
いつもの港でダイヤモンド・プリンセスの船内見学会が予定されてましたが、自身のスケジュール都合で参加することを諦めるしかありませんでした。
せっかくのチャンスを逃し悔しくて、調べると・・いつもの港の2日前に広島港でもダイヤモンド・プリンセス船内見学会があることを知り、参加枠50人の抽選に応募してみました。
後日、広島県から郵便封筒が届きました。

この件については、7月のブログ「
広島へ シトロエンへ」で触れてます。
あれから2ヶ月遅れでようやく話の続きを書けます。 当ブログは最大2ヶ月遅れで進行中。
届いたのは、ダイヤモンド・プリンセス船内見学会参加の案内でした。

大変ラッキーなことに参加枠僅か50人の抽選に当選しました!
いつもの港での船内見学会も同じく参加枠50人ですが、広島県の人口を考えると相当多くの応募総数があったと思われ、その中から抽選で選ばれるのはかなり低い確率であったはずです。
ともあれ、広島港行きが決まりました。
広島港にクルーズ客船を見に行くのは初めてです。
広島港でクルーズ客船が寄港する岸壁は、主に宇品外貿埠頭と五日市埠頭の2箇所あって、小型・中型の客船が宇品、大型が五日市になってるようでした。
11万トン超のダイヤモンド・プリンセスは五日市埠頭に寄港します。
宇品は自衛隊艦艇の一般公開で一度行ったことがあります。
(ブログ:
護衛艦「はたかぜ」一般公開 in 宇品港 (前編),
(後編) )
ですが、五日市のほうは行ったことがありません。 今回が初めてです。
ちなみにダイヤモンド・プリンセスの船内見学会の参加は、いつもの港で過去2回経験あります。
2016年:
潜入! ダイヤモンド・プリンセス船内見学会
2017年:
ダイヤモンド・プリンセス船内見学会&出港
なので今回は、3回目のダイヤモンド・プリンセス船内見学会であるとともに、初の五日市埠頭。
五日市埠頭がどんなところなのか興味を持って視察することにした。
船内見学会当日を迎え、広島港にやってきました。
実は、五日市埠頭は交通規制があって自家用車で行くことが出来ません。

それで適当に離れた場所を見つけて、そこから愛車と2ショット?撮影。
ダイヤモンド・プリンセスの手前に青い貨物船がある。

岸壁にたくさんの車があるのは、恐らくマツダの工場?から貨物船に載せて運ぶ新車かな?
五日市埠頭に行くには、数km離れたところにある商業施設ゆめタウン廿日市から・・
無料シャトルバスを利用します。

五日市埠頭⇔ゆめタウン廿日市を往復するシャトルバスで主に客船の乗客が利用する。
シャトルバスは大型観光バスで快適。 五日市埠頭に向かいました。

愛車でクルーズ客船に近付けないのは、いつもの港と勝手が違い残念だか仕方ない。
初めての五日市埠頭に到着。 バスは大きな上屋(倉庫風の建物)の前で停まりそこで降りる。

上屋から撮ったダイヤモンド・プリンセスです。 大きくて一度に全体を撮ることは出来ません。
ダイヤモンド・プリンセス

船籍:イギリス、全長:290m、総トン数:115,906トン、乗客定員:2,706名、乗組員数:1,100名
今回のクルーズ: 横浜~(洋上)~広島~関門海峡・釜山(韓国)~境港~金沢~酒田~(洋上)~横浜
乗客:約2,600名(多国籍)
上屋内の受付でダイヤモンド・プリンセス乗船のビジター・カードを受け取りました。

船内見学会の参加者は50人。
その中に帽子と服にクルーズ客船のピンバッヂを無数に付けたおじさん(おじいさん)がいて、誰彼無しに気さくに声を掛けておられました。 クルーズ客船の大ファンで、キラキラと目を輝かせながら、これまで100回以上も様々なクルーズ客船に乗船し、キャプテンにサインを貰ったとか、一緒に写真を撮ってもらったとか話をされる。 明らかにここ広島港の主、名物おじさんであると分かる人物。
広島港には変わった面白い人が居る。
船内見学会が始まるまで上屋から出て、ダイヤモンド・プリンセスの前方に行こうと試みるも・・

鉄柵があってこれ以上は前方に行けず。 五日市では客船全体の写真を撮るのは難しそうだ。
上屋(倉庫風の建物)は2つあって、もう1つの上屋では物品の販売も。

お土産物とか飲食物とか。 覗いて歩いてみる。
船内見学会が始まります。 案内役はプリンセス・クルーズ社の日本支社?の方でした。
参加者は1班と2班の25人ずつのはずでしたが、何故か50人纏めて1人の方が案内する形に。

乗船口です。 入るとすぐビジター・カードのバーコード読み取りと顔写真撮影。
金属探知機のゲートを通り、持ち物検査を受け、厳しい警備網を掻い潜る。
乗船口があったのが船内4階で、そこから階段を上がって5階へ。
ここは5階~7階が吹き抜けとなった客船の中心部で、ホテルでいう玄関ロビーみたいなところ。

グランド・プラザ(アトリウム)。
ウエルカム・パーティーもここで開催されたりするそうです。
グランドピアノ。
6階には高級ホテルのフロントのようなサービス・デスク。

乗客が困りごとや相談で駆け込むところ。
客船内にはレストランやバーがたくさんあって、

ここはザ・パシフィック・ムーンというダイニング・ルームです。
椅子には自由に座って下さい、是非とも座って感触を味わって下さい、とのことで座ってます。

「座ってても何も出ませんので次に行きます」と案内役の方が笑いをとる。
カジノです。

日本領海内ではカジノは開かれません。 日本国内では見ないカジノの風景がここにはある。
カジノに興じてるつもりで座ってみました。
6階・7階には、昼間は映画、夜は毎晩日替わりで開催されるショー&エンターテイメントが楽しめるプリンセス・シアターという大きな劇場があります。

しかし、ちょうどショーのリハーサル中のため、劇場内を見学することは出来ませんでした。
外のデッキを歩きます。

外を向いて並んでるリラックスチェアにも座ってみました。
こんなプレートを見つける。

ダイヤモンド・プリンセスはイギリス船籍だが、建造は三菱重工業(株)長崎造船所で日本生まれのクルーズ客船です。
再び船内に戻ってシックな雰囲気のホイールハウス・バーです。
音楽演奏やダンスのショー・スペースも。
ここでもソファーに座り寛いでみる。

広い場所では皆が椅子に座り、案内役の方の説明を聞いたり、逆に質問してみたりします。
カウンターの先にはたくさんの洋酒がありました。
船内にはこのようなお洒落なバー&ラウンジがたくさんあります。
船内見学会は広い客船内を歩く歩く。 え~、まだまだ続くのでここでいったん区切ります。
ブログ後編では、屋上に上がってプールを見学する場面から続けたいと思います・・。 <(_ _)>