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2025年01月11日

欧州フォード歴20年目の若輩者です

欧州フォード歴20年目の若輩者です 今年2025年は私が欧州フォードに乗り始めてから20年目の年だ。日頃ブログでもっともらしいことを記していても、自分自身が欧州フォード車のオーナーになったのは2005年と、実はそんなに昔のことでもない。フォードそれ自体は1986年に実家へ迎え入れたテルスターTX5以来、40年近くの付き合いになるけれど、テルスターの次のフェスティバ5も含めていわゆる日本フォード車から始まったフォード遍歴は、途中で愛車所有なしのブランク期間も長かったゆえ、欧州フォードとの関わり合いに関して言えば自分など、他の早くからのオーナー歴を誇る経験豊かな諸氏などに比したら、まだまだ「若輩者」に過ぎないと思う。
実際のところ、2005年に購入した初欧州フォードがKaで、それ以降、フォーカスST170→フォーカスSE(US仕様)→フィエスタ1600GHIA→フィエスタ1.0EcoBoost+フォーカス1600GHIAと、現在までに6台を渡り歩いてきたのも、20年間のキャリアとしてみれば決して経験豊富とは言えないレベルだろう。この20年に限っていえば、私なんかより早くに欧州フォード車を受け入れてこられた方は他に多々いらっしゃる。

そういったこともあって、最近は私が出会った頃よりももっとはるか以前の欧州フォード車への関心が高まっている。それは、フォード日本によって国内で販売されていた、グラナダ、コルティナ、シエラといった70〜80年代のラインアップだ。「コルティナロータス」や「シエラRSコスワース」といったパフォーマンスバージョンなら国内に今でも大切にしている愛好者がいるけど、私が関心があるのはあくまでも日本で正規で売られたGHIAなど平準的なグレードで、シエラならばせいぜいXR4Tiあたりまで。
私はそれらが日本で売られていた頃、ほとんどリアルタイムでは関心を向けていなかったこともあって、当時の国内での実績や評価などを寡聞にして知らない。しかしおそらく、ドイツやフランス、イタリア、スウェーデンなどの各メーカー車に埋もれて存在感が限りなく薄かっただろうことは察しがつく。
そして、当時それらGHIAの名が付くような欧州フォード車を選んでいた人は、フォード日本の関係者でもなければ、よほどの思い入れ・見識眼をお持ちであったに違いないと思う。相当に難しそうなことではあるけれど、今後はそうした、今からそれこそ半世紀近く前に、日本でごく普通の欧州フォード車を選び、その良さを体感していた経験をお持ちの「欧州フォード大先輩」な方にお会いして、ぜひお話を伺ってみたい。

70〜80年代のGHIAを冠した欧州フォード車が今、国内で生息している可能性はほぼゼロだろうと思う反面、日本のどこかに、ブログやSNSに手を染めて愛車を外へアピールするようなこともせず、大事に手を入れながら今なお日々の伴侶として愛用されているような方も、まったくいらっしゃらないとは言い切れまい。


トップ写真は、今日100,000kmに到達した直後のフォーカスの姿。この車を操っていると、デュラテックの奏でる響きやパーツの組み付け精度のほどほどに大味なつくりのインテリアなど、ちょっと古い欧州フォードならではのざらっとした肌触りがとても心地よく感じられる。
ブログ一覧 | Ford | クルマ
Posted at 2025/01/11 19:04:53

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この記事へのコメント

2025年1月11日 20:56
こんばんは。
あけましておめでとうございますですね。
このブログで書かれていた車種を見ながら日本のフォードの販売戦略は時代ごとに良い言い方にすれば柔軟な車種選定だったなぁと思いました。
試行錯誤だったのか本国とかの人気で考えたのか、バラバラな導入がフォードブランドを日本に定着させることができなかったのかと感じたりもします。
今でこそ大きな車も多いですが、やはり日本の道路事情を考えると欧州フォードを基本でやった方が良かったかなぁと思います。
物価高やら為替の関係で並行はかなり厳しいですね。
FLCさんもBYDを表に持ってきて良かったなと思ってます。
徐々にフォードの影がなくなっていくのは寂しいですが…
コメントへの返答
2025年1月12日 8:30
@fiestaさん、新年おめでとうございます。
日本での欧州フォードの歩みは、フォード本来のバックグラウンドである「アメリカ」と、日本での輸入車の代名詞と言える「ドイツ」、この2つをどう折り合いづけるかの試行錯誤だったのだと思います。そしてそれは、そもそもが国産車大国である日本では「決して折り合わない」という結論に達したのでしょう。

日本では着実にフォードの影がなくなってきていますね。この円安と国際的な自動車をめぐる市況の下では、もはや日本でフォードに乗るのは金銭的にはアッパーミドル以上の選択にも等しくなってしまっています。これは長年フォードに乗り続けてきた者としては本当に寂しく思いますね。

2025年1月12日 15:56
ロボ部長さん、遅ればせながら、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。

いつものように、欧州フォード愛が溢れるブログですね。
仰る様に、当時、普通の欧州フォード車を決め打ちで選択して自分の相棒として乗っておられた方は、
やはりそれなりにあらゆる面の「ぞうけいが深い方」だったと推測します。
欧州車と言えば、メルセデスやBMWやアウディなどが直ぐに頭に浮かびますが敢えて欧州フォードを選択したオーナーにはその辺の話を聞いてみたいですよね😊
僕もおぎやはぎの愛車遍歴がなければ、フィエスタ の存在を知りませんでした。あんな良い車をヨーロッパフォードが作っているなんて、本当に、あの時は目から鱗でした。先日も赤いフィエスタ を見かけた時、あ!フィエスタ だって妻がうれしそうに言っていました。今でも良い個体は正規ディーラーがなくなったにもかかわらず100万円以上しているので、その値段からも良い車だと言うことがわかります👍

今年も欧州フォード愛あふれるブログ、楽しみにしています😊
コメントへの返答
2025年1月12日 17:55
ややこし屋オヤジさん、2025年おめでとうございます。いつもどうもありがとうございます😃

70〜80年代の日本の輸入車市場は、すでに凋落傾向だったアメリカを除くとドイツが優勢で、アンチドイツ派ならフランスやスウェーデンあたりから、より強い趣味性を求めるならイタリアやイギリスなどを選ぶ傾向がありましたよね。
そうした図式に当てはまらない欧州フォードは「宙ぶらりんな存在」だっただけに、当時わざわざそれを選んだ方は相当の思い入れがあったはずです。そうした方に、実際のところはどうであったかをお聞きしてみたいと思うのですが、なかなか知り合う機会はないですね。
もしくは、その昔日本での欧州フォード車販売を担っていたホンダインターナショナルセールス(過去にはホンダがフォード車を売っていたことがあったんですよ!)や近鉄モータースなどで経験を積まれた方のお話を、ぜひお聞きしてみたいです。

プロフィール

「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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