アカデミー賞
国際長編映画賞...
いわゆる主要部門ではなく、なんとなく招待客的部門...
やっぱり、オスカーもらいましたっていうと
作品賞
監督賞
主演男優賞
主演女優賞
助演男優賞
助演女優賞
って感じです
まぁ、それでも権威ある外国のコンペティションで賞を頂けるってことは素晴らしいです(第92回の作品賞が、...であることから、ニッポンの映画人にもチャンスはあるし、まだまだ精進していただきたいものです)
ただ、恥ずかしいから会場であまり
(本当なら)舞い上がらないでくださいね監督(笑)
事情が事情ですが、
こういうのも困りますがね...
で、昨日見た映画の感想です
うん、最近珍しい抒情的な作品です
(昔は、フランス映画なんかでよくあった)
昨今、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のような身体機能を最大限試します!的な作品が多く(それはそれでよいのですが)、濡れ場も少なく(昔のボンドシリーズが懐かしい)爺にはさみしい作品が多いのですが(爆)、開演暫く、「まだ続くの?」というくらいの濡れ場が続きます(PG12)。
先の発言と相反しますが、ストーリーの導入と説明として必要な件なのですがちょっとくどいです(私見ですが、どうも同胞の濡れ場より髪金のねぇちゃんのそれが、爽やかに鑑賞できます)。
で、そもそも村上春樹原作です(大いに脚色されていそうですが)から、好き嫌いが分かれるところ(
文章の平易さに対して作品のストーリーはしばしば難解)
って感じ(まぁ、そこまで難解ではなくむしろ「回りくどい」って感じ)
話題作りに観に行くのはアリって感じです
自分としては、撮影地が地元なのでほぼ「あぁ、あそこね!」って感じで楽しめます(「あそこからあそこへは、そこ通らないだろう?」とか、「そんなに遠くないでしょって」感じで)
監督さんが、本当は韓国で撮る予定だったのが、コロナ騒ぎかなんかでだめになり、縁があって広島になったと言ってました。
ただ、まだまだ自分は「広島を扱えるようなレベルでもない」とおっしゃっていたように、あまり広島感のない撮影方法です(遠景が少ない)
(劇中に広島感をかもすシーンはありますが、ダイレクトに原爆ドームを映したりはしない)
しかし、この監督さんの狙いなのか、ドキュメンタリーでも撮っているような平たんな画像です...登場人物も主役級以外素人感が強い...
昔から、邦画はハリウッド映画に比べ色が鮮やかでなく(コダックと富士フィルムの違いに近く?)、躍動感に乏しい(時代劇は別)...フランス映画を更に暗くしたような感じ(わかるかなぁ?...笑)です
うん、まぁこれはこれでいいんでしょう
そうそう、岡田将生の演技は良いです。彼は危ない人を演じるのが本当に上手ですね。
Posted at 2022/03/28 14:52:07 | |
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