
先日、ある法事に参加した...
故人が亡くなってからある程度年月がたつと...
坊さんの法要後の食事会は、
ある種、親戚・縁戚・知人らによる単なる飲み会と化す(笑)
会場の隅の方でチビチビやっていると、酒をもって挨拶にくるものが数人...入れ替わり立ち替わり
俺も、このメンツの中では出世頭(笑)なのかお酌に来てくれる
ただこの手の人間の中には「やっかみを言いに来てるの?」って輩が混じる
博士号をもつ高学歴、研究職や技術者としてではあるが国家公務員、地方公務員を経て起業...
どうやら、鼻もちならないらしい...
必ず、こういう場合は、「エリートは、勉強が出来るかもしれないが、苦労知らず世間知らず...なのに社会的地位を得、そのうえ儲けやがって(俺に言わせれば、俺レベルはエリートではない)」的なニュアンスの言葉を浴びせかけられる
おまけに、必ず自分のような弱者は頑張っていても世間から正当な評価を受けていないような発言を聞く。
笑止千万っ!確かに高学歴になるには、家が裕福な場合が多い(親の年収平均一位は、東大だったと記憶する)。
ただ、金があれば勉強ができるように成るわけではない。やらないで手に入るモノは基本この世には無い。資格試験に合格するのも博士号を手に入れるのも自分が努力しなければ手に入らない。
そして、どんな分野でもある程度の資格や地位を手に入れるにはそれなりの経験を必要とする。起業するとなるとなおさら、起業資金や運転資金が湧いてくるわけではないし、実力が伴わなければ事業は安定しない。その間の知的・技術的・人的経験が無いわけがない。
でそこからの話の展開が面白い。
奴の業界は、社会から不当な扱いを受けているのだそうだ。
その反対に俺の所属する業界は不当に優遇されているらしい(笑)
奴は、電力会社に勤めている(爆)
世間が、朝○新聞などのア○の勢力によって洗脳され感情的に原発反対をうたっているのだそうだ。
日本を支えるインフラの要である原発に関して、知識の乏しい阿呆な国民達は、感情的に我ら電力マンが国民に施しをしてやってる恩義に反し、盾つこうとしているというのだ(ニュアンス的にこう言いたいらしい)。
奴は、やたらと無知を連呼する。俺も基本原発反対派だと言うと、「はぁん!?、やっぱエセエリートはモノを知らないんだなぁ...」という態度である。
文系での営業職の奴より物理化学は、俺の方が知識が劣ることはないというニュアンスを伝えると、今度は、「理系の人は、これだから...社会を知らなすぎる...」という態度に変換しやがった(相手の物言いで話の展開を切りかえるあたりが、やつのお頭の軽さだと思うのだが...)。
酒が入っているせいもあろうが、奴は言うに事欠いて、「頭の悪い下々にまで公共サービスを垂れ流していては国が滅びる」みたいなことまでのたまった(会話の初めは、自分も下々で苦労しているのだと言って置きながら、最後は自分は上の方に立ち位置する人間と様変わりするところがあさましい)。
奴の子供の頃を知っている俺は、奴が根っから悪い人間ではないことは承知している。ということは、電力会社に入ってから人間が変わったということであろう。組織というところはげに恐ろしきかな...である。
きっと洗脳されるんだろうなぁ...(寒っ)
俺の記憶が正しければ、電力会社勤務で年齢相応の出世をしていれば40歳すぎくらい(奴の年齢あたり)で年収800万位はあったと思う。ビートたけしやみのもんたが小市民を騙るよりはマシだが...まぁ厚かましい奴だ。
残念なのは、企業戦士でとてもお疲れなのだそうだが、電力会社の営業って何すんだ???
聞き忘れた...残念(爆)
しかし、こんな馬鹿と親遠戚っていやだなぁ...(汗)
Posted at 2014/03/31 13:34:07 | |
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