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2012年12月27日

あえてALPINA D5 Turboと523iを比べてみた

あえてALPINA D5 Turboと523iを比べてみた  柄にもなくALPINA D5 Turboなんてスーパー・カーに試乗してしまったものだから、この年末の忙しい時期なのに、ボーッとD5の音や走りの素晴らしさを思い出してしまう。それでつい、カタログやオプション表を眺めてみたり、パワー・グラフを描いてみたりしている。その一方で、今自分がとても満足して乗っている523iの滑らかさや楽しさはわかっているし、ちょっと乗ってみればすぐにでも確認できる。どうもおかしな気分なので、ここで少し自分なりに整理しないことには、落ち着いて年が越せないようだ。

※ 写真は大黒PAで納車オフがあったTA1さんのD5 Turboと我が愛車523i。

そこで例によって、まずは両車のdynoグラフ。D5 Turboは赤ライン、523iは緑ライン。
参考のために、D5 Turboと同じディーゼル・エンジンからは、「535d」(日本未導入、黒ライン)、「X5-35d」(本国では30d、水色ライン)、「523d」(本国では520d、紫ライン)、523iと同じガソリン・エンジンからは、Mを除く最高峰の「550i」(青緑ライン)、直6NAの「528i」(黄ライン)のデータも追加した。
こみ入りすぎるので、ガソリンの4気筒ターボは省いたが、まずまずF10勢ぞろいといったところ。



「あえてALPINA D5 Turboと523iを比べてみた」わけだが、それにしても我が523iは、他の色々な5シリーズの中でも、何と小さいことか…ギガンデスとドラキーみたいな。523iが大騒ぎしながら6,300回転でやっと出せる150kWのパワーを、D5 Turboはわずか2,500回転にも満たない間に、軽く追い越してしまう。ベギラマを唱えたくらいじゃ全然ダメだろうなー。

そこで、価格で勝負してみる。D5 Turboは車両本体価格995万円。対する523iは610万円で約2/3、その差は385万円。これは大きい!少しお金を足せば、3シリーズが1台買えるくらいだ。523iだって見た目はあんまり変らないし、ドラキーでもしっかり走るし、これで良いんじゃないか?

いや、D5 Turboと本気で比べるなら、523iの場合は、BMWのお家芸「M-Sportパッケージ」(49万)+「Hi-Lineパッケージ」(39万)は必須だ。他にも「USBオーディオ・インターフェイス」(5.1万)と「ダイナミック・ダンピング・コントロール」(13.2万)、そしてせめて19インチの「351M」(24万)を装備せねばならない。合計130万円、車両総額は740万円にものぼり、D5 Turboの約3/4、その差は255万円に縮んでしまった。

ところが何とギガンデス、じゃなくてD5 Turboにも弱点があった。523iには標準でも、D5 Turboにはない装備があるのだ。

「アラーム・システム」(8.8万)、「コンフォート・アクセス」(13.6万)、「ALPINAスポーツ・レザー・ステアリング」(2.5万)、「アンビエント・ライト」(5.2万)、「スルーローディング+分割可倒リヤ・シート」(11.3万)、「リヤ・ビュー・カメラ」(9.6万)、「TVチューナー(ワンセグ・12セグ)」(21万)、「HiFiスピーカー・システム(205W12SP)」(10.8万)。

これらをすべて装備すると83万円ほどにもなる。だから995万円といってもそれは見かけのことで、実質は1,078万円ということになる。523iの強気オプション車との差額は、また338万円ほどに開いた。

要するに、これがD5 Turboと523iの実質差額、つまりパワフルなディーゼル・エンジン、しなやかな足回り、そして1台ずつ手作りというALPINAの技術とブランドの価格ということになる。なお、これには有名な「ALPINAブルー/グリーン」(59.8万)が含まれていない。

この差額を安いと見るか、高いと見るか。ちなみに、528iや535i、550iのM-Sportに、上記「USBオーディオ・インターフェイス」(5.1万円)と「ダイナミック・ダンピング・コントロール」(13.2万、550iは標準)、19インチの「351M」(24万)を装備すると、それぞれおよそ796万円、888万円、1,098万円となる。

あ~、これでやっと落ち着いてきた。まずは4万キロ走って慣らしを終えないと。でもマフラーは換えたいな。それから最近、なかなか売れないホワイト・ライン・テールをスモーク塗装して付けちゃおうかと考えています(なぜか女房はブラック・ラインなら何とか賛成してくれる) 売れました。

             *       *       *       *       *

最後に、D5 Turboのカタログを見ていて、ファイナル・ギアの数値に驚いた。なんと「2.471」という、超ワイド・レシオなのだ。この数値の意味は、以前の記事を見ていただくとわかるが、BMW各車種でも最もワイドなグループAの「2.813」よりも、さらに大きくワイドなのである。

トータル・ギア比は、1速から順に「11.648」、「7.766」、「5.204」、「4.119」、「3.175」、「2.471」、「2.073」、「1.648」となり、最もクロス・レシオの523i/528iと、3速までは1段分弱、4速以上では1段分以上ずれている。強大なトルクを持つディーゼル・エンジンが、低いギアでどれだけ引っ張るものなのか、逆に高回転型のガソリン・エンジンが、レブ・リミットとシフト・アップを何度も繰り返したがるものなのかが、良くわかって面白い。

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Posted at 2012/12/27 23:55:08

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この記事へのコメント

2012年12月28日 0:23
装備を同じにすると、1,300万位になる。
やはり、アルピナ様は凄い。

さらに驚いたのはアルピナカラー 緑と青 オプションカラーで約70万

カラーで70万ですか~と驚きました。

でも、夢ですアルピナオーナー オーナーに憧れます。"^_^"

