KAPPA３２６のブログ一覧

今、ちょうど東北地方に来てるみたいでスね～。

まだ、ウチのあたりはそんなに大変ではない
んでスが…沿岸の方面の中継画像を見ると
かなり暴風雨っぽいでスね。(;.;)

今日は、ついつい朝まで起きていたもんで
午前中に寝て起きたワケですが、
寝てる間に「カミナリ」でもきたら大変、と
一応、PCの電源なども抜いてから就寝したでス。


とりあえず…昼過ぎに起きて、「あり？」…予想外に、なんともなかったので、
「これから来るのかな～？？？」と思いつつも、ネットを繋いで
いま、『みんカラ』やってます。　
むしろ、午前中の方が、けっこう風も強かったかも。
今はホント、ちょっと強めの雨？…って感じの天気です。
（でも、TVを見ると…今、ちょうど岩手県の上空に台風がいるよなあ～。。。？）

さて…画像は、昨夜だしてみました、今年の【あんず酒】でス。
ホントは作る予定じゃなかったんだけど、産直で親が「あんず」を買ってきまして
…でも、どうやって食べたらいいかわからなくて、やむなく。。。（¨；）
うまくできるかどうかも不安だったんですが…。

【レモン酒】と同じ方法で作りましたが、思ったよりもサッパリして美味しい。
（もっと、やたらと甘い酒になるかと思ったんでスが…これなら、飲める。）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
中の果実も、食べてみると…柔らかくて美味しいですね。
梅酒のウメよりも、食べやすいかもしれない。。。。でも、大きいから、１個で
ちょいと「ほろ酔い」加減になっちゃいまスねえ。f(^ー^;

自家製の「梅干し」を、好きな量だけ
ゴハンに載せて食べられるように、刻んで
“瓶詰め”にしてあった《梅干しペースト》…

さっき見たら、それが中身をガッポリえぐり取られて
“カラっぽ”になっておりました。
いったい何ごとかと思ったら、母が「ミョウガ」を
漬けるのに使ったらしいのでスね。

…で、先ほど、一夜漬けたのを試食させてもらったのでスが…これがなかなか美味い！！
梅干しの酸味が、ミョウガのシャキシャキした食感によく合うんですねえ。
思わず、小皿にいくつかわけてもらってきました。
これと「焙じ茶」（これも自家製…もはや、市販のは飲む気にならん～。(>_<)）で
《午後のお茶タイム》にしようと思いまス。。。

…なお、昔から「ミョウガ」とくれば、《物忘れ》の代名詞。
でも、なんかのＴＶの実験で、この迷信？には「科学的根拠」はないというような
ことがわかったとか……
（大体、ミョウガ食べなくても、いつでも物忘れしまくりの自分にとっては
あんまり関係のない話なのでございました。。。）

「酷暑」の夏も一気にクールダウン…
ここんとこ、岩手は夜は冷え込んできてます。
油断すると、すぐにノドがおかしくなるんで
実は今も「のど飴」食べてまス。。。

でも、今日はまたちょっと…汗ばむ陽気でスね。
長袖では暑いので、オーバーオールも夏仕様の
「半ズボン」タイプので過ごしてまス。
（夜になったら「長ズボン」に着替え～…。）
今日はネコたち、起きておりまス。
部屋の前に勢揃いで、「エサよこすまで、ここは一歩も動かんぞ！！」…と
出入り口を“占拠”しておるのです。　わたくしのサンダルが～。。。。(T.T)


《今日の食玩》　【縁日・かるめ焼き】

過ぎゆく夏を惜しみ～。。。って、こっちの地元の町では、９月の半ばくらいにも
夏っぽい祭りがあるんじゃなかったかな～…。
でも、出店はあんまし面白くないんでスよね。　
昔に比べて、屋台の数がまるで少なくなりましたし…

「かるめ焼き」は１回だけ、秋田の駅前あたりで、春に「お花見」しながら
買ったことがありました。　このお菓子、考えたヒト、すごいでスよね。

お友達のぽにゃさんとこで紹介されてた漫画です。
その紹介を見て、自分も「読んでみたいなあ」と
思って買ってみました～。。。
【夕凪の街　桜の国】　こうの史代／著
（そんでもって、トラックバックさせてもらいやす、
詳しくは、ぽにゃさんの日記の方を参照のこと～…）

内容は、『原爆』がテーマになっています。　
戦争物…っていやそうなんだけど
いわゆる「キノコ雲」とか「直後の悲惨な映像」とかいう…
目を背けたくなる…ような残酷な描写はほとんどないです。

だけど…こんなに戦争の怖さ、原爆の悲劇を切々と「理解」させられる作品も
今まで見たことがないなあ～…と思いました。。。　
（作者さん自身が、「自分自身は“被爆者”ではないけれど…」という立場の視点で
描いているためかもしれないでスね。　“目線”がとても近いところにあります。）　

戦後に生まれた者にとっては、どう体験者の話を聞いても、どんだけ想像力を
駆使しても、実際に見たこともない「戦争の悲惨さ」を“理解”までするのは
困難なことなんですが～…（少なくとも、自分には「限界」があったかな…と。）

この【夕凪～】を読んで、なんというか…今まで決めつけていた「限界」を軽く飛び越えて
一気に《その時代》の「リアルな空気」を目の当たりに見せてもらった…みたいな
錯覚にさせられたでス。

戦後の復興期って、リアルタイムにそのただ中にいれば…日々の生活を維持するので
精一杯で、過ぎた「戦争」を振り返るゆとりもないんだろうな、
なんだかよくわからないながらも、とにもかくにも、生き残った人達で、出来る限りの
「未来」を作っていくしかないんだろうな…という、諦めと「わり切り」の気持ちが先で
そんなに（原爆症のこととかも）クヨクヨしてるヒマもないんだろうな…という。。。

でも、この人（キャラ）達にとっての「戦争（原爆）体験」っていうのは、ずっと
終わらないんですね。　
（放射能の被害…ってだけじゃなく）　「ヒトとしての尊厳」というのか…
何にも悪いことしてないのに、「普通の生活」をするのに“後ろめたさ”を感じなくては
いけないような……人間の“心”の方にこそ、えらく深い「被害」を及ぼす『戦災』だった
んだなあ…ということ、（いちおう？今までも、そういう話を聞いてはいたけれど…）
ここまで、「自分がこの立場だったら、どうするんだろう…」って、しみじみと
考えさせられたのは、この作品が“初めて”なような気がいたします。

…というわけで、いたく感銘を受けましたので、トラックバックしつつ
自分も、この本について…つい、書いてしまったのでした。(^◇^;)

絵のほうも、とっても素晴らしいでス。　　すべて「手描き」で…よくもまあ
ここまで“モノクロ”で表現できるなあ…と思うし（しかも、それが重くないし）
…自分も一応「絵描き」なもんで、ちょっと自分のやり方の安直さを反省して
しまったりしました。。。(;^_^A
紙と、インクと、ペンだけで描かれている…まったくもって「無添加良品」、本来
“漫画”というのは、こういうシンプルなスタイルが正しいのかも…でスね。。。


この記事は、夕凪の街　桜の国 について書いています。