(前編からの続き)
流石にメイン会場だけあって、アイコンとなっているタクリー号(レプリカ)を始め、
クラシカルなクルマやレアなクルマが勢揃いでしたが・・・
ここで気になった一台は以下の通りです。
①Ford GT40
ル・マン24時間レースにてフェラーリに勝つために開発されたレーシングマシンとして あまりに有名ですが・・・
正式名称は”Ford GT”で、40と言うのは車高が40インチ(101.6cm)
なのにビックリして記者が付けた通称だってことを今まで知りません
でした\(◎o◎)/!
実際に目にして”地を這う”って言葉がぴったり来るように思いました。
②Pininfarina 2000 Spider
一見フィアット124スパイダー?と思いましたが、よくよく調べてみると・・・
1982年以降は車名からFiatの名が外され、ボディ製造を行って
いたPininfarinaブランドで販売されるようになったんですね?!
こちらの個体はアメリカ仕様なのかバンパーが付いておりますが、元々124ですから
やはりバンパーレスの方が見映えがいいなと思いました(;・∀・)
ちなみにインテリアも少々モダナイズされていますが、取って付けた感は否めない
ところか?!(;´Д`)
③スバル・アルシオーネ 2.7VX
当時のスバルの主力車種だったレオーネをベースに作られたスペシャリティカーで、
↓の画像にもあるようにドアハンドルの凹凸もなくすなど徹底して空力を追い求めた
モデルです。
当初はレオーネと共通の1.8Lの4発Boxerターボのみでしたが、後に2.7LのBoxer 6発NAが追加され、このモデルは後者に当たります。
この形のアルシオーネを目にしたのは何年ぶりだろう・・・。
④BMW 2000C Automatic
現在もラインナップされている5シリーズの前身に当たる”ノイエ・クラッセ”をベースに した2ドアクーペで、後の3.0CS~6シリーズ~8シリーズの元祖みたいなものか?!
ちなみにデザインを担当したのは、ランボルギーニのカウンタックやシトロエンのBXを
手がけたことで有名なマルチェロ・ガンディーニさんですし、車体制作はVWビートルの
オープンやカルマン・ギア及び日産のマイクラC+Cなどオープンカー制作にかけては
スペシャリストとして有名な(今は亡き)カルマン社で手がけていました。
今では自動車メーカーにデザイン部門を設けているため、カロッツェリアにデザインを
コーチビルダーに車体制作を外注するケースはほぼ皆無でしょうが、1970年代までは
BMWでもそんなケースがあったんですねぇ・・・。
⑤Triumph Italia 2000
トライアンフと言って思い浮かぶのは、TR3とかスピットファイア、あるいはトップ・ ギアのチャレンジ企画に登場したドロマイト・スプリントぐらいで、恥ずかしながら
このクルマの存在は全く知りませんでした(;^ω^)
説明書きを読むと・・・
TR3をベースに、日本車だと日野コンテッサ1300やプリンス・スカイラインスポーツを
手がけたミケロッティがボディーデザインを行い、ダイハツ・コンパーノのデザインを
行ったヴィニャーレが生産を担務しており・・・
イタリアって車名は実にわかりやすいですね(;^ω^)
一通り見終わると既に時計の針が12時を回っており、第2会場&第3会場に着く頃には
行きに乗ったバス(及びドライバーさん)が休憩時間に入っており、運転再開までかなり
待たされるために帰りの足をどうしようか?と悩んでいたところ、良いタイミングで国立駅
行きのバスがやって来たので乗って帰ることにしました。
乗って気付きましたが、こちらの一台はうちの地元を走る東急バスだと過去帳入り
しちゃった日産ディーゼルのスペースランナーJP(初期型)で・・・
オリジナルの日デの6発サウンドはやはり良いもんだなぁと しみじみ(*´Д`*)
旧車を拝めたり昭和な観光バスに乗れたこともさることながら、うちの方では既に
見られなくなった路線バスにも期せずして乗れたので・・・
行き帰り含めて楽しんできました♪(*´∀`*)
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Posted at
2018/12/16 18:39:57