前回から続いております。
あまりのハイパワー&ストッピングパワーで、タイヤとホイールがずれてしまう
b42様のアウディRS6ですが、前回直したのですが、再びずれてしまいました。今回はミシュラン指定の減摩剤BIB-UPを使用してみることにしました。
ユニフォミティを測定すると、
GSP9700からタイヤの交換を勧められてしまいました。
タイヤを外して確認すると、タイヤの内側のビード部分が切れていました。
という事でタイヤを新品に交換する事になりました。PZERO NEROよりブリヂストンRE050 245/35R21 285/30R21 に変更です。本当はミシュランをお勧めしたかったのですが21インチだと良いサイズが無くてRE050となりました。
ホイールはアメ鍛 ADV.1 ADV7 です。デザインは最高なのですが3ピースなのでどうしても精度が。。。
GSP9700ホイールバランサーにセットしてビードシート部を測定します。
ユニフォミティマッチングで組み込んでいきます。
再びユニフォミティマシンGSP9700にフランジプレートを使用してセットして測定します。
ここでトラブル発生です。リアのホイールが1本変形してしまっていました。簡単に言うと卵型に変形してしまっています。
インナーリムが1回転中2か所で歪んでいます。
色々頑張りましたがRFV95Nが限界でした。
右リア以外は許容範囲に収めることが出来ました。
車両に装着しようとして再びトラブル発生です。前回は気づかなかったのですが、どうもハブ径が合っていないようです。感覚では0.3mm前後隙間がある気がします。オーダー時にハブセンでオーダーしたとの事ですがかなり甘目の設定です。通常0.1mm以下が正常です。
取付時の偏芯はステアリングブレの要因となりますので、
人力で芯出しをします。
全体の数値です。1番~3番まではタイヤのユニフォミティは良好です。組み付けした状態でも許容範囲です。4番はタイヤ単体はいまいちでした。但しホイールが変形していたのでその影響が有るのかもしれません。
数値的には、ハンドルが振れる可能性は少ないと思いますが、580ps+アルコン6PODではまたタイヤがずれるといけないのでb42様には十分な慣らし運転をお願いしました。
今度こそ完治すれば良いのですが、ホイールの精度と強度が今ひとつな感じなので(特に今回はハブが気になります)心配です。
RS6もついに完結編となるように祈りつつb42様ご利用ありがとうございました。
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ユニフォミティマッチング | 日記
Posted at
2012/03/24 19:15:52