TVのニュースなどでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、先日14日のJRグループのダイヤ改正で上野⇔金沢を運行されていた
寝台特急「北陸」が廃止
夜行急行「能登」が臨時列車化&使用車輌の変更
とのことで、8日から10日まで北陸回りの東京旅行をしてまいりました。
まず昼勤を終えた竜星railは自宅で大急ぎでシャワーを浴びた後、まず名古屋駅から特急「しらさぎ」号に乗って金沢を目指しました。
特急列車は快適で速いですが、それなりの出費が要求されます。当然普段なら鈍行を使いますが、時間不足でやむを得ず特急で移動しました。
そして金沢駅に到着してしばらくするとこれから乗る「北陸」号の車輌が基地から回送されてきました。
この後一旦ホームを素通りして機関車を反対側に付け替えてホームに入線してきました。
これが北陸号のヘッドマークです。
自分が乗った1号車の開放B寝台車上段です。
本当は個室に乗りたかったのですが、切符が取れずにとりあえずB寝台だけが取れてどうしようかと思いましたが、この床下に空調や照明の電源を賄うディーゼル発電機がある「スハネフ14」型を使用する列車が激減してしまっている事に気づいて、今回この際だから乗ってみようと思いました。
このエンジンが稼動している間はずっと船に乗っているような感じがしました。
自分が乗った1号車は一番端の車輌です。左は金沢駅発車直前の様子です。
何も車輌は繋がれておらず、ホームで写真撮影をしている鉄道ファンの姿が見えます。
しかし翌朝終点上野駅に着く前に見ると、機関車が・・・しかも昨夜の赤い機関車ではなく青い機関車です。
自分でちょっと絵を書いてみました。
金沢駅を発車した列車は、赤い線のルートで長岡駅までまず交流電化(金沢駅~糸魚川駅東側)でも直流電化(糸魚川駅東側~上野駅)でも走れる赤い電気機関車「EF81」型牽引で運行されます。
しかし
線路の形状から、長岡駅(実際には一つ前の宮内駅)で折り返しとなって進行方向が変わり、反対に機関車を付け替える必要が出てきます。そこでどうせ付け替えるなら、、、ということで直流電化専用ではあるものの坂に強い「EF64」型電気機関車を反対側に繋いで青い線のルートを運行しました。その上、長岡に電気機関車の基地があるというのも理由のひとつであります。
そして北陸号は上野駅に到着しました。
朝の上野駅も北陸号と能登号を撮影するファンの人たちでいっぱいです。
上野に到着後はまた千葉県の富浦駅まで移動して、「猫だパーク」に行ってきました。
右上のアメショーの「くるまえび」くんに1時間くらいずっとひざの上に乗られました。
そしてこの夜のお風呂は
こちらでしたが、、、ねこちゃんたちは雪の降る寒さのせいか出てきてくれませんでした。。。ザンネン
そしてお風呂の後は再び上野駅へ。
今度は急行「能登」号で金沢を目指します。本当は朝まで乗ってきた寝台特急「北陸」号の出発が先だったはずですが、車輌トラブルで定刻に出発できませんでした。
そのため、能登号が定刻で先に入線してきて出発となりました。
このボンネット型の先頭車輌の歴史は古く、最初期の車輌は昭和34年の東海道線の特急「こだま」から使われていましたが、とうとう最期の時期を迎えたようです。
3号車「モハ489-22」、昭和47年製造。さすがに先ほどの「こだま」号に使われた車輌自体はもう相当昔に姿を消していますが、、、これもその「こだま」の血を引く車輌と言ってもよいでしょう。
お風呂に入る前に秋葉原などに行っていたのですが、途中から雨が雪に変わる寒さでしたのでこのように能登号に使用される車輌にも雪が付いていました。
夕方は能登号の車輌は上野から北関東への通勤客を輸送する、乗車券のほかに乗車整理券500円を買わないと乗れない「ホームライナー」に間合いで運行されていました。
翌朝金沢駅にまた急行能登号で戻り、名古屋へは今度は鈍行でチンタラと戻ります。
途中福井駅では寝台電車を鈍行電車用に改造した食パン電車こと「419系」電車と、老朽化の著しいそれらの置き換えに今後も投入が予想される最新鋭の「521系」電車の並びが撮れました。
その後も北陸線で西進し、米原駅に到着し、蕎麦にヨモギを練りこんだ「よもぎそば」を食べようとするも、、、店員さんに「よもぎそばはもう終わってしまいました。。。」と言われ、やむを得ず「天ぷらそば」を食べました。ガーン
名古屋へ帰るため、蕎麦を食べた後乗り込んだ大垣行きの電車は「117系」ですが、登場当時の塗装に塗りなおされた車輌でした。この車輌も既にJR東海から新型車両の投入が発表されていることから今後の動向が気になる車輌です。
Posted at 2010/03/17 03:15:42 | |
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