比べていただきなんか嬉しかったです。
凄い憧れD5( ..)φメモメモ
コメントへの返答
2012年12月28日 1:02
ちょび523さん、こんばんは!早速のコメントありがとうございます。
そうなんですね、ALPINAは(ポルシェもそうですけど)「当然これは欲しいなぁ」みたいなオプションをホイホイ選んでいると、もともと高価なのが、いつの間にかもっと凄い額になっていっちゃいますね。やはりこれも「ALPINAマジック」かなぁ?
専用カラーも高いですよね~。だから万一私が買うとしても、メタリック塗装代さえ省ける白一択です!デコラインがあれば全然問題なし(笑。
そうですね、「アルピナ・オーナー」。良い響きですよね~。
ちょびさんも私も同じ523iオーナーーですもんね、比較が嬉しかったなんて言って頂けると安心です。ありがとうございます。
2012年12月28日 7:55
いつも楽しく拝見させていただいてます。
次回は4発ターボもよろしくお願いします。(^^)
コメントへの返答
2012年12月28日 14:43
samasoさん、こんにちは!コメントありがとうございます。
丁寧に読んでいただいて恐縮です。
そうですね~、ガソリンの4発ターボ版。そのトルクとパワーの特徴を思い浮かべると、色んなラインが一番混み合っている部分が、さらに複雑になりそうで(汗。後で付け加えてみたらどうなるか、試してみます。
2012年12月28日 8:56
おはようございます。
トルクのカーブを見ると、低い回転数から一気に立ち上げるディーゼルの隙の無い仕事っぷりに対して、高回転に向けて徐々に盛り上げて行く直6ガソリンのなんと長閑なことか。上司に仕事が遅い、効率が悪いと怒られそうです(^^;;
BMWerは代々、この直6ガソリンの長閑ながら、中回転から高回転に向けて盛り上がるフィール、楽器を奏でているようなサウンドを愛してきたのですよね。
ディーゼルには別種の魅力があるのは頭で理解していますが、いまだ腹には落ちていないので、D5(というより、直6ディーゼル)を体験する機会があるといいなと思います。
両車を比較されていますが、直6ガソリンはもう一生買えないので、僕はプライスレスだと思いますね。そこに価値を見出す方によっては、D5に勝るとも劣らないんじゃないかな。

3シリーズ&Z4乗りからすると、贅沢なオプション装備の数々は「凄いな~」と素直に思ってしまいます。ポルシェもそうですが、オプションの利益率は……持てないものの僻みなんでこんな話しはやめときますね(爆)
コメントへの返答
2012年12月28日 15:08
boughさん、こんにちは!コメントありがとうございます。
そうですか、上司と仕事の連想にね~(笑。でも確かに、「中回転から高回転に向けて盛り上がるフィール、楽器を奏でているようなサウンド」は素晴らしいもので、そういう仕事の仕方も十分あり得ますよね。ってことは、こういう効率主義的なグラフというのも、一つの思想を表していることにもなりますかね。そこまで考えると、私の仕事みたいな立場からは、むしろ長閑で美しい人生の価値を発見していくべきかもしれません。うーん、いいなこれ(笑。
D5でない直6ディーゼルというと、日本ではX5-35dになりますね。boughさんのディーラーならいずれ試乗できそうですね。私がX5-35dに乗った感じでは、D5よりも勇ましかったです。パワーのグラフを見て結構D5に劣るので、あれ?と思いましたが、ギア比の違いを知って納得しました。D5の2.471に対して35dは3.154と、とても高い=クロス・レシオです。燃費は落ちますが、トルクの出方はD5を上回るかと思います(逆にD5は超高速域で有利)。ただ、35dはかなり重いので、それほどの差にはならないですが。いずれにせよ、エンジンの騒ぎ片は35dが上ですね。そして直6なりのスムーズさも、確かにありました。面白いですね。とにかく乗ってみてください。
おー確かに、そう言われてみるとE型3シリーズやZ4に比べて、さすがに日本のF10のオプションは元々豊富ですね。そして、オプションの利益率が、日本では高いのも確かです。以前F30でその事を調べてそう思いました。とはいえ、色んなシリーズの色んなグレードによっては、標準装備の豊富さゆえにお買い得感が高い設定もありますね。
この話は、ひがみとか何とか以前に、色々考えて面白いことが多いです。たとえば、D5ではたかがワンセグのTVチューナーが21万円もするオプションですが、当然これはカットですね。スルーローディング等も、人によっては一度も使わないでしょう。逆にコンフォート・アクセスやリヤ・ビュー・カメラを落としてきたのは、ちょっと収益戦略的に見えます。買う買わないはともかく、こういう事を考えてると面白いです(笑。
2012年12月28日 9:31
おはようございます。
TA1さんの御披露目オフに参加されてたんですね!
行きたかったぁ(;´д`)
コメントへの返答
2012年12月28日 15:16
春山さん、こんにちは!コメントありがとうございます。
お車の調子はいかがでしょうか。納車よりだいぶ以前からお知り合いなのに、なかなか実際にお会いできなくて済みません。
TA1さんご存知だったんですね。私は最近、BMW5.NETに登録して、お知り合いになりました。大黒で春山さん号見たかったなぁ!
2012年12月28日 10:05
こんにちは♪

私は、最初にD5の価格見て「安っ」と思いました(値段としては高いですよ。相対的に見ての安いです^^;)。それもオプションなの?ということをプラスしても、まぁトータルの対価としては安いと感じます。
でも、F10はどのグレード選んでも、良いクルマには違いないと思います。直6NAには、ターボにはない気持ちよさがあると思いますし、パワーも必要十分、足や乗り味もこのF10というクルマにおいてはですが、アルピナとの差はタイヤの性能に寄るところが7割位あるのかなぁと思います。ニコルの営業さんに聞いたのですが、アルピナはタイヤの性能に合わせてサスペンションチューニングしているそうです。しかし、私が乗り比べた限りでは、アクティブステアリングの有無とかスタビの径が違うとかはありますが、素のF10(Mスポ)と減衰、バネレートを含めて足のセットの方向性はそこまで大きな違いはないと感じました。イコール、素のF10もタイヤをミシュランPSSに替えたら同じような感覚になるのでは、と想像しています。思い切り感覚での話ですので、実際はわかりませんが^^;それだけ、素のまさに523の出来の良さなのかなと思います。
D5のファイナル、そうとう大きいのですね。ガソリンに比べて、回転上昇が鈍いのはそのせいでもあるんですね。参考になりました。2速、3速くらいまでは、低回転から反応しますが、4速以上だと少しだるい感じありますね^^;
コメントへの返答
2012年12月28日 15:52
kota_2007さん、こんにちは!コメントありがとうございます。
さすがD5オーナーで車にお詳しいkota_2007さんですね。特に「アルピナとの差はタイヤの性能に寄るところが7割位」と言える所が凄いです。今ちょっと「ミシュランPSS」を調べてみたら、見事に私の19インチホイールの適合サイズがありました(価格コムで4本で15万ちょっと)。うーん、欲しいなぁ。
それからやはり、ALPINAの20インチホイール&タイヤセット(63万)という選択肢もあるでしょうかね。聞く所によると、ホイール自体がショックを吸収しているとか。ただし、柔らかいだけに取扱注意らしいですけどね。
それにD5のあの安定性は、強化スタビも寄与しているのですね。バネやダンパーはどうやったら真似できるかな…なんて、つい考えちゃいます(汗。でも、タイヤ7割ですか。それは費用対効果絶大ですね!
確かにF10の素の足回りは、1シリーズ、3シリーズとは一線を画している所があると自分も感じています。熟成の進んだアクティブ・ステアリングが装備されていることは、私程度の走りでは、ただ便利に感じるくらいです。だから毎回乗るたびに、この不思議な感覚に感動しています。
ただ、Mspo専用の19インチとRFT(ミシュランPrimacy HP)の組み合わせは、重くて固いです。見栄えは悪くないんですが、ちょっとF10の良さをスポイルしているように感じます。だからkota_2007さんのアドバイスは、とても参考になりました。ありがとうございます。
D5のファイナルは、カタログを見るまでは、なんとなくBMW標準設定のうちの一番ワイドな方だろうと思っていましたが、予想を大きく裏切る、ALPINA専用の超ワイド設定で、ビックリしました。逆に、同じエンジンの低出力版のX5-35dは3.154と、結構クロス気味です。実際、それに試乗した時は、エンジン音の勇ましさと出足の強さを感じました。要するにD5は、特に上の方のギアは素晴らしい低燃費、あるいは超高速域の巡航を狙っている感じですね。
D5の価格は、ディーラーの方々は「バーゲンプライス」という言葉を使っていました。確かにB5等に比べると2/3ですよね。でも523iみたいな車も売られている中、その費用対効果なんかもおぼろげに比べてみたくて、こんな記事を書きました。失礼に感じたらお許し下さいね。でも、D5はデコ・ラインやスイッチ・トロニックも標準装備に含まれていると知った時は、さすがだなぁと感心しました。
2012年12月28日 10:43
おはようございます

