国立病院などの赤字
医療費の増大
などなどで
頭の悪い役人は
病院に手のかかる患者(でも儲けの出ない慢性期や終末期の患者)が長々と入院できなくなればいいんだと発想した
そして、そういった病床は運営できないくらいに厳しい診療報酬を制定
長く診るだけ儲からない仕組みを作った
名目は、病院職員の過重労働を防げだの
家で亡くなるのが自然だのとキャッチコピーを掲げ
もう一つは、項目のすげ替えである
医療費を介護費に振り分ければ
見た目の医療費は減る
お役人は、してやったりと思った!
でもさ、社会福祉費としての支出が増えている以上
国の赤字は減ってないんだよ
それどころか、患者を分散させることで人手がもっとかかるようになった
いちいち、出向くには移動にもお金がかかる
工場でもなんでもそうだが、基本採算性を上げるには集約なんだよね
で、また役人は考えた
介護報酬の引き下げや在宅診療関連の支出の制限
マンパワーに頼る訪問診療・看護・介護は人件費という最大の出費を削らなくならなくなる
賃金の値下げは、労働環境の悪化、ひいては職員の士気・レベル低下につながる
そしてこれだ!
それみたことか
今の日本は、あらゆる分野で無茶な施策がなされ現場は泣いている
民間に任せれば、いい知恵が出る?
おいおい、ルールを自分たちで作り(市場原理が有効になるには、市場そのものにルール作りが任されてこそのこと)、もうけを制限しどうやって民間の活躍ができるんだ?
極端な話、夜警国家的政府のもとでなければ、民間の自由度は生かされない。
日本は、明らかに劣化に向かっている。
Posted at 2017/04/28 15:34:32 | |
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