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奈良軍団関東全域統括部長・スタールビーのブログ一覧

2021年04月14日 イイね!

乃木坂46創成期列伝5

乃木坂46創成期列伝5日夜たゆまぬ錬磨と団結により、各シングルの選抜発表時には戦々恐々とした涙を流し、選抜とアンダーの間の活躍の場の格差等様々な課題を内包しつつも、一歩ずつ前進し、数々の局面に於いて勝利をおさめて来た乃木坂46の33勇士達。


2枚目シングル「おいでシャンプー」対AKB48(当時)・指原莉乃氏ソロ曲「それでも好きだよ」の販売枚数の勝利から、2012年5/12の「幕張宣言」による講和条約発効、更には6/25に指原氏により開催された当代随一のアイドルの集まる日本武道館での祭典、「ゆび祭り」への招待と、わずか9ヶ月足らずの間に寄せ集めの素人集団から目まぐるしく、活躍の場を拡げておりました。


そんな中で3枚目のシングル「走れ!Bicycle」が発表され、順風満帆かに見えました。



しかし、8/14。Zepp Nagoyaライブでの出来事。終盤になった所で、大型モニターに「重大発表」の文字が写し出され、「乃木坂46、東京公演決定。会場は、渋谷パルコ劇場。ミュージカル?!」と続いて終了しました。


橋本氏「乃木坂がミュージカルをやるだと?まだまだ駆け出しの我等がか?一体どういうことか?」


橋本氏はじめ、勇士達は何が何やらわからずにただ立ち尽くすのでありました。


突如として発表された内容は「16人のプリンシパル」公演と名付けられました。


此は1期生だけでも後に計3回行われ、2~4期生へと受け継がれた乃木坂46にとって伝統あるものであります。


募兵検査に合格した勇士達に対しては、シャバの地方人として生きてきた徴兵されたばかりの者達に対する基本的なダンス、歌唱等々の初年兵・新兵教育と言ったものが行われます。対プリンシパルともなれば、更に付随して激烈なる訓練を施されます。



強大な敵・AKB48へ対峙すべく結成された乃木坂46としては、人数の物量を質で補う、少数精鋭部隊のあり方が求められました。又厳しき芸能界を生き残る為でも、徹底的に鍛え上げ、乃木坂魂の精華を発揮することが肝要でありました。


現在、テレビドラマから舞台演劇へと幅広く雄飛する乃木坂46を語る上で非常に大事な登竜門・通過儀礼なのであります。


其では以下に2012年9月の16人のプリンシパルについて御説明致します。


内容は第1幕のオーディションパート。観客の前で歌、ダンス、自己PRを行い審査投票結果により上位16名のみが第2幕のミュージカルパートに出演が可能となります。1位になった勇士が主役、以下順位ごとに役柄が違います。


観客の投票によって役柄の決まるミュージカル。公演初日は9/1ですから、勇士達は僅か2週間で選ばれるかもわからない役柄の台詞等を全て覚えねばなりません。選ばれなければ全て徒労に終わることもあるのです。人間としてまさにギリギリのところまで己を追い詰め、其の真価を問われるのであります。正に選抜発表以上の苦しみが伴われました。


突然のプリンシパル公演開始の発表から初日迄2週間しかない中、日夜苦悩をしながらも猛訓練に励む乃木坂46の33勇士達。しかしながら此は選抜はもとより、出番の少ないアンダーにとっても活躍の場を得るチャンス。自然と気合も入ります。


其の凄まじい意気込みの様相を明治健軍の帝国陸海軍に例えるならば、満州から清国、朝鮮へと東亜侵略の野望を逞しくする強大なロシア帝国。此に対し臥薪嘗胆、自存自衛の為に正義の鉄槌を下さんと、圧倒的な国力の差を月月火水木金金の猛訓練により、質で補い立ち向かった激闘の日露戦争に相通じるものがあります。


「強大なる敵AKB48、更には厳しき芸能界はまさにロシア帝国に同じ!日露戦争に於いて敢然と立ち向かった名将の一人が乃木大将である!」


「貴様達は其の乃木大将縁の地、乃木坂を名乗る集団である!生き残る為には生半可な覚悟ではつとまらんぞ!少し売れたからとて、いい気になるな!」


「貴様達の乃木坂魂は其の程度か!?手間を惜しむな!時を惜しめ!」


「どうせ無理だとか考えるな!よいか!やるか?やられるか?二者択一だ!我々にはやるしかないのだ!」


橋本氏「何たる過酷な訓練か?!しかし、前しか道は無い。破れて逃げるは郷土(くに)の恥。進みて死ぬるは身の誉。父様、母様、そして我が愛する弟よ!此の奈々未に力を!道産子の意地を見せてやる!」


「初日公演前の8/31にマスコミ各社向けに実戦演習たるゲネプロを行う!諸君らの奮闘に期待する!」


乃木坂結成一周年たる8/21は瞬く間に過ぎ、遂に33勇士達は其の日を迎えるのであります。


2012年8/31。遂に開始となった乃木坂46のプリンシパル公演の実戦演習たるゲネプロ。会場に訪れた多くのマスコミや関係者達が見守る中、この日は本番同様に33勇士中、16人の勇士を選ぶ形となっておりました。


選抜・現役兵の面々は「我こそは乃木坂の顔である!」「選抜たる実力を見せつけてやる!」と、アンダー・予備役の面々は「ここらで一丁注目を得ようか!」と、銘々に息巻いておりました。


しかし、いずれの勇士達も不安も降り混ざった武者震いをしていたのであります。


橋本氏「よし、キャプテンの桜井、ミュージカル系に強い生田、センターの生駒、そして、この奈々未が入ったか。まずは上々だ。おや?松村は不合格か?」


選ばれずに舞台裏へ下がらざるを得なかった勇士達の貴き悔し涙…。後々の乃木坂46雄飛につながる大切な下積みになったとはいえ、此の時まだまだ経験浅からぬ身の勇士達に与えた肉体的、精神的な負担は相当大なるものがありました。