弱点に見事にはまりました・・・
なぜかコンフォート・アクセス入ってない事が、納車後に分かりました(泣)

他のオプション含めて元が550だったので、元の仕様にまでオプション入れたら、
結果、アルピナ価格になっちゃいましたね^^;
コメントへの返答
2012年12月28日 18:45
TA1さん、こんばんは!コメントありがとうございます。
またまたD5オーナーさまから、どうもありがとうございます。D5がとても素晴らしかったので、色々な方面から考えてみました。もし不愉快なことがあったらどうぞお許し下さい。
コンフォート・アクセスのことは、先日伺いましたね~。それで、ニコルでカタログをもらったので、それを思い出したりしながら、エクセルでオプション表を作ったりしました。ふと気付くと、自分の購入シミュレーションになってたりするのが怖いですが(汗。
550iからの比較でオプション選びをするとなると、かなりたくさん選ばれたことでしょうね。523i乗りの目からは、たとえばD5の「ソフトクローズ・ドア」なんていうオプションがなぜあるのか、最初はよくわかりませんでした。後で550iには標準装備だったので、なるほどと思いました。他にも、「ヘッドアップ・ディスプレイ」、「4ゾーン・オートマチック・エア・コンディショナー」、「ランバー・サポート」などは550iの標準装備ですね。
でも逆に550iでは不要な標準装備を、ALPINAで注文する場合には外せるメリットもありますね。BMWとは違ったカスタマイズができるのも面白い所ですね。
2012年12月28日 12:30
試乗の時にもちょっとお話ししましたが、私は細身のラバリナレザーのステアリングが大好きなので(これ、BMWの標準から8万円のオプションです)、ALPINA D5に関しては「ヘッドアップディスプレーがあればもう充分、あとはアルピナブルーにするか、どうしよう?」という感じでしたが、細かく見ると結構欲しそうなオプションが出てくるのですね。

ちなみにD3と比べると、「右ハンドル、スイッチトロニック、iDrive装備、レザーシート」が標準な時点でほぼ160万円のオプションになるので、やはり格安に思えます。なんたってB3Sより安いのですから。

B5以降のALPINAはミシュランとの共同開発でPilotSuperSportのセッティングをしていますから、この点でも差が出そうですね。D3標準のPS2から替えただけでもかなり良くなりましたから。おすすめです。

調べてみたら、B5Biturboのファイナルは2.81でしたので、D5のファイナルだけ異様に低いですね。それであの加速なのですから恐るべしです。

ちなみにギア比トータルではALPINA D3 Biturboの6速と320dの7速がほぼ同じでしたので、8速からの加速が鈍い、と感じたのはデータ的にも順当ですね。雑破に計算すると、加速は1.7倍違うようですので、体感的にも「全然加速しないなぁ」と思ったのはあながち間違いではなかったようです。
コメントへの返答
2012年12月28日 20:16
RANちゃんさん、こんばんは!コメントありがとうございます。
D5の標準装備表を見ると、「ALPINAレザー・ステアリング(マルチファンクション付、LAVALINAレザー、ブルー&グリーンのステッチ入り)」とありますね。これが、オプション装備表になると、上記に「スポーツ」という文字が加わりますね。しかも2.5万円と安い。たしかUさんもお勧めみたいなことを言ってました。でも、RANちゃんさんが、細い方が好み、と言っておられたのも覚えています。
そうなると、D3と比べて標準装備の豊富なD5の場合は、あまりアレコレとオプションを追加しなくても済みそうですね。私なんて、あのデコ・ラインはオプションでしょう、と思い込んでいたものですから、標準と知って驚きました。
そうそう、確かRANちゃんさんからも去年、スイッチ・トロニックとiDriveが異様に高いと伺っていたものですから。
ディーラーのUさんはともかく、上のkota_2007さんやRANちゃんさんなどのようなALPINAオーナーで詳しい方は、みなさん「格安」とおっしゃいますね…そうか、そういえば私自身、F10でも523iは「格安」だと思っていました(笑。ちょっと違うかも知れませんが、それと似た感じの見方なんでしょうかね。
B5 BiTurboのファイナル2.81というと、BMW8速ATグループの中では最もワイドなギア比で、320d、ActiveHybrid3、550i、650i、750iなどと同じですね。そのパワーから考えると、それは納得ですが、やはりD5の2.471というのは、まさしく「異様」に低いですね。最も低いというだけでなく、2.81という数値との間には、3~4種類の設定段階があってもおかしくないくらいです。
D3 Biturboのファイナルは3.154でしたね。E60の550i(6AT、490Nm)のファイナルが3.385ですから、やはり6ATの中では、際だってワイド・レシオですね。
トータル・ギア比は、「13.155」、「7.380」、「4.797」、「3.605」、「2.735」、「2.179」です。
D5はうえに書いた、「11.648」、「7.766」、「5.204」、「4.119」、「3.175」、「2.471」、「2.073」、「1.648」ですから、7速で同じくらい、8速の実用性は高速巡航の燃費対策用という感じでしょうか。この二つの数値を比べてみると、色々考えられて面白いですね。
2012年12月28日 12:55
こんにちは。

