今年行った210の主な整備を振り返ってみますと
なかなか解決することのできなかった2つの異音問題をなんとか解決することができました。
まずはフロント右側からのコトコト音
平地を20Km/h程度でアクセルパーシャル走行すると時々右前から音がします。
素人なりに色々と対応をしてみました。
・フロントロアアームボールジョイント交換
フロント足回りで未交換だったロアアームボールジョイントを交換しました。
しかし音は止まりませんでした。
・フロントアッパーアーム交換
次の音消し対策としてボールジョイント同様未交換だったアッパーアームを交換しました。
しかし今回も音は止まりませんでした。
そこで今後を見据えて
中古のフロントデフとドライブシャフトを入手しました。
・フロントデフオイル追加
車検前にフロンでデフオイル量を確認すると減っていたので100ccほど追加しました。
すると音鳴りが改善しました。
・フロントデフオイル交換
デフオイル追加で改善できたので、車検後にデフオイルの交換を行いました。
すると更に音鳴りが改善しました。
・デフオイル増量
音鳴りとフロントデフオイル量、鮮度に相関がありそうな気配なので
デフ交換前にギアオイルを多めに入れてみました。
かなり改善されましたが完治しません。
・前後ブレーキディスク交換及びキャリパーオーバーホール
パッド残量の関係からフルード交換を含め約三年間放置していたブレーキメンテ
しかしこの作業によりコトコト音は解決しました。
恐らく引きずり気味だったパッドが特定の条件で、フローティングキャリパーに発振を与えていたと推測されます。
そしてもう一つ、スライディングルーフ・ライナーの発振問題
荒れた路面を走行するとブンブンと音がなります。
2015年5月に
ライナーのスライダーに防振処理を行い
改善していたのですが今年の初めから再発していました。
他に防振する方法がないかと色々と考えましたが
いい案が浮かばず放置していました。
しかし
センターマウント・ベアリング交換を行ったところ
この振動がウソのように消滅しました。
路面の凹凸でプロペラシャフトが偏心した際、傷んだブッシュが振動を取りきれずマウントを通じてシャーシを叩きルーフを共振させライニングの発振を招いていたと推測されます。
とにかく発振問題は真因を見つけるのが難しく一連の作業は良い経験となりました。
Posted at 2016/12/25 19:18:06 | |
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