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桃乃木權士のブログ一覧

2025年06月09日 イイね!

🍽グルメモ-1,000- エスペリア(東京都曙橋) 神様シェフの思い出

🍽グルメモ-1,000- エスペリア(東京都曙橋) 神様シェフの思い出趣味の世界ながら、連載1,000回を迎えることができました。今回は、特別編として、一番好きな料理を振り返りたいと思います。
かつて、「料理の鉄人」という人気TV番組がありました。ここに自分の行きつけだったレストランのオーナーシェフが出演することになり、欣喜雀躍しました。
一方で、複雑な思いもありました。独自の情報網で発見した名店でしたので、さらに有名になって予約しづらくなるのが嫌だったのです。

番組での食材のテーマは、「ほうれん草」でした。司会の鹿賀丈史がそれを発表した刹那に、森シェフは笑みを浮かべました。得意なチーズを存分に使えるため、勝利を確信したのだと思います。
ところが、中華の鉄人に不可解な判定で敗れました。鹿賀丈史が困惑したほどの僅差で、しかも優勢だったほうが敗者になる噴飯ものの結果でした。ある審査員だけが大幅減点を行い、ボクシングの判定でまれにあるsplit decisionになってしまったのです。
TVの前で、「こんな番組なんて二度と見るもんか」といいかけたところで、その言葉を嚥下しました。両者が健闘をたたえあい、お互いに尊敬の念を示しているのが分かったのです。2人が、料理番組の企画を超越した世界で競い合っていたことを悟りました。このレベルに到達すると、もはや採点なんて無意味なのです。

トップの画像は、森克明シェフのエスカルゴ料理です。チーズを使った料理では、国内最高の料理人だったと思います。80歳まで厨房に立たれ、最近引退されました。
Posted at 2025/06/09 17:00:26 | コメント(3) | トラックバック(0) | グルメ/料理
2025年06月08日 イイね!

🍽️グルメモ-999-マロリーポークステーキ 横浜店(神奈川県横浜市) 店名が物語る

🍽️グルメモ-999-マロリーポークステーキ 横浜店(神奈川県横浜市) 店名が物語る店名は、登山家ジョージ・マロリーにちなんだもので、料理の特徴を象徴しています。
この画像で、巨大さが伝わるでしょうか。メニューは、ポークステーキのみです。卓上にある様々な調味料を駆使し、ときには、オプションを注文して、多彩に味わいます。味変なしでは、食べきれません。
メニュー名はすべて山に由来しており、5,895mあるタンザニアの名峰キリマンジャロを選びました。1kgを2人でシェアしたのです。
ワンランク低い4,478mのマッターホルンだと700gで物足りないと思いました。かといって、8,848mのエベレストだと1.5kg級で厳しいです。
おそらく自分だけで700gは食べたと思います。量が多いのに、肉質がよく、美味しいのです。低温調理で火を通し、仕上げに表面を焼いています。適度に脂身があり、非常に柔らかくて、いい部位を使っていました。産地は、諸説ありますが、カナダ産の銘柄豚のようです。
入店に1時間並びました。でも、また並びたいです。待ち時間が前菜のような店で、一食抜いて訪問するのがよさそうです。


調理技術はエスタブリッシュされており、見事でした。添え物や副菜も美味しかったです。
インパクトに関しては、連載999回目にして最長不倒距離に達しました。この料理が、No.1です。
Posted at 2025/06/08 17:02:09 | コメント(6) | トラックバック(0) | グルメ/料理
2025年06月07日 イイね!

実録「どぶろっく」169

実録「どぶろっく」169自験の「実録」を「どぶろっく」バージョンでご紹介します。
研究者には、「セレンディピティ」という言葉を好む方が多いようです。英国童話「セレンディップの3人の王子」に語源があり、「何かを探求しているとき、偶然に、別の非常に価値のあるものを発見する」ような意味合いで用いられています。「ラッキー」とほとんど同義に思えますが、優れた洞察力が前提にあり、「聖なる研究成果をラッキー呼ばわりするとは何事ぞ」というところなのでしょう。
車選びでも、セレンディピティはありそうな話です。運命に導かれるなにかを感じて、当初の構想とは異なる車種に落ちついたという話は、普通によくあると思います。
私見として、「ラッキー」は、確率統計の数理に支配されるために連続性が乏しいです。対する「セレンディピティ」では、不断の努力の賜物ゆえに、一つの成功が新たな成功を呼び寄せてくれる可能性を感じます。
ここで、菊池桃子ネタをねじ込みます。高校時代に失恋で落ち込んでいたところ、親友の野間君(仮名)に誘われて彼の家へ遊びにいきました。部屋に、大量の漫画がありましたので、放課後の気晴らしには最高の環境でした。寝転がって、週刊ジャンプに夢中になっていると、続きが知りたくなり、手探りで次号を探していました。そこで手に当たったのが、創刊されたばかりの小学館「MOMOCO」で、その表紙を飾っていたのが、メジャーデビュー前の桃子さんだったわけです。
自分の中で、ビッグバンが起こりました。失恋なんて一瞬で吹き飛び、元々の構造どころか、構成元素さえも分からないバラバラの素粒子の状態になりました。宇宙と同様に、空間の急膨張を伴うインフレーションが起こり、桃子ワールドが誕生したのです。41年間ひと筋でファンを続けてきているのは、まったく不思議な話ではありません。桃子ビッグバンが超高温だったゆえに、余熱が著しいのだと思います。
さらには、宇宙の形成とは異なる重要な点があり、現在に至っています。2015年に、本格的な芸能活動の再開に向けてアクセルを踏むことになった桃子さんの出版記念イベントに参加しました。先着順で、普通に整理番号を入手できました。係員による厳しいチェックと説明があり、握手なしで数秒程度の会話しかできないことを了承していました。なのに、桃子さんが事務所の段取りとは異なる行動を起こし、半個室、握手ありで、30秒近く自由に話ができる機会を作ってくれました。この2度目のビッグバンは、1度目よりも強烈でしたので、余熱どころか、いまだに高温で、41年前よりも熱心なファンになっています。
ここで、上述の研究者の気持ちがよく理解できるようになりました。桃子さんのイベント情報をくまなくチェックする習慣があったからこそ、ごく小さな出版イベントにも参加できたのです。サッカーの本田圭佑流に表現すると、持ってる人間ということなのでしょう。自分的には、セレンディピティそのものであったと結びたいと思います。
実録は、以上です。
ここで、「どぶろっく」師匠の登場です。
――もしかしてだけど、桃子の機転で、俺の順番から、握手あり、長めの会話ありに変更したんじゃないの~。