いつもながら素晴らしい
インプレッションとレポートですね♪

しかし最近のディーゼルターボは
本当に凄い進化とパフォーマンス
(特にトルク)を発揮しますよね。

ガソリン車ですが以前知り合いの
W211 E500の助手席でフル加速を
体験しましたが低速、低回転域から
でもトルクでグ~っと加速する感じが
凄かったのが印象的でした。

しかしそれ以上のスペックを3Lの
ディーゼルターボで実現してるんだから
もう大排気量NAの時代は過去の物
なのかもしれませんね。(少し寂しい)

今のE46もメンテ、モディ共に随分と
手を入れたのでまだまだ乗りますが
次に乗り換えるなら一度国産にも
乗ってみたいのでBP5レガシィの
3.0NA(フラット6)のMTかGTのMT
辺りを考えてます(笑)

コメントへの返答
2012年12月28日 21:09
直6LOVERさん、こんばんは!コメントありがとうございます。
お褒めの言葉どうもありがとうございます。前の記事の時には、ここまでまとめきれなかったので、D5インプレ第二回目、という感じです。
私はBMW以外の車がよくわからなくて(汗…W211のE500っていうと、V8で5L、306psの46.9kgmですね。相当力強そうですね~。BMWだと、トルクはちょっと劣りますが、535iくらいですかね。でもこれはターボですから、NAのE500とは、ちょっと雰囲気が違うでしょうね。
ディーゼル・エンジンのパワーの出し方は、大トルクと小回転なので、ギアの設定によって、だいぶ違った印象が演出できそうですね。ガソリン・エンジンのギアのようにしたら、もの凄い加速力と、あっという間のレブ・リミットで、忙しくて大変だろうと思います。
ちょっとガソリンとディーゼルがまぜこぜになっちゃいますが、328i、X1-28i、X5-35i/50i/35d、X6-35i/50i、528i(N20版)、640i、X3-28i/35iなどの車は、ギア比が比較的高いので、スポーティな雰囲気が出ると思います。これらの中でも、X5-50i/35d、X6-50i、640i、X3-35iなどは、背中を蹴られるような加速感で、かなり面白いんじゃないかと思いますね~。全部ターボ車ですが。
大排気量のNAは、やはり燃費が弱点なので、これからは減っていくんじゃないでしょうかね。仕方がないでしょうかね。
直6 LOVERさんのE46のエンジンは、BMWの直6の中でも、最も素晴らしいフィーリングを持つものですから、まだまだその味わいが楽しめますね~。
「BP5レガシィの3.0NA(フラット6)のMTかGTのMT」って、かなり良さそうですね。私も知り合いのBP5の2.5Lを少し運転させてもらったことがありますが、怒濤のトルクに感じられました。まして3Lだったり、GTのMTだったりしたら、相当でしょうね!
2012年12月28日 17:40
こんばんは~

ジックリしてしまう記事ですねぇ~!見習わないと。

さて、ALPINAですがD5はなんにもついていないんですねー!
アンビエントライトもないんですか!?それはどうかと・・・(笑)
Hi-Fiすら入っていないというのは驚きです。E39でも入っていたのに・・・
それはそれで、どんなレベルのオーディオが入っているのか興味ありますね。
ちなみにプロフェッショナルも10万8千円でした。

まるでE90 320i後期のスタイルエッセンスみたいですね。
無理やり1000万切ったような・・・
ALPINAカラーはしかたないですが、まさかそんなに入っていないとは驚きでした。

しかし、それらが無くても走りは相当すごいみたいですからね、買う人がいるということは相当魅力的なのでしょうね。

先ほどCGTVのD5を見ましたが、やっぱり吠えるような音がいいですねぇ~笑



コメントへの返答
2012年12月28日 21:52
気まぐれ日記さん、こんばんは!コメントありがとうございます。
いえいえ、気まぐれ日記さんの記事は、写真が豊富だし物語的だし、思いがたくさん詰まっているし、とても素晴らしいと思います。
D5の標準装備やオプションがどうなっているか、面白いでしょ?私もカタログをもらって、初めてわかりました。それでエクセルに入力して、523iの標準装備との対照表を作ったりしました。それで、記事に書いたような結果となりました。
「アンビエント・ライト」は、F10のインテリアを素晴らしく演出しているので、これは欲しいオプションですよね。
「HiFiスピーカー・システム(205W12SP)」もなくて、標準装備なのは、「スピーカー・システム(6SP)」というものです。「6」って半分ですね。
普通のBMWでは、オプションというと「HiFiシステム・プロフェッショナル(600W16SP、5.1ch)ですよね。価格はどっちも同じ額なので、逆に、プロフェッショナルが安く感じますね。
私はSPは社外品のJBLに交換しましたが、ここまでやっても変えられないのが、アンプです。私の場合、在庫車だったので無理でしたが、やはりここはプロフェッショナルだったら良いのにと思います。
でもさすがに、D5をスタイル・エッセンスにたとえるのは、ちょっとかわいそうかと(汗。参考に、その標準装備を書き出しますね。
ALPINAフロント・スポイラー
ALPINAリヤ・スポイラー
ALPINAリヤ・ディフューザー
ALPINAデコ・セット
ALPINA CLASSIC20インチホイール&タイヤ
バイ・キセノン・ヘッドライト
アダプティブ・ヘッドライト
BMWソリッド・カラー
Dakotaレザー・シート
ALPINA高級ウッド・トリム"Myrte"
ALPINAドア・シル・プレート
ALPINAベロア・フロア・マット
ALPINAレザー・ステアリング
自動防眩ルーム&ドア・ミラー
ETC車載システム
オートマチック・エア・コンディショナー
スポーツ・シート
電動フロント・シート
フロント・シート・ヒーティング
エンジン・オート・スタート/ストップ機能
ダイナミック・ダンピング・コントロール
クルーズ・コントロール
PDC(フロント&リヤ)
HDDナビゲーション・システム
ハンズフリー・フォン・システム
CDプレイヤー&AM/FMステレオ
スピーカー・システム(6SP)
USBオーディオ・インターフェイス
…と、こんな具合です。それでも足りないのが、記事に書いたような装備です。
だから逆に、ベース・グレードの523iでさえ、日本のF10の標準装備はとても充実している、ということになると思います。
CGTVご覧になりましたか(^^)いい音ですよね。あ、これも差に加えるんだった(汗。F10のマフラーはまさに消音のために付いているような感じなので、D5と比べるなら交換必須です。
2012年12月28日 19:25
D5欲しい熱絶賛沸騰中ではありましたが、アクティブステアリングがD5ではオプションでも選択出来ないことを知り、鍋にびっくり水を差したかのように一瞬冷静になっております。
非搭載はALPINAのポリシーでもあるんですね。

