエンジン(形式:立形水冷4サイクル・ディーゼル機関、回転数:3600rpm)、速力:約20kt
ミサイル艇の艇尾にある主力の兵装が、90式対艦ミサイル(SSM-1B)です。

左右2筒ずつ斜め上を向いて発射筒が計4筒あります。
SSMとは、艦から発射して敵艦に命中させるミサイル。 筒1本の中にミサイル1発を収納。

全長:5.1m、重量:約660kg、射程:100km以上
艦艇、潜水艦、航空機及び陸上から発射可能なミサイルで、敵のレーダーを潜り抜けるため、海面すれすれを飛び、ミサイル自身で電波を発し、敵を捜索・探知して、自己誘導して目標に命中する。
旭日旗は日本の誇りです!

見学時は無風でたなびいてませんでした。
以上でミサイル艇「はやぶさ」一般公開の見学を終えました。

ありがとうございました♪
貰ったお土産です。 はやぶさ公式パンフレットやクリアファイル、メモ帳を頂きました。

ありがとうございました♪
パンフレットの裏面には乗艇記念のスタンプを押してみました。
また、Sea級グルメ会場の自衛隊広報ブースではSNSフォローで缶バッジを頂きました。

缶バッジはミサイル艇はやぶさでなく護衛艦いずもをチョイス。 ありがとうございました♪
さらに、自衛隊カード?も大盤振る舞いでたくさん頂きました。

ありがとうございました♪
ということで、自身にとって5年ぶり6回目のミサイル艇「はやぶさ」一般公開見学でした。

大変ありがとうございました♪
ついでに?、Sea級グルメ全国大会のほうも楽しんでますのでその件は次のブログで・・。
No.4418