君は今も、君のままで。
Posted at 2025/06/07 09:00:34 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2025年06月07日 イイね!

🍽️グルメモ-998-ビルボード横浜(神奈川県横浜市)Dinner Plan

🍽️グルメモ-998-ビルボード横浜(神奈川県横浜市)Dinner Plan大阪公演に続いて、横浜で開催された菊池桃子さんのライブに参加してきました。車でしたのでノンアルコール縛りでした。左がピンクレモネードで、右はオーシャンサイドという特別ドリンクです。
値段は、オーシャンサイドが倍高い設定になっていました。桃子さんのファーストアルバム「Ocean Side」にちなんで作られており、7割以上の卓で注文が入っている印象でした。
ビルボード側のマーケティングに関する慧眼に感心しました。これなら桃子ファンの琴線に触れて売れると読んだようです。
ところが、彼らのフォーキャストには重大な瑕疵がありました。大阪会場では、直ぐに売り切れてしまいました。
おそらく宣伝を兼ねて、桃子さんの楽屋に届けたのでしょう。それを桃子さん本人が、ファンクラブ向けSNSに、「これ美味しい」とアップしたのです。
「あーあ」と思いました。あっという間でした。
その反省もあって、横浜公演でリチャレンジしたようです。今度は、売り切れませんでした。
ですが、このピンクレモネードを桃子さんにからめたネーミングで販売すれば、ダブルで売れたと思います。桃子さんがデビューしたときのキャッチコピー「Real Fresh 1000%」で5倍増、代表曲「Say Yes!」なら7倍増できます。意表をついた「RAMU SODA」でも面白い結果だったと思います。
Posted at 2025/06/07 17:46:52 | コメント(4) | トラックバック(0) | グルメ/料理
2025年06月06日 イイね!

実録「どぶろっく」168

実録「どぶろっく」168自験の「実録」を「どぶろっく」バージョンでご紹介します。
靖国神社の脇を抜け、皇居のお堀を右手に見ながら、九段下に向かう長い下り坂を歩いていると、直ぐに、何の日なのかが分かりました。道中に、白スーツやリーゼント姿が溢れかえっていたのです。武道館への入場を待つ熱心なファンの方々でした。念のため、自分の目で答え合わせをすると、所持しているタオルに、派手な「YAZAWA」の文字がありました。公道でも割と頻繁に見かけるステッカーだらけの車の、あのデザインです。
75歳になられたそうですが、いまだに武道館や東京ドームでの公演が盛況のようで、素晴らしいと思います。
これまで、私の交友関係で熱烈な矢沢永吉ファンと出会ったことがなく、矢沢氏の音楽に関しては、人並みにしか分かりません。ところが、特定の条件が整うと、ある曲が、脳内のスピーカーでBGMとなって流れ続けます。――そうそう、この感覚だよ。きた、きた、この感覚だよね、という具合に自問自答します。
やがて、一歩引いた位置から見つめている冷静な自分が、最終段階へと進みます。――浸っちゃえよ。歌の主人公になりきっちゃえよ。
すると、ウルトラマンがスペシウム光線を繰り出す直前に見せる躊躇のような動きが、心の中で生じます。あるいは、宇宙戦艦ヤマトが艦首波動砲を発射する直前に生まれる静粛のようでもあります。
コンマ数秒くらいの迷いに過ぎません。自らの意思で冷静さを捨て、刹那の出来事になると分かっていながら、歌の世界観に浸ることを受容するのです。
1978年、山川啓介作詞による共作で、かなり古い作品なのですが、これほど自分と一体化できる音楽は貴重だと思っています。握手であったり、ごく簡単な会話だったり、数年に一度訪れる彼女との「えっ見」の場です。これが、最後の機会になるかもしれないという強い覚悟を背負い、その名曲をかみしめながら、歩みを進めていきます。自分の番が近づき、目の前で、この世のものとは思えない美しさを誇る、あの方が微笑んでいます。
――幻で構わない。時間よ、止まれ。生命の、めまいの中で。
実録は、以上です。
ここで、「どぶろっく」師匠の登場です。
――もしかしてだけど、桃子のほうも本気だから、生命がめまいを起こすほどになるんじゃないの~。




夏の日の恋なんて、
幻と笑いながら、
このひとに賭ける。
Posted at 2025/06/06 07:48:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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筆名、桃乃木權士(もものき・けんじ)です。カーディテイリング大好き。おもに、Sam’s Detailing の用品を愛用中です。 薔薇園芸の世界には、「薔薇は...
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