アクティブステアリングの恩恵ってその車両にしか乗ってないと余り感じない(F10のそれは自分にはとても自然な感じがします)のですが、先日乗ったX1にはそれが搭載されておらず、一所懸命ハンドルを回して右左折をした時にそのありがたみをひしと感じた次第であります。

よって、今は買わないでおこうと言う判断に至りました。
えぇ買えないではなく、買わないと言う事で一つm(__)m

にしてもあれだけの大トルクでATは壊れないのだろうかと、ついつい昔の癖で心配してしまう自分であります。
コメントへの返答
2012年12月28日 22:59
shigellaさん、こんばんは!コメントありがとうございます。
そのご様子では、やはりサンタさんはD5を運んできてくれなかったようですね。残念なことです…。
さて、アクティブ・ステアリングの件ですが、おっしゃる通り、D5では最初から装備しないことをポリシーとしているようですね。ディーラーでもそのように聞きました。
私もF10でアクティブ・ステアリング初体験でしたが、別に違和感もなく慣れてしまいました。どうしてなんだろう?…鈍いのかな、自分。それはともかく、たまに代車などでノーマル・ステアリングの車に乗ると、いやに重かったり(BMW)、いやに軽かったり(国産車)、そして切れ角が足りなかったり…。X1の代車の記事を拝見しましたが、これですね。
D5は、案外(というか全然)不満を感じませんでした…鈍いのかな、自分。それよりも逆に、足回りやステアリング・フィール、そしてボディ全体が引き締まって感じられるせいか、むしろ車が小ぶりに感じられたほどでした。ただ、もしも普通のF10から乗り換えたとしたら、内輪差などには少し注意を払う必要があるかもしれませんね。
ATとトルクの問題ですが、ZF社製のこの8速ATは、トルクに応じて型番の違う製品があるようですから、当然D5に合わせた製品を使っていると思います。以前はいろいろあったようですが、近頃のBMWのATは、まったく問題ないようですね。
サンタさんが無理となると、自分でお金と交換して手に入れるほかないわけですが、なかなか厳しいですね…あ、済みません、「買わない」でしたよね(汗。
最後になりましたが、私の方は、ちっともそちらにコメントしていないのに、いつも済みませんm(_ _)m
2012年12月28日 21:43
ALPINAは昔は「至れり尽くせり」でしたが、E46の頃から快適装備を簡略化したマーケティングに切り替えてきていますよね。
とはいえ、走りに関わる部分はしっかりとコストを掛け、RFTやアクティブステアリング非採用などの信念も貫いているのはやはり素晴らしいと思います!

F10は同一シャシーで2ℓ直4ターボから4.4ℓV8ターボまでカバーできる、とても奥深いクルマだと感じています。
そのベースがあるからこそ、各モデルに個性を根付かせることができているのだと思います。
コメントへの返答
2012年12月28日 23:13
Nur-Master(仮)さん、こんばんは!コメントありがとうございます。
そうでしたか、私はALPINAのことは、今までほとんど知らなかったのですが、昔はそんな風に違っていたのですね。でもそう言われてみると確かに、M系と比べて、ALPINAは快適というイメージがあります。それが変ってきたのですね。
今回、D5のオプションを調べていて、一番感心したのは、「ダイナミック・ダンピング・コントロール」(=電子制御式可変ダンパー)という、F10ではオプションのものが標準装備となっていたことです。私は在庫車を選ぶほか無かったので仕方がないことですが、もしも自分で注文したとしたら、これは必ず付けたいと考えていました。
でも、アクティブ・ステアリングが非装備とは、ディーラーで話を聞くまでは知りませんでした。私は自分のF10で、その自然さに慣れてしまっているので、それほど嫌われるものかなぁと。以前は、不自然だという批判も多かったですね。
ランフラット・タイヤは、私のは19インチであることも手伝ってか、あまり5シリーズとは思えない乗り心地です。だから今、次のタイヤに交換する時は、ALPINAにあやかって、ミシュランのパイロット・スーパー・スポーツにしようかなぁなどと考えています。
そうですね、F10自体の出来映えは、とても素晴らしいと思っています。だから、D5との価格差よりも、523iの基本価格の中身こそ大事だなぁと思います。ありがとうございます(^^)
2012年12月28日 23:23
いかに出力的にアルピナの方が優れていようとも、スパグラ号には今となっては唯一無二のシルキーシックスを積んでいるじゃああーりませんか♪

エンジンは回してナンボ!僕もそのシルキーシックスのほとばしる快感に未だ酔っ払いちうです(^_^;)
コメントへの返答
2012年12月29日 1:04
Daytona.さん、こんばんは&お久しぶりです!コメントありがとうございます。
それ、チャーリー浜じゃああーりませんか♪ってか、ようやくDaytona.さんと同じN52B25エンジンにたどり着きました!5「23i」なので、ちょっとパワーダウンしていますが…。まあ、細かいことは気にせず、日々回しています。どうもありがとうございます(^^)
今、改めてDaytona.さんの愛車紹介を見て、パーツに共感したのが、アーキュレーのマフラーと、ブラック・ライン・テールです!
2012年12月29日 0:09
こんばんは。
上質なアルピナマジックに嵌ってきてますね。

