
自験の「実録」を「どぶろっく」バージョンでご紹介します。
TVの歌謡番組で、巨大な象に乗って歌唱したアーティストを2人知っています。
1人目は、1982年の山下久美子です。曲は、カネボウの夏のキャンペーンソング「赤道小町ドキッ」でした。作曲を担当したのは、YMOの細野晴臣で、スタジオ内で高橋幸宏も編曲に加わっていたと聞いています。世界レベルで成功を収めたYMOは、まさしくその絶頂期でしたので、それは見事な音に仕上がっていました。細部の作り込みまで精緻が感じられ、今聴いても感動します。
国民的娯楽番組としての確固たる地位を築いていたTBS系列「ザ・ベストテン」で、そのシーンが生まれました。山下久美子が原始人のような奇抜なファッションをしていたのを見たスタッフが、それにヒントを得て、象のレンタルを考えついたそうです。
2人目の象乗りアーティストが、この4年後の菊池桃子さんでした。江崎グリコのCMソングになった「もう逢えないかもしれない」を日本テレビ系列「ザ・トップテン」で熱唱しています。何故、象に乗る必要があったのか、いまだに謎ですが、そのおかげで映像が長く残ることになりました。
象は、風水の世界で、安定や信頼を意味する縁起のよい動物とされています。仏教でも、同様にポジティブな話が多いようです。2人が芸能界で長く活躍できているのは、象のご利益と解釈したいと思います。
本稿を記した意義は、願掛けです。
「また、桃子に会えるゾウ」
「もう一度、桃子と話ができるゾウ」
「今度は、きっと握手してくれるゾウ」
実録は、以上です。
ここで、「どぶろっく」師匠の登場です。
――もしかしてだけど、桃子の願いは、「俺とずっと一緒に暮らしたいゾウ」なんじゃないの~。
Posted at 2024/06/11 07:07:03 | |
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