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こるまろのブログ一覧

2018年07月15日 イイね!

大岬灯台一般公開 (後編)

大岬灯台一般公開 (後編)ブログ前編の続きとなります後編です。










深い茂みに覆われたトンネルのような石段を上り、山頂に着くと視界が広がりました。

大岬灯台です。
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設置年月日: 昭和24年5月1日
設置位置: 島根県大田市(大岬)
構造等: 白色 塔形 コンクリート造
灯質: 単閃白光 毎6秒に1閃光
光達距離: 20.0海里 (約37km)
光度: 実効光度12万カンデラ
高さ: 地上から頂部 14.47m、 水面から頂部 69.43m

一般公開では、海上保安部の職員さんたちが、灯台の外、中、上で案内してくださいます。
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一般公開イベントらしく万国旗が張られたなびいてます。
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山頂は草が綺麗に刈られ整備されてます。 
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ちょっとしたスペースになっている。 なお、スズメバチの巣は完全駆除したとのこと。
反撃してきた残党についてはバドミントンのラケットで叩き落としたと武勇伝を語ってくれました。

木陰にあったベンチ。 ここを訪れる人たちのために海上保安部で買ったものと説明を受ける。
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大岬灯台ではなく温泉津港灯台と書かれているのは謎。  別の灯台から持ってきたものでは?と説明と食い違う疑念が湧く。 海のもしもは118番。(8の文字は消えて見えない)

職員さんに促されて、ようやく灯台の中に入ります。
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入り口頭上にあったプレート。
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大岬灯台の初点灯と改築、昭和の日付が刻まれていた。

脇に並べてあったパンフレット類。
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お帰りの際に持ち帰るとします。

M型点灯制御装置
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大岬灯台の点灯・消灯、停電時の電池切り替えなどを自動で行っている灯台の心臓部と言える機械です。 (部屋の脇には停電用のバッテリーも設置したあった)

この機械は、上部にある灯器も含めた監視も行っており、機械に異常が発生した場合には直ぐに有線式灯台監視装置に信号を送ります。


壁上にあった受光部です。
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昼夜を検知するための光センサーです。 センサー部分にフォトダイオードを使用し、明るさにより感知します。 この信号出力をM型点灯制御装置で受け、昼夜を判断して自動で点灯・消灯します。

一般公開では昼でも点灯させてました。 この受光部を暗く塞ぐなどの細工をしてたと思います。


螺旋階段を歩いて上に上がってみます。
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いよいよ上は梯子になっていました。 両手で手摺りをしっかり掴みよじ登る。
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梯子を登ると頭上に灯器があった。

LB-M30型灯器です。 光ってる、回ってる。 レンズは前後に2つあります。
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中央にある屈折レンズと周囲にある反射鏡により電球から出る光の向きを水平に変換し、37km離れた遠方まで光が届きます。 12秒で1周し、海から見ると6秒に1回光って見えます。
光源の電球は、メタルハイドランプで約3年間使用できます。

外のベランダに出ました。 
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太陽は容赦なく照ってますが、海から拭く風があるので暑くはないです。 地上よりずっと涼しい。

青い海。
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灯台の下を見ると高くて怖いが、遠くの水平線を見るととても綺麗な景色を望めました。

東側の景色。 青い海と砂浜が見える。 とても綺麗な眺望だ。
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西側の景色。 こちらは岩場。
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下を見るとあんなギリギリな場所に釣り人がいる。 
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波にさらわれないかと見てるこっちが怖くなる。 

眼下には明らかに人の手が加わって固められた岩場。 波に侵食されて古そうなものだ。
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昔、岩海苔を獲るためのものだったとか。 (ちょっと真相は謎)

大岬の付け根。
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漁港の家が密集している。 あの間を抜けてここまでやってきました。 中央の高い山は三瓶山。