マフラーといわず、是非F10の足回りをアルピナで
あと、ギアのファイナルを気にされてますか?
リアタイヤの外形サイズを変えるとファイナルも変わります   でもあまりお勧めではないですが。
それより、デフを入れてみてください。きっとコーナー立ち上がりで駆け抜ける違いを感じるはずです。
コメントへの返答
2012年12月29日 1:29
BM W221さん、こんばんは!コメントありがとうございます。
やっぱり嵌まってきているように見えますかね(汗。「のろいをとく」方向で頑張ってるつもりもあるんですが。
マフラーは、F10はちょっともったいないなぁと最近思っています。せっかく良いエンジンと音が出ているのだから、もうちょっと姿を見せて欲しいなぁと。どんな姿が良いのか、少し調べなければなりませんけど。Performance系の乾いた音が好きなんですよね。
足回りをアルピナ風にとなると、↑の方々のアドバイスでは、まずはタイヤ、できればアルピナのホイールも、といったところですね。次は強化スタビに、しなやかかつ力強いサスペンション。
そうですね~ギアのファイナルは、523iは8速ATの中では最もクロス・レシオなんですが、確かに!外径を小さくすれば、さらにパワーを生かすことができますね。ただ、メーター速度は実速度より落ちて(というより本当の速度に近づく?)、走行距離は実際の距離よりも伸びてしまいますが…確かにお勧めじゃないかも。
ところが聞く所によると、アルピナのホイール・タイヤは外径が大きくなっているようですね。ということは↑の逆で、パワーが出しにくくなって、メーター速度は実際よりもさらに速く表示され、走行距離は少なく見えるので、これだけはお得かな(笑。
デフですか-。コーナーでタイヤが鳴きまくりますね。でも確かに、パワーを無駄なく路面に伝えられそうですね。それで思い出したんですが、DSCオフで、デフ・ロックになるんですよね?もちろん、スピンしやすくなりますが。デフを入れることで、DSCオンのまま(もちろんDTCはオフ)でも、立ち上がりの駆動力が確保しやすくなるんでしょうかね。
…なんてことを考えますが、私は一般道ではせいぜいDTCオフ止まりで、なかなかその上はやれません(汗。
2012年12月30日 0:20
なかなか面白い比較ですね~♪
数値にして、比較すると結構な開きがあるようですが、肝心なところは、自身が愛車のパワーにもの足りさを感ずるか否かなんでしょうね。。。以前、あるショップの店員さんがおっしゃっておりましたが、人は、体感的にマイナス面は敏感だが、プラスには鈍いとか。。。 よって、費用対効果で、満足であればいいとww N52エンジン最高ですね!
コメントへの返答
2012年12月30日 2:04
かれんこパパさん、こんばんは!いつもコメント頂き、どうもありがとうございます。
なるほど、マイナス面に敏感って確かにあります(笑。車のボディでもちょっとでも傷みたいな場所ばかり何度も見たり、足回りが気になり始めると、運転していてもそこにばかり神経が集中しちゃいますね。これって人の生き方みたいですね。ありがたいアドバイス、どうもありがとうございます。
523iの費用対効果はとても高いと、運転するたびに感じています。それに今は新車では手に入らないN52エンジンのフィーリングにも、乗るたびに感動しています。大事にしましょうね!
それはそうと、このところギアによるパワーの増幅のことを考えています。これを加味すると、上のグラフに描いたほどの差にはならないのですが、それを視覚化して表現できないかと。頑張ってみます。
2013年1月3日 16:28
D5
35535円/ps、162581円/kgm

523i
29901円/ps、239215円/kgm

ですか。。。(笑

装備も違いますからね。

むかしっからアルピナの価格も見るにつけ、OPって高いですよね。
右ハンドルにしただけで※※万円とか、ATで※※万円とか、アルピナ色で※※万円、iDrive付けて※※万円とか。。。
中古って選択が一番良く思えたりもします(笑

なんだかんだで、費用含めて、素のBMW、しかも最後の?直6NAエンジン、最高って事で締めますか♪
コメントへの返答
2013年1月3日 18:49
E30-325さん、こんばんは!続けてこちらにもコメントいただいて、どうもありがとうございます。
あー、そういう比較を書くべきでしたね(笑!なるほど、高価なD5ですが、むしろトルク単価では、523iの方が高いのですね。そして逆に、パワー単価だと、523iの方がお買い得なんですね。面白いですね!ディーゼル・エンジンの車とガソリン・エンジンの車を比べると、概してこういう傾向になるでしょうかね。
装備のことを言うと、ALPINAのオプションが高く感じられるのは、E30-325さんがお書きのように、あって当然と思える装備が省かれたいるか等なんですよね。
ところが、このD5の場合は、さすがに5シリーズのせいか、色々な必要と思われる装備が、すでに付いています。もちろん、人によっては、そんな標準装備じゃ足りなくて、結局かなりの額になる場合もあると思います。仮に自分が選ぶとしても、そうなりそうです。
でも、ALPINAの真髄だけ手に入れたいと考えるなら、装備が選択できるというのは、逆にありがたいとも言えると思いました。
たとえば、記事に書いた「TVチューナー(ワンセグ・12セグ)」(21万)なんて、全然不要です(笑。それで21万を浮かせられるのは、とてもありがたいことだと思いました。
確かに、こういう高額の車ほど、中古での入手が得になりますね。初期段階の値落ち幅だけで、新車の3シリーズが1台買えるほどじゃないかと思います。それでも新車にこだわる人もいるとは思いますが…ちなみに、私は今の車のエンジンをじっくり育てたいので、やはり新車から買えて良かったと思っています。でも、そうやってエンジンを育ててくれた人の車だったら、中古で買うと得でしょうね(笑!なにしろ4万キロまでは、まだ「慣らし」のようなものだ、という話もありますし。
この正月休みは、いろいろ仕事があって忙しいとは言いつつも、ほんの数キロでも、毎日エンジンをかけて、暖まったらレブに当てたりしています。そのわずかな時間でも、この直6NAの響きや反応をかみしめるように味わっています。とても素晴らしいエンジン、とても素晴らしい車を手に入れられたと悦に入っています。もちろん、この車はいつまでも大切にしたいと思っています(^^)
2013年1月4日 17:14
明けましておめでとうございます。私も遅コメ失礼します。

本国のALPINAのサイトを何と無しに眺めていたのですが、2ステージツインターボ版の「ALPINA D5 Biturbo」のファイナルはなんとB5 Biturboと同一の2.81でした。本当にD5Turboは日本専用設計なのですね。

という事は、パワーもトルクも上でファイナルが大きいD5 Biturboはどんな加速をするのでしょう…こちらも乗ってみたくなりました。データ上はB5よりトルクは30Nmしか低くなく、車重は55Kg軽いので、中間加速は同等かそれ以上、という事になりますが。

そうすると、D5Turboも本国と同一のファイナルにすれば更に豪快な加速になったはずですが、ニコルの狙いはどこにあるのでしょうか。今度うかがった時に是非UさんかMさんに聞いてみたいですね(爆)。次回はもっと予習してから出掛けた方が良さそうですね。

ここまでくると、ファイナルを替えるだけでなくてディーゼル専用のステップ比も欲しいところですがどうでしょうか。ガソリン車の場合はレブリミットでシフトアップするとトルクピークの回転数になるようなギア比が良さそうな気がしますが、ディーゼルの場合はレブリミットまで回す意味があまり無いと思っているので、違うシフトパターンでも良いのでは、と最近考えるようになりました。

例えばD5Turboの場合なら、ディーゼルの低速トルクで走りを楽しむために4速くらいまではもっとクロスレシオにして、最高速は7速だけれども8速はクルージング用にもっとハイギヤードにしてしまう、等と妄想してしまいます。でも、現在のファイナル2.471でも異様に小さいですから、8速はこのままで7速以下の配分を買える感じでしょうか。

