
今日は梅雨の晴れ間で全国的にかなり気温が
高くなりそうな予報だったので、どんだけ暑くなるかと
ドキドキしておりましたが…
ウチのあたりは、天気はとってもカラリとして
風もちょっと吹いたりして、サラッと涼しい1日で
ございました。
さて… 今日は、注文していた本が届きまして、さっそくパラパラと眺めておりました。
タイトルは、【シネマ食堂】。 その名のとおり、映画の中に登場した食べ物の本でござりまス。
わたくしの場合、映画とか見て、なにが一番、印象に残ってるかというとやっぱり、
【食い物】の出てくるシーンなワケで… (や、そんなに「食いたい」という欲が強いほうでは
ないんだけれども、) しかし、なんかこう…『食べ物』というものは、問答無用に
五感に訴えてくる不思議な魅力があるものでスね。(´。`)
とくに、この【シネマ食堂】の著者で、フードスタイリスト・飯島奈美さんの考える「食べ物」は
けっして、ものすごく豪華だったり、珍しかったりするものではないんだけれども… しかし、
日常の空気感というか、「生活感」に充ち満ちていて、映画の中でも存在感を発揮してるので
以前から、すごいな~…と思っていたのでございました。
上の画像は、映画【かもめ食堂】に登場する、『おにぎり』。
映画の中では、舞台となるフィンランドならではの「味」を追求すべく、登場人物たちが
中に入れる“具”をどうするかでいろんな試行錯誤を繰り返しておりましたが、
そのあげく、《やはり、日本のソウルフード・おにぎりは、“梅干し”と“シャケ”》という
結論にいたり、そこにはおおいに共感したのでありました。(^.^)
映画、【めがね】に出てくる、『氷あずき』。

コトコトとじっくりゆっくり、時間をかけて煮込んだ「あずき」が醸す甘さがどんなモノなのか…
もともと、「あずき」はあんまり好きじゃなかった自分だけれど、…でも、この『氷あずき』は
妙に美味そうに見えて、「ああ…食ってみたい♪(>_<)」という気持ちになりました。
ついでに、かなり昔の洋画で、【クレイマー・クレイマー】に登場した『フレンチトースト』。

奥さんが家出をしたため、幼い息子とふたりっきりの生活をすることになったパパさんが
「見てな、パパの得意料理だぜ!」と作り始めたはいいが、 タマゴのカラは入るわ、
牛乳こぼすわ、トーストは焦げるわ…惨たんたる朝食になってしまったという場面。
でも、その不器用ながらも一生懸命な親子の生活風景がとってもよかったんでスよね。
この写真1枚で、映画の場面がぶわっとよみがえってくるほど。。。
つくづく、生活の物語の中で目にした「食べ物」のイメージって、ものすごいモンだなあ~って、
あらためて思わされたのでありました。(´。`)
Posted at 2010/06/17 19:01:12 | |
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庶民的・グルメ | 日記