ズーム。 路駐のコルベット。


灯台が建つ山頂のスペース。 木陰に憩いのベンチがある。


そして、振り向けば光ながら回る灯器のレンズです。

灯台の上では結構長く20分以上過ごしました。 そろそろ降ります。

見学の後でお土産をもらいました。

大岬灯台のパンフ、海上保安部のパンフ、ビニールバッグ、ウエットティッシュ、バンドエイド。

以上で大岬灯台一般公開の見学は終了です。

大変ありがとうございました。


帰り道、お昼ご飯で通りすがりの喫茶店に寄ってみました。 昔からある店だけどこれが初訪問。

お店の名前はコスモスです。 アジサイの花が咲いていました。

店内はオーナーさんの趣味が色濃くモダンな雰囲気。 アンティークなテーブルと椅子が並ぶ。

お水は陶器の入れ物で出されました。

頼んだのは豚肉の生姜焼き定食です。

生姜焼きが濃く旨で甘くて美味しかったです。

食後に勧められたコーヒーを断固断ったら、おまけのサービスでお茶とお菓子が出てきました。

どうも、ご馳走様でした。(^^♪
Posted at 2018/07/15 10:40:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | コルベット | 日記
2018年07月14日 イイね!

大岬灯台一般公開 (前編)

大岬灯台一般公開 (前編)今年(平成30年)は、我が国初の洋式灯台である観音埼灯台が明治元年11月1日に起工してから、150周年の節目の年を迎えることから、全国各地で記念式典や施設一般公開などの各種関連イベントが開催されています。







大岬灯台の一般公開が開催されたので現地へ行ってきました。
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大岬灯台といえば、昨年11月に一般公開でもない日に勝手に行ってみようとしたものの、危険生物によって行く手を阻まれたアプローチ難度の高い灯台でした。
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(関連ブログ: 江津邑智消防組合 / 大岬灯台

今回は正規の一般公開イベントで大岬灯台を見学するとともに、昨年11月のリベンジを果たす機会でもありました。


大岬灯台には一般公開開始の11時到着目標で向かいました。
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まずは、離れた場所から大岬灯台を眺めてみます。

とても良い天気でした。 というか最高気温33℃のとても暑い日でした。
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大岬
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日本海に突き出ています。

大岬灯台
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白色 塔形 コンクリート造

ちょうど踏切の警報器が鳴るのが聴こえ、眼下に列車が来たので撮り鉄しました。
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JR山陰本線。 大岬灯台に行くにはあの踏切を渡ります。 灯台への道幅は狭い。

おや? 海に異変を感じる。 たくさんの船が群れをなしてました。 10~20隻いたと思います。
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それらの船が皆、大岬に向かっていく。 これはただ事ではないと察知した。


大岬灯台の麓にある漁港に車を停めようとしたら、既に車がいっぱいで停められません。 

大岬灯台の一般公開、なんだか人気で賑やかだ。

車がいっぱいで停められないから、灯台の麓を離れ漁港の奥へと進む。

大漁旗の漁船を見つけた。 というかたくさんいる。
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漁船から一般らしき家族ずれも降りてくるので、尋ねたら体験航海をされてたのだそうです。

大漁旗の漁船が次々と港に戻ってくる。
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漁船に乗ってみたい。 これは体験航海に是非とも混ぜてもらいたいと思いました。 

しかし、次の便があると思ってたら、朝の1便だけで終わりでした。 まだ時刻は11時ですが終了。
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体験航海は一般向けに誰でも? それとも児童とその家族を対象に? 