ところで、シフトダウン時のATの挙動ですが、ガソリンとディーゼルでは微妙に制御が違うのでは、と考察しました。

ガソリンのB5Biturboの場合には、点火系を1 気筒ずつ瞬間的に個別に休止するシングルシリンダー・ステップダウン(EZA)という技術でショックを抑えて(しかも、場合に応じて2気筒〜5気筒の切り替えで)シフトチェンジをしているようなのですが、ディーゼルでは(直列エンジンなので)この制御は多分行われていないと思います。

その代わりに、シフトチェンジ時にわずかにトルコンのスリップ制御をする事でディーゼルの強大なトルクによるショックを抑えているのでは、と思いました。この差が、試乗した時に感じた感触の違いかなぁ、と考えました。

ほぼ同じトルクを発生するエンジンでも、ガソリンとディーゼルではトルク発生のレスポンスが違うのは、家のD3君で以前スパグラさんが経験なさった通り(爆)ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

そう考えると、あれだけの大トルクを極めてスムーズに発生させ、ドライバーに無理なく使わせるD5Turboはたいしたものかもしれませんね。

ところで、とうとう本国サイトでもALPINA D3Biturboのリムジンとツーリングはディスコンになってクーペのみになっていました(涙)。名実共に家のD3君は型落ちになった訳ですが、逆に新型F30 D3Biturboの登場も間近かもしれませんね。

本家のBMWの「25d」が218ps/450Nmにまでパワーアップされているので、ALPINAとしては最低でも230ps/500Nmくらいは期待したいですが、そうすると4気筒でも328iより速くなりそうですね。

それにしても、初詣の途中で見かけたE36のB3-3.0、絶品でしょうね。前E36-328iオーナーとしてはかなり気になる存在です。グリーンですし(爆)。
コメントへの返答
2013年1月5日 0:38
RANちゃんさん、こんばんは&明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。また、ご丁寧なコメントありがとうございました。

本国は「D5 BiTurbo」ですか。良い響きですね(笑。そして、そのファイナルが2.81ということは、BMWの8速ATの6つのグループの中の、最もワイドなグループ(320d、ActiveHybrid3、550i、650i、750i)と同じですね。強力なトルクのメリットを生かしながら、燃費の悪化を防ぐ、あるいは燃費の良さをさらに特化させるギア設定ですね。

本来、ファイナルを変えるというのは、かなり余分な手間とコストを生むと思いますから、日本のD5 Turboも、2.471なんて特殊な設定にせず、せいぜいその2.81くらいにしておいたら良いんじゃないかと思いますけどね。本当に日本のD5 Turboは、ターボもシングルですし、トルク・出力全般に抑えられているし、ファイナルは低いしと、独特の設計ですね。それほど、日本用のディーゼル車は、環境基準とのギリギリの攻防があるんでしょうかね。

この辺りのことを、(私はMさんは存じ上げませんが)Uさんは何とおっしゃるでしょうね。案外よく知らないかも(笑…まあそれは冗談ですが、ALPINAならぬBMW車自体のことでも、ディーラーだから、サービス・マンだから詳しいとは限りませんね。Japanに問い合わせても不明なことも多いようです。社員向け講習会の講師クラスの方にでも、一度いろいろ伺いたいですが、私たち一般のユーザーには、そんなチャンスはありませんね。

話がそれてしまいました。ファイナルのみならず、ステップ比も個別に異なる、となると、私たちにはとても楽しいですが、造る側は大変でしょうね(笑。私はゲームの設定で、コースに応じて、よくギア比をいじってますが、やはり下はできるだけクロス、上は1段だけ最高速用に使います。

ただ、8速もあると、ステップ比というハードウェア的な制限を、シフト・タイミングのプログラム制御というようなソフトウェア的なやりかたで、だいぶ色んな事が実現できるのではないかとも思います。

その試みの一つが、DDCとかDPCとか呼ばれている、例の「エコ・プロ」とか「ノーマル」とか「スポーツ」とか「プラス」とかの種々のモード設定装置ですね。これによって、ギアのシフト・タイミングのみならず、アクセル開度(いわゆるスロコン)、エンジンのマッピング、そして装備によっては足回りの反応をいっぺんに制御できます。

それから私たちドライバーの側でも、ギアやエンジンの働き方を、制御することができますよね。最近私が面白いと思っているのは、ATの学習のことです。疑似MTモードに頼らないで、アクセルの踏み込み加減に応じて、(私の車の場合)4種類くらいの段階がありそうで、軽く踏むと2,000回転前後でシフト・アップ、ハーフスロットルあたりでは3,000回転前後、もうちょっと踏むと5,000回転前後、そしてキック・ダウンやその直前だとレッド・ゾーンまで引っ張れる気がします。こんど、ちゃんと録画したりして調べ直して記事にしたいなぁと思っていたことでした。

それにしても、B5 BiTurboがエンジンの気筒休止をやってるなんて、知りませんでした!Wikiなどで少し調べてみましたが、確かに、コーナリング時の減速後の再加速をスムーズにおこなうために、レース・カーでも用いられる技術のようですね。ネットでちょっと調べた限りでは、BMW社がそれをやっているという情報は出て来ませんし、あまり聞いたことがない気がします。さすがALPINAですね。サイトを見ると、音も良いそうですね。私はB5の方は見たことさえありませんが、そんなに違うんですね~。

そうですね、ガソリンとディーゼルのトルクの発生の仕方はちょっと違いますね。そして、ディーゼルの、ギアに頼らず、トルク中心に車を動かす技術はとても楽しかったです。その意味では、↑にちょっと書いた私の運転の仕方は、まさにその逆で、いかにトルクの少なさをギアの変化によってカバーしつつ、(そして楽しみながら)運転するか、ということでした。

D3 BiTruboは、ついにクーペだけになりましたか。でも本国では、まだD3が売られているのですね。ちょっと羨ましいですね。そして、いよいよF30のALPINAが出るとなると、どんな風に運転感覚、乗車感覚が変化するのか、とても楽しみですね。RANちゃんさんの詳しいインプレを早く伺いたいです。

確かに525dのエンジンは、218ps/450Nmですね。こんな数値自体にも驚きですが、ALPINAは、さらにそれを上回るエンジンを造って、載せてくるのでしょうか。

E36のALPINA、とっても素敵な写真でした。元E36にお乗りなら、RANちゃんさんが実際に見た時は、なおさらだったでしょうね。そうなると、今のRANちゃんさん号も、珍らしい、なんて思われるくらい乗らなきゃいけませんね(^^)
2013年2月7日 12:33
またまた超遅コメすみませんm(--)m

インフルエンザは治りました「が、私もわずかにアルピナ病に罹っているような気がします・・・。
あのハンドルから4輪までのソフトだけど実に緻密」に繋がっている感じは良いですね。

