去る今月の8日から11日まで、4日に開通した東北新幹線の「新青森~八戸」に乗りに行きましてまたまた全線踏破の防衛(?)をいたしました竜星railでありますが、、、その時の旅行の様子を多量の画像
(57枚)とともに紹介してまいります。まず、朝自宅の最寄り駅を出て名古屋駅からは、中央線の快速列車に乗りました。
今回はまず一部区間を除き鈍行で中央線周りで東京を目指しました。
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中央線の電車は名古屋市内を通った後は木曽路を行きますが、紅葉(黄葉?)もあまり進まずに冬を迎えてしまったようです。。。
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時間の関係から塩尻から甲府までは特急「あずさ」で。
まだこちらではJR東海では数年前に引退した「115系電車」が現役です。
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甲府駅で買った、「高原野菜とカツの弁当」です。
カツはチキンカツで、レタスやセロリを駅弁で食べられるのは珍しいと思います。
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山梨県内も紅葉(黄葉?)があまり進んでしないようでした。
この後は、東京都北区のいつも立ち寄る「川嶋湯」さんへ入浴しに行くも、、、プータくんをはじめとするねこちゃんたちは寒さから奥に行ってしまい出てこずでした。。。ザンネン
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川嶋湯さんでの入浴後は、埼京線に乗って大宮駅に到着し、そこからは寝台特急「あけぼの」号の「のびのび座席」で一路青森へ。この日のあけぼの号の牽引は長岡駅までEF64 1053号機が担当しました。
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翌朝、秋田県の二ツ井(ふたつい)駅を過ぎたあたりで、あけぼの号の中から山から雲が流れる神秘的な情景を撮れました。
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これがあけぼの号の「のびのび座席」です。
全く見た目はカーテン仕切りのB寝台車と変わりませんが、枕浴衣シーツ毛布スリッパなどのリネン類が全くありません。B寝台車は寝台の利用料金6300円が必要ですが、普通の指定席扱いですので指定席の特急料金だけで乗車できます。
上野(東京都区内)~青森をB寝台だと:10050円(乗車券)+
3150円(自由席特急料金)+6300円(B寝台料金)=19950円
これをのびのび座席なら:10050円(乗車券)+
3660円(指定席特急料金)=13710円
という感じで6240円も安く乗れます。
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あけぼの号は定刻に青森駅に到着しました。長岡駅からはEF81 139号機が牽引しました。電車の牽引回送にも使用できるように連結器が双頭連結器に改造されています。
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青森駅のホームの「連絡船」という文字、、、青函トンネル開通から20年たってもまだ残っています。
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青森駅の近くに、かつて青函連絡船として活躍した「八甲田丸」が博物館として展示されています。
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その八甲田丸の近くに「キハ58」型ディーゼルカーが休憩場所として置かれていましたが、、、荒廃の度合いがかなり進んでいて、中に入れない状態でした。。。そのキハ58の奥には車掌車と控え車が・・・
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博物館となった八甲田丸の中に入館しますと・・・
かつての船内を利用して、さまざまな展示がなされています。
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船のグリーン席の椅子です。
椅子の向かいのモニターには青函連絡船のビデオが放映されていました。
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船の操舵室です。
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車両甲板に降りると、航送される鉄道車両を固定するのに使った船体に固定された自動連結器がありました。
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船内の車両展示ではまず、北海道内の特急列車に使用されたキハ82型気動車と
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走行中に車内で郵便職員が仕分け作業を行っていたスユニ50型郵便客車と
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全国の規格の低いローカル線でも運用できる小型のディーゼル機関車、DD16型と
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八甲田丸の近くにも展示されていた、航送する車両の入れ替えに使われた控え車「ヒ600」型が展示されていました。
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八甲田丸のディーゼルエンジンです。これだけの船の航行ともなると大きなエンジンが必要なものです。
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エンジン近くの監視室です。
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再び船内を上に上がり、食堂で昼食を・・・と思ったらこのカレーしかない・・・
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テーブルから外を見た様子です。景色を見ながらカレーを食べました。
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八甲田丸を後にして、これから新幹線の開通した「新青森」駅へ移動するために待っていると、JR北海道所有の特急電車「789系」車両が新青森駅からやってまいりました。
北の大地が近いんだというのが実感できます。
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特急つがる号で1駅、新青森駅へ。
着くと新青森駅の在来線部分の小ささに少々驚きました。
新幹線開通前と変わらないです。。。
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新青森駅構内のこのゆるキャラ、、、「さんまる」です。
「ひこにゃん」に続けと、全国各地でゆるキャラ大増殖です。。。
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新青森駅構内で、B級グルメの「黒石つゆ焼きそば」を食べました。
平打ちの焼きそばに、そばつゆや中華スープを入れて食べる焼きそばです。
