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先日行った210のヘッドカバーパッキン交換に引き続き
通勤バイクのヘッドカバー交換作業を開始しました。

エンジンがカウリングに隠れているため気がつくのが遅れ
バラしてみたら結構エンジンオイルが漏れていました。

今回パッキン交換と同時にタペットクリアランスも
確認調整を行うことにしました。


ヘッドカバーを外しサービスホールでTDCを合わせ



タペットクリアランスを規定値に合わせます。


あとは新品パッキンに交換して組み上げるだけなのですが
冷却パイプからのLLC漏れも見つけてしまったため
作業を中断しOリングを注文することになりました。

ここ2ヶ月くらい通勤バイクの調子が悪化しています。

スターターボタンを押してもセルモーターが回らない事が二週間に一回程度発生しています。

幸い出勤前に発症した事はないのでメンテナンスを先送りにしていましたが重い腰を上げて作業することにしました。


セルが回らなかった時に簡易トラブルシュートとして試した作業は以下４種類
・キルスイッチのOFF/ON繰り返し
・スタータースイッチの連打
・メインスイッチのOFF/ON繰り返し
・サイドスタンドスイッチのOFF/ON繰り返し

しかしどれも決定打にはならず体感的にスタータースイッチが怪しいかなと・・・

ということでスタータースイッチをバラして接点の確認を行ったところ
上の写真の様に接点全体の腐食と黒い焼け焦げが確認されました。

早速紙やすりで接点を研磨しシリコングリスを塗布し元通りに組み上げ
スターターモーターを回すととても元気に回るようになりました。



これで完治してくれば良いのですが・・・

ここ１〜２週間、通勤バイクの調子が悪い
特に中低速コーナでフロントがふにゃふにゃになる

三連休の初日、洗車前にフロント周りを確認すると
ダストシール付近にオイル滲みが・・・




洗車後状況確認のためフロントフォークを外しダストシールを外してみた




ダストシール端面に数カ所のクラックが有ったが
オイルシール側にオイル滲みは無くまだ行けそうであった

とりあえずフォークオイル油面を標準より5mm増やし組上げ
後日ダストシールのみ交換することにした