
アジア最大のクルーズ客船クァンタム・オブ・ザ・シーズ(168,666トン)は、同型客船のオベーション・オブ・ザ・シーズと並び日本に寄港する客船の中で最も巨大なものです。
そんなクァンタム・オブ・ザ・シーズが今年も当港に入港してくれたので、朝早くから灯台のある岬の公園に出迎えに行ってきました。
この日は台風接近中のあいにくの雨模様でした。

それにも関わらず、熱心にも早朝5時台から公園の駐車場に到着です。
岬に立って沖を見つめ待っていると、霞みの中からブォーッと汽笛が何度か鳴る。

次第に朝のもやもやの中から巨大な影が現れてきた。
クァンタムはアジアに配船される中で最も巨大なクルーズ客船です。

まるで巨大なビルディングのような構造物が海に浮かんでいるかのようです。
ゆっくりと時間をかけてこちらに向かってきます。
その姿は神秘的ですらある。

この光景を見れて朝早くから来た甲斐があるというもの。
静かに優雅に。

クァンタム、クァンタム。(-人-) 神々しい姿を拝んでご利益にあやかる。
灯台をクロスして港に入ってきました。
沖に見えるときはゆっくりに感じますが、目の前に来ると進むのが速い。
この画像を最後にクァンタムと競争して公園内を猛ダッシュで走る。

駐車場に停めてるカマロに飛び乗り200m先の撮影スポットに先回りします。
そして、2ショット撮影。

間に合いました。
雨の中、少しずつ立ち位置を変えて連写しています。
この後、寄港する岸壁に向かうクアンタムを後ろ姿を眺めてから朝の一仕事は終わりです。
一息ついての朝コメダ。
いつものモーニングを頂きました。

新聞や車雑誌を読んで寛ぎます。
バターを塗ったトーストに名古屋名物おぐらあんたっぷり乗せ。

甘くて美味しい。 どうも、ご馳走様でした。(^^♪
持ち場に戻って再び港に。

いつもの対岸からターゲットを眺める。 雨で霞んでますが対象物が大きいのでよく見える。
いつも巨大なクルーズ客船は寄港してるときは、街で一番大きな建造物になっています。
ここでも恒例の距離を超えた2ショットを撮影します。

ここから後は、午後の出港時刻まで長いインターバルをとりました。
お昼は吉野家の牛丼を食べた。
午後、出港お見送りのため寄港岸壁に入場しました。 クァンタムに最接近する。

大型クルーズ客船おもてなしサポーター活動の開始です。
おもてなしサポーターとは、国内外から寄港する大型クルーズ客船を歓迎しおもてなしして、地域のイメージアップと寄港定着(リピーター)につなげていく観光ボランティアの活動をしていくものです。

手前に見えるカラフルなのは、今年から登場した空気で膨らます歓迎のふわふわゲートです。
クァンタムやダイヤモンドプリンセスなどの超大型客船が寄港するときに設置されます。
さすが昨年
ポート・オブ・ザ・イヤーを受賞した当港。 頑張ってお金掛けてます。
その新兵器が台風接近の強風に煽られて大変なことになってしまいました。

海外からの乗客たちを歓迎するふわふわゲートが上に下に狂ったように踊る。
とっさに身の危険を感じて後退しました。

あぁ、何てことだ・・
あろうことか崩壊の瞬間を目撃してしまった。
クァンタム・オブ・ザ・シーズ

岸壁上の規制範囲内で一番遠くに離れて撮影しましたが全部は写りませんでした。
船籍:バハマ

船社:ロイヤル・カリビアン社(米国)
総トン数:168,666トン、全長:348m、乗客定員:4,180名、総定員:4,905名
今回のクルーズ航路: 上海(中国)~(洋上)~境港~長崎~(洋上)~上海(中国)

乗客の国籍: 主として中国
屋上に二足歩行で立つ謎のマスコットキャラ。 ピンク色の猫??

屋上はプールとかいくつものの遊戯施設があって、左に見える茶色のはボルタリングのですね。
出港前のお見送り行事は、台風接近の雨のため中止となりまして出港の場面となります。

岸壁の端まで近寄って離岸してくクァンタム・オブ・ザ・シーズを見送る。
見送りのBGMはピアノの生演奏。 いつも盛り上がる中国国家も演奏。

再見! 手を振ってさよならするもベランダに出てる人影は少ない。
ずっと離れてようやく全体像がフレームに入りました。
後ろに下がりながら巨大な船体の向きを180度変えていきます。
海を掻く音が聴こえる。 大迫力の旋回シーンを目の当たりにしています。
クァンタム後方右手にうっすらと見えるのが今年開山1300年祭の大山です。
ズームしてクァンタム。
巨大なクルーズ客船が目の前で旋回する驚きの光景は何度見ても凄いです。
いつもだと岸壁の上から後ろ姿が小さくなるまで見送るのですが・・

この日は何故か気合いが違った。
カマロに乗ってクァンタムを追いかけました。 追いつき並走して、そして追い抜く。

朝と同じ撮影スポットに先回りです。
出港時の2ショット撮影も行いました。

ここまでしつこくするのは珍しい。 やっぱりクァンタム・オブ・ザ・シーズは特別感あります。
それから公園内も走って追っ掛けて岬の灯台のところまで。

クァンタムの後ろ姿を最後まで見送った。 早朝から夕方までクァンタムどっぷりな一日でした。