焼きそばに温かい汁を入れるあたりは寒い地域だなという印象を受けました。
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新幹線の新青森駅のホームです。
開業から1週間も経たない真新しいホームです。ゆくゆくは北海道新幹線開通時は途中駅になるこの駅ですが、運転本数に対して設備が大変立派だと思いました。
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乗車する「はやて」号です。新幹線初のファーストクラスが設けられる「はやぶさ」号はまだ車両が揃わないなどの理由で、まだ運転されていません。
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はやて号は新青森駅を発車して、あっという間に八戸駅へ。
途中はトンネル、森、田んぼ・・・の連続でした。。。
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はやて号には盛岡まで乗車しました。
盛岡駅では恒例の秋田駅から来た「こまち」号との連結作業が行われていました。
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ここから宿泊した北上(きたかみ)まではいつもの如く「701系」電車の普通列車で移動しました。
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先ほどの「黒石つゆやきそば」の影響で、夕方なかなかお腹が空かずホテルに持ち越しになった駅弁「せんべい汁弁当」です。イカウニご飯と名物せんべい汁が食べられる弁当で美味しかったです。
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翌日は、北上からひたすら東北本線を普通電車で南下しました。
一ノ関駅からも同じ701系電車ですが、仙台地区は緑と赤の帯の車両になります。
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さらに南下すると、、、小牛田(こごた)駅に到着しました。
この日の小牛田駅にやってきた列車はちょっとしたネタの多いラインナップでした。
まずは引退近い「こがね」号。
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その奥には和風な車内が特徴な「ふるさと」
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行った翌週に運転予定のSL列車用の12系客車
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そして、少し時間があったので小牛田駅から鳴子温泉駅まで乗った前の部分が展望になっているリゾート列車の「みのり」という感じでした。
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小牛田駅から仙台駅までは719系電車の普通列車で向かいました。
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仙台駅に到着して、駅近くの名掛丁のアーケード街に向かい、牛タン焼専門店の「真助」さんへ。
牛タン焼(塩味)1.5人前+麦飯+テールスープで昼食でした。
これは仙台に行くたびに必ず食して帰る絶品の牛タンです。
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仙台駅の駅舎です。
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これまた少し時間があったので、仙台駅の東北本線で南に1駅行った「長町(ながまち)駅」に降りてみました。10年くらい前までは駅舎も古く、画像でバス乗り場になっている辺りもまだJR貨物の機関区があって機関車が行ったり来たりしていましたが、今や再開発が進められています。
この後は岩沼駅から福島県の浜通りの常磐線経由で、茨城県の日立駅の近くのホテルに泊まりました。
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朝の日立駅の様子です。
この日立駅も改築工事が進んでいるようです。
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ここから真岡(もおか)鉄道の始発駅の下館(しもだて)駅に向かうため、常磐線を南下していきます。
走り出しの時に独特の音を出すことで有名な「E501」系電車でまず日立から発ちます。
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勝田駅で水戸線に入る列車に乗り換えです。
常磐線南部の普通列車で幅を利かせている「E531系」電車です。
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下館に到着すると、、、居ました居ましたSLのC12型と3両の50系客車たちが。
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SL列車は下館駅を出発して茂木駅へ。ただ、運転中は大変前後の振動が多かったです。
車窓は、田んぼの多い景色でした。
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途中、車両基地のある真岡駅に数分停車しました。
真岡駅の駅舎(会社の事務所も入っているそうです)は、SLの形を模して造られたものです。
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SL列車は茂木駅に到着し、午後の折り返しに備えて入れ換えを行います。
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ターンテーブルで向きを変えます。
このC12型蒸気機関車は向きを変えずに運転する事は難なく出来る構造なのですが、やっぱり反対方向で走るのは人気が無いようで、終点の茂木駅ではしっかりと向きを変えて運転します。
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茂木駅から下館駅に戻るには、一般のディーゼルカーの列車で下館駅に戻りました。
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下館駅からは友部(ともべ)駅経由で東京方面を目指しますが、友部駅から乗った普通列車は土浦駅で特急列車を先行させるため長めの停車でした。下りのホームからは水戸方面への列車が発着しますが、発車の時には「きらきら星」が流れます。
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途中の千葉県の我孫子(あびこ)駅で途中下車し、駅構内の立ち食いそば屋さんで「唐揚げそば2個入り」を食べました。大きな唐揚げが2つ入って440円は安いです。
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唐揚げそばを食べて、ひたすら普通電車で常磐線→山手線→東海道線と名古屋を目指しました。
途中東京駅で「お魚づくし」という弁当を発見して、東海道線の310円の乗車整理券を買うホームライナーの車内で食べました。
自宅に着いたのは日が変わってからです。
ここまで長い長い長文を読んでくださり、、、ありがとうございました。