非常時日本

地震発生より3日が経過しました 私の家族 親戚 知人友人はひとまずは無事でありますが 刻々と発表される震災の爪痕の大きさに 何とも愕然とさせられる思いです

現在迄に判明した人的損害は死亡約1800 行方不明約2万 避難民は約45万以上 これに加えて水 食料 燃料 医療品等あらゆる物資が不足しており 全国民生活に打撃を与えております


更に追い討ちをかけるが如く 福島原発の爆発は発電力の低下 放射能汚染の危険性をはらんでおります 震災で生じた電力不足について 東京電力は輪番停電を施すことで対策をとっております


まさに「泣き面に蜂」という様相であります いまや 我が国は戦前戦中以来最大級の国難を迎えており「非常時日本」という言葉が現実の姿となって横たわっている訳であります


我々に出来ることは何か?それは今こそ一億一心 全国民が一丸となって この未曽有の難事に対処することである と思います

戦後の日本は大東亜戦争の敗戦で全てを失い その瓦礫の山から 立ち上がり 不死鳥の如く蘇りました

今はまだ「震災復興」を考えるのは時期尚早かもしれません
しかしながらこの戦後復興を成し遂げた先人の英知に習うならば この先例え何年かかろうとも 日本は復活する しなければならない そう強く念じて止みません また そうすることこそが 押し寄せる波涛の闇間に消えた幾万幾千の国民同胞に対する手向けとなる と考えます