築24年になろうとしている我が家。
あちこちに傷みが出てきています。
門塀もそのひとつ。
24年の風雪に晒されて色は褪せ、
塗装はあちこち落ちてアルミがむき出しになっていたり、
妻と娘達が自転車で付けてくれた傷が目立ちます(^^;
ここまで色褪せるとは(悲)

傷だらけ(汗)
付けたのはほとんど妻です(^^;
これは何とかせねば(汗)
そこで先ず新品と交換することを検討。
我が家の門塀はテンキーの電子錠です。
これって鍵やカードを持っていなくても
テンキーを押すだけで施錠・解錠が出来るし、
お客さんが来たときは室内から解錠できるのでとても便利。
次も同じにしたい。
ところが
新品の電子錠門塀はとてもお高いじゃありませんか(@@)
これじゃ買う気になれません。
でも電子錠の便利さは捨て難い・・・
であれば、
今の門塀を塗装してきれいにすれば良いじゃないか!
経費は浮くし、
しかもDIYで塗装すれば楽しそうだし♪
失敗したら新品にすれば良いことだし。
先ずはDIYを楽しもう!
ということで
門塀をDIYで塗装することに決定(@^∇^@)
しかし、ここで問題がひとつ。
アルミの塗装は業者さんでも嫌がります。
数年前、屋根や外壁をリフォームで塗装してくれた業者さんに
雨戸が色褪せているので塗装してもらえないか頼んだのですが、
「アルミはね~難しいんだよね~・・・」
と難色を示されたことがあるほどです。
アルミの塗装が難しいのは
アルミの素材が塗料が付きにくい非金属であるためだそうです。
そのためアルミに通常の方法でペンキを塗っても剥がれやすい
だから塗装のプロが難色を示した訳です。
一方、工場で製造過程のアルミは
静電塗装など特殊な方法で塗料を付着させるそうです。
そうすれば塗装は落ちない訳です。
ならばDIYで静電塗装をすれば・・・
って工場じゃあるまいし無理(^^;
でも技術は着実に進歩しているようです。
ペンキメーカーからアルミ用の塗装スプレーが販売されていました(^^)
アサヒペン カラーアルミスプレー 300ML ツヤ消し黒
塗装落ちやアルミが露出した傷が無ければ、
通常の塗料を重ね塗りしても構わないかもしれませんが、
我が家の門扉は塗装落ちやたくさんの傷があったので
アルミ素材に塗れるこのスプレー塗料にしました。
さっそく作業開始。
先ずは下処理から。
このような深い傷は
サンドペーパーで削って、
傷の溝を目立たなくしました。
削り過ぎるとそこだけへこむのでほどほどに。
続いて洗浄と脱脂です。
水道ホースのジェット噴射で汚れを吹き飛ばしてタオルで拭いて
シリコンオフで念入りに脱脂します。
スプレーのシリコンオフはもったいないので
コスパの良い
AZのシリコンリムーバーを使います。
こちらの
スプレーボトルに小分けして使っています。
このシリコンリムーバーは少々臭いがあるので
車内では使わないほうが良いかもです(笑)
庭が汚れないようにシートで養生。
スプレー塗装は無精して一度に厚塗りすると
液だれなどを起こすので、
無精せず丁寧に塗ることが肝心と自分に言い聞かせつつ、
塗って30分放置して乾かし、また塗るを繰り返しました。

ネジ穴は塗料が入らないようにマスキングしておきます。
それをしないと後で大変なことになります(笑)
支柱も塗装。
スプレー缶は7本購入して計算どおり6本を使用。
残りの1本は今後傷がついたときの補修用です。
しかし、スプレー缶ってずーとやっていると
最後は人差し指に力が入らなくなるのですね(^^;
塗装に詳しい方はお気付きだと思いますが、
今回はシーラーは使っていません。
スプレーの説明書きに「下塗り不要」とありましたので、
そのとおりにしてみました。
最後に塗膜保護のための上塗り塗装です。
これを使いました。
アサヒペン 高耐久ラッカースプレー 300ML つや消しクリヤ
塗膜を酸性雨、紫外線から守ってくれるはずです。
完成!
before

after
つや消しブラック、ギラつかず落ち着きがあってほど良い色艶です。
before
after
before
右半分は事前の試し塗り。
左半分が塗装前の状態。
After
耐久性はどのぐらいか分かりませんが、
10年もってくれたら嬉しいです。
そんな楽しい塗装DIYでした♪
でも、
傷をたくさん付けた妻から
ご褒美は何ももらえませんでした(ノ_<。)
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Posted at
2021/06/23 20:57:11