もっと朝早く来てれば、もしかしたら体験航海に乗れたのかもしれません。 惜しかった。
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大漁旗、日章旗、旭日旗が漁船にたなびく。

体験航海が終わると車が減ったので車を停めることが出来てます。 路駐の縦列駐車。
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大岬灯台が山の上に見えている。 あそこまで歩いて登ります。 山の中腹にあるのは墓地。

漁港ではお祭りをやっていました。 少しだけ様子を覗いてみました。 
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大岬灯台の一般公開のため車がいっぱいで賑やかだったわけではなかった。 お祭りだった。

農協の窓に貼ってあった大岬灯台一般公開のチラシ。
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これと同じものをネットで探したが見つからなかったです。 なので撮影したものを掲載します。

住宅が密集しており家と家とが接近してる。 狭い路地に入り灯台にアプローチします。
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大岬灯台に行くにはお寺の敷地を通ります。

お寺の門越しに大岬灯台を狙って撮影。
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そして、墓地を通り抜けます。
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登坂のうえ暑くて額は大汗。

大岬灯台の看板。
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灯台は海上保安部で管理している。

昨年11月はこの石段に立入禁止のロープがしてありました。 もうスズメバチはいないのか?
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ここから山頂までは石段を上ります。 深い茂みに覆われたトンネルのようでした。



え~、まだ長くなくなるので、ここで区切りまして「大岬灯台一般公開」のブログは後編へと・・。
Posted at 2018/07/14 22:59:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | コルベット | 日記
2018年07月13日 イイね!

広島へ シトロエンへ

広島へ シトロエンへ今朝早くから広島まで行って、先ほど夜遅く帰ってきたので取り急ぎブログです。

[ハイタッチ!drive] ハイタッチ!drive
2018年07月13日 05:25 - 21:30、
406.14 Km 16 時間 4 分、
3ハイタッチ、コレクション1個を獲得、バッジ56個を獲得、
テリトリーポイント540pt.を獲得



広島県から郵便封筒が届きました。

招聘を受けて広島現地まで視察に行ってきました。

そこで見たものとはいったい・・?!  

この件については、いつか語れるそのときが来たらブログにしたためようと思います。<(_ _)>



広島に行くついでに寄ってみたところがあります。

シトロエンでDS3ミニカーがもらえる嬉しいキャンペーンをしていました。


早めに出発したので、広島には予定より早い朝のうちに着いてしまいました。

朝ご飯を食べて時間調整しようかと思ったところで、慣れない地で慣れ親しんだオレンジ色の看板が目に付き思わず吉野家に寄りました。

朝定食メニューの中からお得意の塩鯖定食を頂いてます。

吉野家スタンプキャンペーン挑戦は、先日の限定グッズ全制覇のグランドスラム達成で終わりにしましたが、レジ会計時にまた新しいスタンプカードを手渡されたので一応受け取りました。
(スタンプキャンペーンは7月31日まで。 まだ十分イケるが・・。(汗))


シトロエン正規ディーラーに到着の図です。 

画像のシトロエンの看板とか何も映って無いですがこの建物はシトロエンのです。

まだ営業開始時間よりも早かったが店内に入れて下さいました。

これまでもこれからも所有する縁が無さそうなシトロエンの正規ディーラーを訪れるのは初めて。

シトロエンDS3です。 この車のミニカーがもらえるというキャンペーンでした。

事前にネットで申し込みしクーポン券を印刷してからお店を訪ねることでミニカーもらえます。

頂いたDS3のミニカーです。

初シトロエン滞在時間僅かで来店目的を果たせました。 ありがとうございました。


その後、広島を訪れた本来の目的地へ。 (これはまたいつか別ブログで・・)


最後にお好み焼きを食べてから帰りたいと思い、みっちゃん本舗にも行ってきました。

イカ・エビ・肉・玉子・そば入りのスペシャルご馳走様でした♪ やっぱりみっちゃんは旨い!!
Posted at 2018/07/13 23:26:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | ボクスター | 日記
2018年07月12日 イイね!

