水棺の件、usaoの考え(そもそもこちらが想像している破損状況と違うのか?)と...ちゃうやん。
う~んっ...
それはさておき
シーベルトは、受け手の単位(放射線防護上の単位)。アルファ・ベータ・ガンマ・X・中性子線やエネルギー量の違いによらず使われる単位。
基本、被曝防御的には、これでよいんです(テカこれに統一して考えザル得ない)。
(付記、厳密にはややこしい話なので一定の条件下では、ほぼ1Svは1Gyと考えましょっ。)
ただ少し個別に掘り込んでいくと気になる部分もあります。X線やガンマ線、ベータ線はに関して医療被曝をベースに考えてよいですが、どうも引っかかるのはアルファ線と中性子線です(基本的に使わない)。
まぁ、興味深いのは多くの被曝研究の根源が広島・長崎の原爆による被曝にあります(添付のグラフ広島が如何に過酷であったか...)。
特徴は、核爆発ではその有害性が最強といっていい中性子線の大量瞬時被曝+再生産による追加はないとは言え副産物として生産された放射性物質(いわゆる死の灰)の大量降下による土壌ならびに水質汚染+一部の放射能化物質による影響といった、最強ずくめの環境下のデータです。
核爆発による被曝を一次被曝とすれば残りからの被曝は二次被曝といえます。
予想されるのは、フクシマ原発復旧作業従事者以外は、ほぼ二次被曝のみと考えます。
チェルノブイリは、周辺住民といえども近隣のものは一次被曝的要素があります(いわゆる核爆発ではありませんが、フクシマと違いチェルノは爆発的放射性物質の放出があったからです)。とはいえこちらも原発復旧作業従事者以外は、二次被曝が問題となります。
個別、地域別に細かく分析するには放出されている核種とその量が気になるところです。きっちり、テキスト読み返すべきですが、ウラ覚えで...スマソですが次のようなことが気にかかります。
やたらと放射性ヨウ素(主にでている放射性ヨウ素は、半減期が短いので、繰り返しの摂取がなければ過剰評価はいらない?)とセシウム(排泄が比較的早いので過剰評価はいけない?)の話が多いですが、ほかはどうなのでしょう?
ストロンチウムとか...
ウランやプルトニウムはどうなんでしょう?
まぁ、原発内もしくはその極周辺でしか、ウランやプルトニウムは考えなくてよいでしょう(原子炉がめちゃくちゃで核燃料そのものが飛び散らない限り。それでさえ、核爆弾のような爆発的エネルギーに寄らないと遠くへ飛ばしようがありません)。
そこで、みなに考えてもらいたいのが外部被曝と内部被曝の問題です。外部被曝は、日々報告される放射線量(毎時〇〇シーベルト)で考えればよいでしょう。以前も言いましたが、0.何とかマイクロシーベルト単位で話されているところはもう無視しましょう。
内部被曝は、やや評価が難しくなります。取り込まれた核種によって評価が多少変わるでしょうから。
それは、その核種(放射性物質の種類:放射性ヨウ素とかセシウムとか...実際は同位体の違いもありますが)によって、何を主に放射しているかです。アルファ線?ベータ線?ガンマ線?中性子線?..中性子線は先の理由からここでは除外(核爆発おこすか原子炉のようなところで臨界状態にでもならなければびゅんびゅんでてこないはずです)。
結局、アルファ線・ベータ線・ガンマ線の別は考えなくてはいけません。
ここで大切なことは!被曝者からの被曝(ここでは三次被曝としましょう)。
福島産の農作物・魚介類の話は置いといて...
福島の人が差別されている!と聞きますが、これに関して少し...
仮に放射性物質を被ってきたとしましょう...そもそも、原発そのものから着の身着のままででてきてさえもですが、そうでない人たちが被ってきた放射性物質の量は知れていますし...
洗い流せばソレまでです。
次に、
放射性物質を取り込んできてその人そのもの(フクシマの人)が放射性物質化、その人からの三次被曝は?というものです。
うつる(伝染)するんじゃないか?...の発想の原点がここにあるのだと思いますが...
ありえません!
今の環境(いわゆる避難してくるくらいのフクシマの人たちがさらされた環境)ではありえないくらいの大量な放射性物質を取り込んだ人がいたとして、その人に24時間ぴったり抱きついて、その人から出る汗やシッコやウンコをなめ尽くせば多少は影響があるかもしれませんが、
三次被曝はない!と考えるべきです。
なぜなら、内部被曝で問題とされるアルファ線やベータ線はその人そのものがシールドとなって外部に漏れない。アルファ線・ベータ線の透過能力は、めちゃくちゃ弱い(以前のブログ参)。
人の体自体で透過を防げるから(その人自身がシールド)。逆にだからこそ、取り込んだ本人にとっては、内部からの被曝、内部被曝が問題となるのです。
じゃぁ、ガンマ線は?てことですが、今言われてる放出された放射性物質で、ガンマ線をそれなりのエネルギーをもって大量に放出しうるものはあるのか?ですが、なさそうです。
あっても、そのひとが取り込む量は、今の環境では少量です。ガンマ線は透過能力は高いですが、結局大気圏内(重力と空気の抵抗など)では、到達距離がしれています(以前のブログ参)。よってこのガンマ線による被曝も無視してよいわけです。
あぁ、また乱筆してしまった(笑)
読み返しせず、うかんだままかいてますので。乱文お許しください。
あっ!福島の人から放射能が伝染しない話は自信有りますよ(笑)
それと、自己末梢血幹細胞採取や自己骨髄移植の為の準備についてもはなしたいところですが、一旦終了。
Posted at 2011/04/28 13:20:59 | |
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