まさに、おめでとうございます。
比較的(100億単位?)国が研究費を潤沢に提供し始めたと言え、それも最近になってのはなし...
アメリカではその100倍は資金注入しているらしい、多機能細胞をもととした研究開発...
まいどまいど、日本は涙ぐましい環境で偉業を成し遂げてくれる
実際、奇跡に近い...
(ノーベル平和賞は、別として)
他に有色人種でこのような発見発明を比較的高頻度で成し遂げるものはいるのであろうか?
(あっ!勘違いしないでね、自分を含め多くの日本人は凡人)
日本の手作業的ラボでよくいろんなものが発見発明されるよ...usaoも一時期研究機関に所属して実験何ぞしていたが、まぁ哀れだね。先生と呼ばれる人自らバッファーの調整からしてる国ってあるのかしらん?
ただただ、頭が下がる。
しかしだ、このたびの偉業は、ある意味パンドラの箱を開けちゃった感がある...
実際、かなり前に開けちゃっているのだが、あんまり大がかりな臨床応用が聞かれないところをみると(倫理的セーブがかかっているのだろうけど)、そう簡単にはブレークスルーしない。
きっと、細胞集団である、均一な組織程度は作れるだろうけど、ファンクションする臓器を作るには、iPS細胞単独からは難しかろう。
一番近いところで心臓か?
肝臓のような複数の機能・役割の違う細胞が入り乱れてシステムを構築し色々な機能を有するような場合、それを作るのはかなり難しかろう...元の臓器があって、一部の不具合をパテ埋めする感じでならそこで分化し機能するかもしれないが...
彼のアインシュタインも原爆が出来た時は喜んだそうな!その使用をアメリカの大統領に進言したとまでされる(結果を見て痛く傷つき反省したというが、アフターフェスティバルである)。
彼は、その後多くの償い事業をした。アインシュタイン研究所もその側面が強い。日本人研究者も多くお世話になっている。
そもそも、ノーベル賞の創始者である、ノーベル自身、ダイナマイトの発明が多くの人の命を奪うようなことになったことへの償いとされるが、人類(科学者)は学習能力が低い(笑)
人が神の領域に手を出したときその結果はさて?
PS.高橋研究員ナイすっ!何時も発見の陰にはこういうエピソードを生みだす、閃きの人がいる(爆)
Posted at 2012/10/09 13:49:41 | |
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昼休みの独り言 | 日記