ロストラル寄港/ワールドカップトロフィーグラス

ロストラル寄港/ワールドカップトロフィーグラス前回の客船活動に続き今回も同じ客船ロストラルです。

溜まってる大型クルーズ客船おもてなしサポーター活動の報告を順に続けていきます。

毎回ワンパーンの内容となりますが、何卒よろしくお願いいたします。<(_ _)>



近所のスーパーでアクエリアスのペットボトルを4本買うと、FIFAワールドカップのトロフィーグラスがもらえるキャンペーンをやっていました。


アクエリアス4本買いトロフィーグラス1個もらったらなかなか良いグラスだったので、その日のうちにまたアクエリアス4本買いに行って2個目のトロフィーグラスをもらってきました。
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さらに、後日またアクエリアス4本買いに行ってトロフィーグラスは3個に。
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まだ売り場にたくさん残ってますが、とりあえずトロフィーグラスは3個で止めておきます。
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吉野家スタンプキャンペーンに比べると、何の苦労も無くもらえたので張り合いが無かった。



車ネタ?も少々。 スマートフォンの機種変更をして思わぬ出費となったのが充電器でした。
スマホ機種変でコネクターの形状が変わってしまった。 新たに家庭用と車内用の充電器が必要。
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車内用の充電コードは愛車それぞれに無いと不便なので同じものを3本買いました。
スーパーチャージャーと記載されたハイパワー充電ものです。



フランス船籍のロストラル号が前回から短いスパンで寄港してきました。

まずは対岸から捕えます。 実にスタイリッシュなスタイルをした客船です。

そして対岸から距離を超えた2ショット撮影。


次に、一般車両の駐車場に入り、大型クルーズ客船おもてなしサポーター活動の開始です。

おもてなしサポーターとは、国内外から寄港する大型クルーズ客船を歓迎しおもてなしして、地域のイメージアップと寄港定着(リピーター)につなげていく観光ボランティアの活動をしていくものです。

ロストラル

船籍:フランス、全長:142.1m、総トン数:10,700トン、乗客定員:264名、乗組員数:140名

今回のクルーズ: 姫路~広島・宮島~萩~境港~蔚山(韓国)~門司~宇野~大阪

乗客:約200名(主に欧米人)

出港の時間が近付くまでは特にすることも無く、客船を眺めたり、岸壁をウロウロして過ごします。


地元の園児たちがやってくると岸壁は賑やかになりました。 元気いっぱいダンスを披露する。

ロストラルは寄港の度にキャプテンらが地元の幼稚園を訪れるなど交流があるのだそうです。

出港前のお見送り行事は、地元民謡の歌・演奏・踊りが披露されました。


場が盛り上がってきたところで、ゆっくりと離岸し出港です。


ここでおもてなしサポーターの出番。 前に歩を進め岸壁のふちに立ち、手を振ってお別れする。


澄み渡る青空の下、外海に向けて出港していくロストラル号。

何度も繰り返してる出港お見送りですが、空模様は毎回様々に異なる気がします。

ほどほど小さくなるまで見送ったところで、今回のおもてなしサポーター活動も無事終了。

今年も続々と寄港するクルーズ客船をもてなし見送るのも微力ながら地域発展のためです。


最後に細やかながら外食ネタを。 丸亀製麺ですけど、冷たいぶっかけうどん。

丸亀はネギと生姜が入れ放題なのが嬉しい。 無料クーポンでいなり寿司をプラスしました。
どうも、ご馳走様でした。(^^♪
Posted at 2018/07/12 15:57:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | カマロ | 日記
2018年07月11日 イイね!

香住鶴 酒蔵見学

香住鶴 酒蔵見学舞鶴(未到達)遠征からの帰り道に立ち寄ったとあるスポットとは香住鶴の酒蔵でした。

兵庫県北部の海岸沿いを走ると香住町を通りますが、香住町からすぐに香住鶴を連想しました。

香住鶴のお酒は飲んだことは無いけれど、何故か香住鶴の名は知っていました。

近くを通るし、酒蔵にお酒を買いに行ってみようかなと。 

しかも、ホームページを見てみたら酒蔵見学も一日に何回もやってると知りました。
( 10:00~、11:00~、13:30~、14:30~、15:30~ )

