前回は、都心高層マンションを例にした、EVコミューターのクルマ趣味の話題。
今回は、戸建て住宅街を例にした、EVコミューターのクルマ趣味の話題。
ちょっと旧い概念だが、スマートシティ、スマートコミュニティ、スマートグリッドという概念がある。

詳細は
こちらね。経済産業省のHP。
NEDOでは官民連携組織である「スマートコミュニテイ・アライアンス」を設立し、参加企業を募集中、、と。
まあ、デベロッパーさんは新しいフロンティアなので参入してくるわな。
大手デベロッパー各社やってますけど、ちょっと頑張っているPanasonicの例。
https://www2.panasonic.biz/es/solution/fujisawa/

電柱を地中インして、スッキリ街並みだよね。

街並み。 太陽電池パネルを背負ってるね。
屋根の形状、、というか家の形が決まっちゃうという特性も。
CM用の絵

住んでみたくなる街並みだよね。
ゆるっと街路を曲げていくのも最近の流行り。
家の間取り例
3LDK?仕切れば4LDK。カースペースは一台分。
間取り的にはクルマ生活ミニマム。だけど、痛痒のないミニマムはクレバーでスマートってことなのかな。
「近所のスーパーが我が家の冷蔵庫」ってな発想がいいね。パントリーミニマムで、勝手口不要、の割り切り。
お客さんはタウンの共用駐車場でね。
100年タウンを謳ってるけど、単世帯設計。子供にとっては「お父さんの家」であって「自分の住む家」ではない。やや矛盾もあり、、と。
さてEVだ。
Fujisawa SSTの挑戦エピソード7【人と車の新しい関係をつくる】
トータル・モビリティ・サービス
クルマ生活のすべてが、ワンストップですよ。

おー、さすがにEV。
クルマを買うところ、修理するところ、保険に入るところ、借りるところ、、すべてがタウン内の1カ所で済みます。これが、ワンストップってこと。
レンタサイクルも好評

3人乗りだ!
どういう年齢層が入居するか判るね。
彼らの言い分の紹介
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”
エコ&スマートなくらし”が持続するスマートタウン、それが、Fujisawaサスティナブル・スマートタウンです。
タウンマネジメントの事業化。
Fujisawa SSTの街づくりは、街の完成がゴールではありません。地域に根ざし、住人が主体になったサスティナブルな街をつくることが目標だからです。
この街に関わるあらゆるステークホルダーをひとつに束ねあげ、バックアップする組織が必要不可欠です。そこで設立したのが「タウンマネジメント株式会社」です。
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課題は、金持ちの逆襲問題。
私たち貧乏人は教育費でも医療費でも税金でも「貧乏人から取るんじゃなくて、お金持ちからとったらええやん。
(なぜか大阪弁(笑))」と思っているけど。お金持ちは、自分達の高負担が自分達の暮らしに反映されないという不満がある。
お金持ちは思う。
「私たちの街を作ったら?スマートタウン内共益費で民間警備員、民間病院、民間保育園を作って自治しちゃだめかしら。スマートタウン内に住めば、待機児童問題も、治安も、老人の買い物もみんな解決ね!」
んで、そういう問題は既にアメリカでは起きている。
んでもまあ、お金だけでタウン住民を決めると、意識しないセクショナリズム(緩い排他性)に苦しむ、、と。
「秋祭りの御神輿は神道の宗教行事なのでやめて頂戴!」
「新春の餅つき大会を子供行事にするのは民族教育なのでやめて頂戴!」
みたいな。
住民じゃなくて、ステークホルダーになっちゃうからね。
だからって、住民審査は、国籍/信仰/教養/社会的地位/ご紹介を総合的に判断して、、、というと、それはそれで恐ろしい、、、、
彼がEDENに住む白銀銀矢じいさん

まあ、そういう問題。
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休題:
西風さんって、ホントこういう「嗜好のマイノリティ」のカラッとした表現が巧いよね。主には「クルマ嗜好のマイノリティ」の心情をほんとにカラッと風刺する。勿論、性的嗜好のマイノリティ表現も極めて巧いし、半分痴呆のジジイのクルマ好きの反社会的クルマ愛もカラっと描く。天才じゃないかな。
最近のTIPOでは、新しい絵づくりで頑張っている。女性の描き方の幅が出たよね。特にアイラインとかアイシャドウがコレまでと全く異なるウブな娘も登場するようになった。
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EDEN
(三島近郊の御殿場に向かう辺りに存在するという、入居条件が未明なエンスー徘徊老人タウン。)システムが可能かどうか。次回こうご期待。
Posted at 2018/01/14 10:58:32 | |
ガレージのアイディアあれこれ | 日記