「ALPINAの20インチホイール&タイヤセット(63万)という選択肢もあるでしょうかね」

とりあえず、私のみんとものグラタンさん(仮名)という方に、上記選択にて「人柱」になっていただき、ホイールとミシュランタイヤ(PS2)でどこまで足回りの感じがアルピナのようになるのかを見極めたいと思っています。(そもそも89-Z4対応のALPINAホイールはあるのでしょうか?)
コメントへの返答
2013年2月8日 23:48
赤カブ望さん、こんにちは!コメントいつでも大歓迎です。ありがとうございます。
そうですか、赤カブ望さんもアルピナ病に(笑。そんな赤カブ望さんの「あのハンドルから4輪までのソフトだけど実に緻密に繋がっている感じ」という言葉や、ご様子を伺っているうちに、私も何だか、また変な気持になってきますね~。
アルピナのタイヤ・ホイール・セットのお話は、先日行ったオフ会で、名古屋のBonさんという528iにアルピナのホイールを履いてらっしゃる方に伺ってきました。Bonさんは、以前E90に乗ってらっしゃった時も、やはりアルピナのホイールを履いてたんです。
で、彼によると、タイヤ銘柄を選ばなければ、Fuj○ Corporationで、50万を切るセットが入手できるとか。しかし、ミシュランのタイヤ(PS2でなくてPilot Super Sportです)も欲しいところなので、ちょっと考えちゃいますね。
逆に、ホイールは現状のままで、タイヤだけPSSに換えるという手もありますし、それだけでもだいぶ効果的という話も聞いたことがあります。
E89のZ4は、アルピナからモデルが出ていませんし、対応ホイール・タイヤ・セットもないですね。
ただ、PSSの適応サイズはありますね!
「Pilot Super Sport 225/45ZR17 94Y XL」で、価格.comの最安値で一本\23,000くらいです。これいいなぁ。是非早めに交換して下さいね!(表記ミスがあったので、訂正しました)
2014年2月16日 9:29
はじめまして。


アルピナの凄い所はエンジンのムービングパーツを一つ一つ計測して組み付けている事は有名ですが、シャシーも手間がかかっています。

ダンパーはザックスから送られ来たモノをは一本一本減衰力を計測して数値が近いモノを選定して組み付けこんでいます。通常のメーカーは手間が掛かりすぎて出来ない事です。

ダンパーは大量生産していますので誤差が少なくなく±5%ぐらいあります。つまり最大と最小では10%も誤差が生じています。
これは世界中で走っている全てのクルマに当てはまります。

テストドライバーやエンジニアが狙っている乗り味が実現できていないのです。

さらにはダンパーに強いストロークを与え大入力の履歴を残し慣らしも行っています。

ホイールも凄いです。
エアバルブを取り払いセンターキャップ内部から空気を充填する仕組みで真円度を上げています。
スポークの中が中空になっており、そこから空気がタイヤに行き渡ります。スポーク数は20本で遠心力を最も受けない本数です。これはアルピナの特許です。

サスペンションブッシュは組み付けてから残留しているわずかなゴムの応力をプラスチックハンマーで軽く叩きながらほぐしています。

ハブベアリングはBMW純正品を手作業で研磨し平滑度を高め、ステアリングラックギアとピニオンギアも研磨して噛み合い精度を高めてます。

AMGはここまでやっていないそうです。
コメントへの返答
2014年2月16日 13:30
福MXさん、初めまして&こんにちは!詳しいコメントをいただき、ありがとうございます。

久しぶりに記事を読み返してみて、アルピナのテクニカルな部分に全然触れていないのに我ながら呆れました(笑。と言っても、では何を知っているかというと、ほとんど何もわからないのですが。

エンジンはオーバーホールして組みなおすわけですね。BMWのエンジンをもとに改造しているわけですから、相当いろいろやれそうですね。

シャシーのこともアルピナに限らず、私はぜんぜんわからないんですが、福MXさんの記事を少し読んで、なるほどと思うことがたくさんありました。そういえばアルピナは、概してBMWよりも重いですが、色々と補強もしているんでしょうかね。

アルピナのダンパーを外から見てみると、BMWと同じザックス製だそうで、不思議だという話を聞いたことがあります。なるほど、同じ製品を使っていても、精度の高い部品を選んでいるわけですね。「公差ゼロ」という自負の実体は、こんなところから来るのですね。

福野礼一郎さんの本で、新車発表会のプレス向け試乗車と実売車の出来具合の違いを読んだことを思い出しました。アルピナは、いわゆる当たり車を意図して造りだすわけですね。

ダンパーの慣らしも終えているのですか。納車された後にそんなことをやったら、アライメントをはじめ、あちこちに狂いが出そうですから、こういうことは組み付け前にやってあると、全然違うんでしょうね。

アルピナ・ホイールのことは少し色々聞いたことがありますが、真円度、遠心力の追求は素晴らしいですね。私が聞いた話では、ホイール自体が柔らかくてショックを吸収するらしいですね。だからキャット・アイや段差にも慎重に気を付けた方が良いようですね。

BMWのサスは、かなりブッシュへの依存度が高いと聞いたことがありますが、そんな風にして微調整をしているんですね。さすがですね。

ハブベアリングも研磨しているのですね。なるほどタイヤがスムーズに回るわけですね。

ステアリングの回転フィールは、さすがの私も最初に気付いたアルピナの特長でしたが、研磨や噛み合い精度の向上のためだとは知りませんでした。

こうやってアルピナが、もともと高品質なBMWを、さらに洗練させて車を完成させる、その具体的な内容を知るにつけて、本当にすごいなぁ、自分も欲しいなぁといつも思います。

ただ難点なのは、エンジン・パワーが過大な傾向がある、つまりBMWのMと比肩するようなクラスの車を造るところですね。こんな道路環境、交通環境の日本では、その実力が思う存分発揮できないです。

116iや320iのようなベース・グレードのアルピナが出たらいいのに、と時々思うのですが、やはりたとえ二倍の価格で売っても、ベース・グレードじゃコストが回収できないんでしょうね。あまり注文が多く入っても、工場の規模からいっても、とても対応できないでしょうし。

その意味では、E90のD3は4気筒のディーゼルで、パワーも価格もかなり身近で良かったですね。F30のD3(こんど試乗に行きます)は、6気筒で700Nmもあるので、また高嶺の花になりました(笑。まあ、本当に欲しければ、ウダウダ言わずに清水の舞台から飛び降りちゃえばいいわけですが。

プロフィール

「992型911カレラとケイマンGT4 http://cvw.jp/b/224462/43044418/
何シテル?   07/12 14:48
Porsche Cayman GT4に乗っています。他にBMW320dツーリング(G21)が妻の車です。 ハンドルネームの「スパグラ」は、初めてのBMW車...
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