どうせ行くなら見学も。 要予約だったので電話してみた。 「空きがあるので大丈夫です。」 

それで、10時開始の見学ツアーに自分も混ぜてもらうことにした。


10時より少し早めに香住鶴の酒蔵に到着の図です。
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福壽蔵と名付けられた直売場のお店も酒蔵と併設されてます。
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酒蔵のシンボルである煙突には、香住鶴の酒瓶を持った弁天様。
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見学開始まで少し時間あるのでお店の売り物を見て歩きました。
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店頭前面にプッシュされてるのは季節商品の夏酒でした。

数量限定のお酒や、酒蔵のここでしか買えない限定酒もあります。
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それにしても、お酒のラベルに伝統的な酒造りである「生酛(きもと)」や「山廃」の文字が目立つ。
香住鶴の日本酒は、全て「生酛(きもと)造り」、「山廃仕込」に拘って醸造しているのだそうです。

酒器も気になる。 
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酒蔵を訪れたら、その証として銘柄入りのお猪口を買って帰るのが自分ルールです。
デカい一合お猪口は1750円もする。 買うなら小さい300円のお猪口だろう。


10時の酒蔵見学開始時間になって声を掛けられる。 店員さんが白衣を着て案内役に変身。

ここでとても驚いたのですが、電話で「空きがあるので大丈夫です」と言われた酒蔵見学は、なんと参加者自分一人だけでした。(爆)

ということで、案内役の若い女性店員さんとマンツーマンでの酒蔵見学となった。
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見学用の帽子を被って蔵のほうへと向かいます。

酒蔵見学は以前はよく行ってました。 6年前にみんカラを始めた頃はよく酒蔵見学のブログを書いています。 それが今では春の新酒祭りで酒蔵を訪れた際ついでに見学もする感じです。

なので今回のような純粋な酒蔵見学は久しぶりです。 (一昨年の獺祭の蔵見学以来かな?)

まず、酒米の説明がありました。 それぞれの酒米の特徴を教えてもらう。
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山田錦、五百万石といった馴染みの酒米の他に、この地ならではの兵庫北米なんて酒米もある。
画像中央にある蔵人米と名付けられた酒米は、香住鶴自社栽培の酒米なのだそうです。

香住鶴のお酒それぞれに使用される酒米の精米歩合について学ぶ。
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大吟醸用に精米歩合30%まで贅沢に磨かれた酒米は、お米には見えないくらい小さい。
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それでは、いよいよ酒造りの現場へ。 
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ここでスリッパに履き替えます。 手も消毒して念入りに洗う。

ちなみに現在は酒造りの季節では無く、酒蔵で働いている蔵人さんは一人もいませんでした。



酒蔵見学は2階に上がってから。 

ガラス窓越しに製麹室(せいぎくしつ)を覗き見る。 麹室(こうじむろ)ともいう。
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広げた蒸米に黄麹菌(カビの一種)を振りかけ、菌が生成する糖化酵素の作用で蒸米のデンプンをブドウ糖に変化させる。 製麹室の温度・湿度は高く一定に保たれます。


原料処理室(浸積・蒸米)
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洗米した酒米を水に浸け、一定の水分を含ませた後、100℃以上の高温・乾燥蒸気で蒸し上げる。


2階の広い部屋で見たのは丸い蓋が一面に並ぶ光景でした。 この1階には仕込みタンクがある。
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古い蔵の板の間で仕込みタンクの蓋が並ぶのは見たことあったが、コンクリート建物の床に整然と蓋が並ぶ光景は初めて見ました。

蓋を外し仕込みタンクの中を覗かせて頂けた。 酒造りの季節では無いので中は空っぽです。
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醪(もろみ)を仕込み、発酵が進むと大量の炭酸ガスが発生します。 もしも誤ってタンクの中に落ちると酸素不足で死にます。 格子状のものが取り付けられてるのは落下防止だとのことです。
作業中はこの格子状のものを外しますが、腰に安全ベルトを付けて落下しないようにするとのこと。
酒蔵見学で蔵人が安全ベルトを装着する話は初めて聞きましたが、なるほどと思った。