其は、我が国が日露戦争にて勝利を納めたとはいえ、 帝国陸海軍の人的損害が兵力30万に対し、戦没88,429人、うち戦死戦傷死は55,655人。病死27,192人、負傷者153,584人、捕虜1,800人。


対するロシア側に与えた損害は兵力50万に対し、戦死戦傷死は34,000–52,623人、病死 9,300–18,830人、負傷146,032人、捕虜79,000人(数字はWikipediaより抜粋) 。


東亞を一口に呑み込まんとするユーラシア大陸の強敵に対し、寡兵よく衆を討ちたりとはいえども、膨大な人的損害の他に明治末期の物価で戦費が約20億円以かかった点(講和条約においてロシア帝国はびた一文の賠償金も出しませんでした)、後の世まで尾を引くものでありました。


乃木坂46の33勇士達の労苦は、此の辺りに相通じる痛みであったと言えます。虎穴に入らずんば虎児を得ず。CD売上のミリオン達成、レコード大賞2連覇という現在に於ける輝かしい大戦果の裏側には、1期生達のこうした尊い数多の犠牲の積み重ねがあればこそでありました。


後輩となる2~4期生、そしてまだ見ぬ5期生以降の後に続く者達は、先輩諸志達の苦労を胸に刻み付け、栄光の保持に邁進せねばならぬ使命を抱いて居るのであります。


さて、後に乃木坂中興の祖ともなった2015年公開の初のドキュメンタリー邦画「悲しみの忘れ方」には、此の時ゲネプロのプリンシパルの16人に選ばれた初代センター生駒氏と、選ばれなかった御三家の一人、松村氏が互いに激突する1場面が記録されておりました。


松村氏「我々の共通の敵はAKB48さんのはずである!何故に味方で同士討ちじみたことをせねばならぬか!?我等が結束を引き裂こうとしてるのか?納得いかん!ゲネプロに選ばれなかったのも腹にすえかねる。私は選抜の栄誉に3作預かった身であるぞ。向いてないというなら暇(いとま)を乞う!」


それをキッとまなじりを決した厳しい表情で見つめる生駒氏。


松村氏「生駒殿は何も出来ぬ、自分は無力と言いつつも、努力を続けたればこそ選ばれたのだ!」


それを聞いた瞬間に、カッと目を見開き、声を荒立てる生駒氏。


生駒氏「何を申すか!?では、貴様は何もしてこなかったとでも言うのか!?雨の日も風の日も、昼夜別たずにあれだけの猛訓練に耐え抜いて来たではないか!?其を無下にする様な悲しきことを尾首に出すものではない!」


橋本氏「ええーい!2人とも止めぬか!今は仲間割れをしている時では無かろう?」


互いに感情をぶつけ合い、息せき切ったが如く、止めどなく溢れ流れる涙。如何に勇み立ちたる勇士達とはいえども、強大なる敵AKB48との対峙を宿命付けられた当時平均年齢16、7歳にも届かぬ少女達。此の時の涙は皆の心を代弁するかのようでした。


そんな事情を知ってか、知らずか?無神経にも2人の口論の後にマスコミが生駒氏に投げ掛けた質問は「第1幕にて選抜されるは互いのライバル心に火が灯るものか?是如何に?」というものでした。


此を耳にした生駒氏は「失敬!」と、一言。思わず記者会見の場を辞してしまいました。



「プリンシパルの選抜は極めて限定的要素を孕むものにして、勇士達の優劣・序列を決めるものにあらず!」と、口にしたかった生駒氏。しかし、先刻迄の松村氏との大口論を思い出し、落涙を禁じ得ずに思わず辞してしまったのでありました。


烈々の士気は天を突きつつも、心身ともに疲労困憊も隠せぬ勇士達。いよいよ本番の日を迎えます。


続く


※文中に登場する人物を改めて紹介する。乃木坂46を語る上では、外してはならぬ方々である。


初代から5枚目シングル、以降は飛び飛びでセンターを勤めた生駒氏。センターという乃木坂の顔として、世間の荒浪や厳しき芸能界をマイクという白刃を振るって真っ先駆けて突進し続けた勇将。2018年4月現役除隊。現在はソロ活動にて芸能界に羽ばたく。



橋本氏、白石氏と並び御三家の一角を張った松村氏。繊細な感情故に涙を流すことしばし。如何にもアイドルという一面を見せて皆から愛されるが、一度トリッキー女優としての演技を見せると闇を感じる狂気的な一面を見せ、周囲に戦慄が走る。



乃木坂46を2019年9月に現役除隊を為さる迄率い続けた初代キャプテン、桜井氏。眉目秀麗、容姿端麗、乃木坂の清楚なる令嬢の範たる存在。四六時中組織のことを考えて行動する責任感の強さを見せる一方で、時に「ポンコツ」じみた人間らしい行動で皆から愛される。



プリンシパルから現代に至るまでミュージカル等、大舞台で活躍する生田氏。幼少時はドイツで生まれ育ち、幼き頃よりピアノをはじめ様々な習い事をこなす天才肌。その才能を血のにじむ努力で更に補強し、他の追随を許さぬが、本人はそれを尾首にも出さない。時折天然な部分を見せて、周囲をなごませる。




※表題の添付画像は後年のプリンシパル公演に於ける勇士紹介写真の橋本氏。背景には氏が北海道出身の為、雪だるまが型どられている。

Posted at 2021/04/14 12:07:37 | コメント(1) | トラックバック(0)

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