「リットル」の表記は…大文字の「L」か筆記体小文字の「ℓ」か…どっち?
んなもんは「ℓ」に決まっとる! なんていうのは爺婆の証(笑)。
国際的なルールに合わせ、2011年から小学校では「L」と教えてる。「ℓ」なんてテストに書くと×つけられちゃうのだ(笑)。
では車の出力は?
1999年から政令で「W(ワット)」が公式の単位になった。
車のパワーをワットで言われても、爺にとっちゃ「んなもんイメージできっか💢」である(笑)。
100馬力なら走るだけ。200馬力ならちょっと速ぇか。300馬力なら凄ぇ…ってなもんよ。これをワットでいわれても想像できんわ。
やっぱり馬力でねぇとな。
では、その馬力の表記は、「HP」か「ps」か…どっちだ?
ことの始まりは、このおじさん。
蒸気機関を発明したジェームス・ワットだ。
ワットおじさん、自身の発明がいかに優れているかを証明するため、それまでの動力源と比べることにした。当時の動力源といえば…
馬である!
馬っちゅうても力の強いのや弱いの色々。ワットさんは、ご丁寧にも何十頭かの馬を集めて出力を測定し、平均値をとった。そんで求めたのが…
550ポンドの重さを1秒間に1フィート動かす力=1馬力(1HP)、と決めた。
馬だから馬力なんだな(笑)。文字通り「Horse Power」を略して「HP」の誕生である。
フランスもこの単位を導入するんだが、イギリスのヤード・ポンド法が気に入らなかったのか(笑)、度量衡がバラバラで困ってた諸国を巻き込みメートル法を制定。
そうなるとヤード・ポンド法で定めた1馬力(HP)を、メートル法に換算する必要がでた。
ワットの1馬力(HP)=76.040225㎏の重さを1秒間に1m動かす力
…なんだが、これを大雑把に75㎏にしちゃった(笑)。フランス馬力の誕生である。
このフランス馬力がドイツに渡り、「Pferdestärke(馬の力)=ps」と訳され、日本はこっちを使うようになって今日に至る…ってのが大雑把な事情のようである。
Posted at 2024/02/20 01:50:32 | |
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