酒母室(酛)
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乳酸酸性の中でアルコールを生成する優良な清酒酵母菌を純粋・強健かつ大量に培養します。
製造方法には大別して速醸系酒母(約2週間)と生酛系酒母(1ヶ月間)があり、香住鶴では熟練の技と手間暇かかる生酛系酒母(山廃・生酛)で全ての商品を造っています。

香住鶴のお酒は全て拘りの「山廃」「生酛」ばかり。

「山廃仕込み」や「生酛(きもと)造り」の説明を受けますが、すぐに理解するのは難しいですね。
山廃は山卸廃止酛(やまおろしはいしもと)が正しい名称で、山卸という重労働で且つ加減の難しい工程を廃止してるものの、決して工程省略してるのではなく他に代わる方法で補っているとのこと。
難しいからこのブログでは省略します。 なお、山卸の工程は他の酒蔵で体験あり


仕込水冷却室
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香住鶴の醸造用水は敷地のそばを流れる清冽な幸谷川の伏流水です。 地下50mから汲み上げた水を水冷タンクで冷蔵しています。


ここで1階に降ります。

大きな貯蔵タンクがたくさん並んでいました。
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濾過・調合室 (画像無し)
新酒(原酒)や熟成した原酒をブレンド・濾過して、香り・色・味を調整し、一定の品質にします。


瓶詰め、ラベル貼り、箱詰め、出荷工程の部屋に案内される。
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この日は稼働してませんでした。 

お酒が詰められた箱をパレットの上に乗せるアーム状のロボットを初めて見ました。
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箱は一升瓶だと6本、四合瓶は12本、小瓶は24本単位で重い。 時間短縮と人員不足に効果。


2階で蓋が並んでるのを見た仕込みタンクの部屋を覗く。 (画像左側に大きなタンクが並ぶ)
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ブルーシートを被ってるのはお酒を搾るマシーン。

搾り工程について説明を受けました。
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案内役の店員さんには手タレとして出演して頂いた。


木桶もありました。
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香住鶴では昭和30年代には殆ど姿を消した木桶仕込みでもお酒造りをしています。

木桶仕込みの工程。
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ここでお店の冷蔵庫に木桶仕込みで造られた限定酒があるのでとお勧めされる。


酒蔵見学は約40分間、みっちりと知識を仕込んで頂きました。 大変ありがとうございました。



最後にお店(直売場)に戻り、お買い物タイムとなります。

初めはこちらの生酛純米生原酒を買おうと思ったんですが・・・
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通常商品でリーズナブルな価格1,400円(税込1,512円)です。

ですが、お勧めされた冷蔵庫の木桶仕込み生酛純米生酒も一応チェックする。 
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ここでしか買えない直売所限定酒(100本)で、四合瓶ですが3,000円(税込3,240円)もする。

試飲は出来ませんが香りを嗅がせてもらったところ、フルーツ系の華やかな良い香りがして、とても気になってしまいました。


顎に手を当て検討した末、購入したのはこちらの3点です。
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思い切って直売限定の木桶仕込み生酛純米生酒を買ってしまいました。 あと、数量限定山廃特別純米酒と酒蔵を訪れた証とする銘柄入りお猪口。 限定には弱い・・。 計税込5,292円、ちょっと買いすぎました。

生酛純米生酒は保冷バッグ&保冷剤で保冷して持ち帰ります。 飲むのが楽しみです♪


大雨災害のため目的地の舞鶴には辿り着けずに残念でしたが、帰り道での山陰海岸ジオパークのドライブや香住鶴の酒蔵見学がせめてものフォローとなりました。
Posted at 2018/07/11 07:54:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日本酒 | 日記

プロフィール

「しょうが焼き定食を食べてる。」
何シテル?   09/21 12:18
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