
注目の初寄港となるチャイニーズ・タイシャン入港の様子を見ようと、朝早く灯台がある岬の公園に出掛けてきたわけですが・・。
なお、今年初寄港する大型クルーズ客船は、
マジェスティック・プリンセス、
ノルウェージャン・ジュエル、
ゴールデン・プリンセスに続く4隻目です。
寝坊したので始発の自家用車に乗り遅れてしまいました。
公園の駐車場に入ろうとしたら、もう既に目の前にチャイニーズ・タイシャンの巨大な船体が!
岬からゆっくり入港の様子を眺める余裕はありませんでした。
諦めてすぐさまUターンし次の撮影スポットに向かう。 チャイニーズ・タイシャンはすぐ横に迫る!

ぎりぎり間に合ってカメラを構えたところです。
ちょうど真横を通過するところで勝手な2ショット撮影をします。

朝寝坊したせいで慌てましたが、なんとか2ショット撮影だけは捕獲。
その後、寄港岸壁に向かうチャイニーズ・タイシャンの後ろ姿を眺めました。
一仕事終えた後でいつもなら朝コメダなのですが、たまには漁港の喫茶店に行くことにしました。

港の飲食店は開店が早い。 6時や7時に開店する。 それで中には昼に閉店する店もある。
午前11時に訪ねたら外に出してる看板を仕舞うところで驚いたことがありました。
初めて訪ねるお店です。 お店の前で少々待ってから、7時開店と同時に入店しました。

ここで偶然のハプニングなのですが、腕時計の針が7時ちょうどで止まってしまいました。
入店した途端に強力な磁力が? 不吉な初訪問となった。 電池切れしただけと思うけれど。
メニューに朝定食があったのでそれをお願いしました。
朝定食が到着。

いろいろなものが凝縮して盛りだくさんだ。
目の前がすぐ漁港に面しているので、朝から新鮮なお刺身が付いてます。
メインディッシュは塩鯖や目玉焼き。 ウインナーはあれば必ず最後に食べる大好物です。

朝からしっかりと美味しい食事を摂れました。 どうも、ご馳走様でした。(^^♪
朝の件はこれで終了。
夕方、再び港に舞い戻ってきました。
まずは、いつもの対岸から初寄港のチャイニーズ・タイシャンを眺め見定めします。

デザイン的には角張っててちょっと古い感じを受けました。
チャイニーズ・タイシャンの前身は、ドイツでオリンピック・ヴォイジャー(ロイヤルオリンピッククルーズ社)として生まれ2000年就航、その後2004年英国に売却されグランド・ヴォイジャー(イベロ・クルーズ社)に。 さらに2011年にイタリアに再売却されコスタ・ヴォイジャー(コスタ・クルーズ社)を経て、2014年に現在の中国資本の船会社・渤海フェリーが運航するクルーズ客船となりました。
いつもの対岸からも恒例の2ショット撮影を執り行います。

この日は釣り人たちがいてスペースが十分に取れず釣り具が写ってしまいましたね。
寄港岸壁に入いれる時間となり、大型クルーズ客船おもてなしサポーター活動のため入場です。

おもてなしサポーターとは、国内外から寄港する大型クルーズ客船を歓迎しおもてなしして、地域のイメージアップと寄港定着(リピーター)につなげていく観光ボランティアの活動をしていくものです。
ここで港の組合から緊急情報を告げられました。 出港時間が1時間早まったとのこと!

この時点で一般入場してる車両はカマロ含めて僅か5台です。 (その後もう少し増えます)
見送りに集まる人たちは出港時間に合わせて来るので、それが急に1時間も早まったとなると間に合わない人が続出すると思われました。
チャイニーズ・タイシャン

船籍:リベリア、全長:180.45m、総トン数:24,427トン、乗客定員:927名、乗組員数:360名
今回のクルーズ: 大連(中国)~(洋上)~福岡~(洋上)~舞鶴~境港~(洋上)~大連(中国)

乗客:約500名(中国)
煙突に施されてるのは渤海フェリー社のマークかな?

ビアガーデンのような電飾が張られています。
レーダーマスト。 スピーカーみたいなのも見えます。

CHINESE TAISHAN
中华泰山 (中華泰山)

船首の一番前には花柄が描かれている?
船橋(操舵室)の出っ張ったところから双眼鏡で見てる人を発見。 キャプテンか?
船体には音楽の楽譜記号が描かれていました♪

中国の客船はとにかく派手なデザインが施されてるのが多い気がします。
船尾にも音楽楽譜。

船尾は少し汚れが目立ちます。
なるべく後方に下がってから全体像を。
出港前のお見送り行事は万灯のパフォーマンスでした。 その準備をする人たちでしたが・・・

ここで有り得ない異常事態が起きてます! えっ?! あれは?!
1時間早まった出港時間から、さらに25分早く客船と岸壁を繋ぐロープが上がり始めました!
えええぇーっ?!

これには皆驚き唖然としました。 うろたえる地元民たち。
不意打ち的な出港に慌てて駆け寄りお見送りする。

おもてなしサポーター末端の自分としては役割は手を振ることなので対応は出来ましたが・・。
出てしまったよ。 逃げるように出港してくチャイニーズ・タイシャン。

お見送り行事を始める前の出港。 これは後ろ足で砂を掛ける失礼な行為に思えました。
大急ぎで万灯のパフォーマンスを始めるも、チャイニーズ・タイシャンはどんどん離れていきます。

通常は挨拶のマイクがあって、それからBGMが流れてパフォーマンスが始まるのですが。
意表を突いた出港のため挨拶もBGMも無しです。 デッキの乗客からは歓声は上がりましたが・・。
客船側と港の組合側との連携不足でしょうか? いったい何があったというのか。 真相は闇。

お見送りする側を完全無視した? 前代未聞のロケット出港にとにかく驚かされました。
初寄港のチャイニーズ・タイシャンは悪い意味でとても印象に残るものとなりました。