• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ロボ部長のブログ一覧

2022年05月06日 イイね!

イベントの主役は陽の部分。陽は陰があってこそ

イベントの主役は陽の部分。陽は陰があってこそ昨日は祝日でしたが出社日だったので都心へ。お昼どきに外苑東通りを歩いていたら、何やら一癖も二癖もありそうな車たちが向こうから何台も走ってくるではありませんか。カウンタック、マルティニカラーのストラトス、スーパー7、ほとんど軍用車?なJeep、古いミニやシムカのセダン・・・どの車もボディサイドに共通のステッカーを貼り付けています。これはきっと祝日のクラシックカーイベントに違いない。もしかするとフォードの車も何かやって来るのでは?と、少しの間歩みを止めて次にやってくる車を待ってみることにしました。
何が来るかな〜と期待をしつつも、同時に、フォードであればおそらくアーリーマスタング、場合によってはモデルTなどもあるかも、ヨーロッパ志向の強いイベントならエスコートRSやコルチナ・ロータスあたりだろうな、と冷静に判断する自分がいました。

果たしてその予想は的中し、ほどなくして写真の'65〜67年頃のマスタング・ファストバックがやってきたのと、写真は撮っていないですがF-100「パンプキン」も走ってきました。それ以外にフォード車は確認できていませんが、たぶんフォードのエンジンを積んでいるであろう英国車はきっと何台かいたはずでしょう。

ヘリテージやクラシックと称される車を讃える場でピックアップされるフォード車の種類は本当に限られています。それはフォードのようなつくり手の宿命とも言えます。歴史に名を遺しその名を未来へと語り継がれる輝かしい存在というのは、誰もがそうなれるわけではなく、市井の足に生きた大衆車などは無名な存在として扱われます。圧倒的多数のフォード車はフォード自社のミュージアムコレクションは飾れても、オーセンティックなイベントなどで勇姿を披露することはないのです。私はやはり、そうした華やかなスポットライトを浴びることなく、しかし社会の歩みと人々の暮らしを着実に支えたフォードの車たちの魅力を愛したい。


※ちなみにあとでイベントに関する報道記事を見たら、ストラトスは本物ではなく精巧なレプリカだったそうで。音を聞いただけでわかるとかよほど詳しくなければ、全く気づかないものですね。
Posted at 2022/05/06 22:03:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | Mustang | クルマ
2022年05月05日 イイね!

シャークノーズな2台

シャークノーズな2台以前から似ているなーと感じていた「顔」同士です。6角形のグリルというのは自動車の顔との相性がよほど良いのか、6角形状を基本にいろいろなプロポーションとフォルムにアレンジを施されたグリルが各社の各車に採用されています。私がこのメルセデスの他にもマスタングの顔に近いと感じているのが、マツダロードスターベースのアバルトスパイダーの顔ですね。

メルセデスのフロントエンドはその昔は垂直基調(絶壁グリル?)であったのが、80年代の190や300といったモデルで空力性能を本格的に追求したことでスラントノーズになって以来、基本的には素直にスラントしていたのに、いつからこんなに逆スラント気味になったのか?歴代のマスタングが売りにする逆スラントの「シャークノーズ」といい勝負です。ちなみにマスタングのポニーパッケージや2015年のデビュー当初年に限定販売された50周年記念モデル(※日本で正規販売されたEcoBoostの50 YEARS EDITIONでなく、V8のGTをベースに1964台限定で販売されたモデル)だと、フロントグリル内に太い横桟一本が入るので、さらにこのメルセデスのグリルの印象に近くなります。
Posted at 2022/05/05 22:54:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | Mustang | クルマ
2022年04月20日 イイね!

チラ見えのマスタングは超弩級な一台だった!

チラ見えのマスタングは超弩級な一台だった!今朝、地元市内の交差点で、直行する通りの赤信号に赤いマスタングが停まっているのが見えたので、とっさに写した写真です。とにかくマスタングの方へレンズを向けて適当にシャッターを切っただけの、いわゆるノーファインダーだったため、ご覧のように前ピンの甚だ冴えない写りですが、かろうじてマスタングの姿はフレーム内に収めることができました(フィエスタのサイドウインドウ越しだけにマスタングの像の歪み度合いが半端ないこと!ここで反射的に左側の窓を開けられるようでなければ、まだまだ一流スナイパーにはなれませんね)。

ただ、そんなごく一瞬の出会いではあっても、そのマスタングがただのマスタングでなかったことは鮮明でした。一応S197とはいえ、シルエットは明らかにノーマルな趣を大きく逸脱している・・それはスーパースネークではないのか?直感的にそう思ったものの、その場で確かめる術もなく、我がフィエスタはただマスタングの前を走り過ぎるだけ・・しかし通り過ぎ様にちらっと横目で見た限り、スーパースネークらしきエンブレムがフロントグリルにあることは確認できました。
一方で、とかくマスタングは“モディファイ天国”。ベースモデルを思い思いにアフターパーツでカスタマイズするオーナーも多く、果たしてそれが本当にスーパースネークであるのかまではまったく定かではありませんでした。

帰宅後、昨年秋に都内で開催されたアメリカ車をテーマとしたイベントで撮影した写真のことを思い出しました。確かその場に、S197ベースのスーパースネークの実車がいたのです。写真を見返してみると、なんとそれは今日のマスタングと同一のナンバープレートではないですか!ボディカラーも、レーシングストライプも、エンジンフードのエアベントもボンピンも、それらすべてが共通です。決まりですね。やはり今朝の「只者ではない」マスタングはシェルビーGT500・スーパースネークであったわけです。




Posted at 2022/04/20 21:31:58 | コメント(2) | トラックバック(0) | Mustang | クルマ
2022年04月10日 イイね!

この写真のあと、こうなった

この写真のあと、こうなった昼食を買いに寄った地元のパン店。レジで支払いをしていた時、外を赤いマスタングが走っていくのが見えました。慌てて店を出てともかくフィエスタと同一フレームに入るように撮ったのがトップ写真です。すでにだいぶ先へと走り過ぎていましたが、しかし直進せずに右折レーンから右へ曲がっていったのを見逃しませんでした。そこで右折するということは、その先にあるショッピングセンターの駐車場へ向かった確率がかなり高いのでは・・・地元民ならではの勘を働かせて、フィエスタを走らせてそこへと向かった結果が、はいこちら。



これまでにやったことがありそうで実はなかった、S550マスタングとのツーショットです。私がいつかやってみたいことの一つに、このS550マスタングとB299フィエスタで共通していたボディカラーであるレースレッド同士・すなわち同じ色同士での横並びがあり、今回はマスタングこそレースレッドではありましたが、フィエスタはコッパーパルスでガマン😅
ほぼ同時期のフォード車である2台だけに、小型ハッチバックと大型クーペという根本的な違いはあれど、やはりフロントグリルの形状をはじめとして、ボディサイドのプレスラインの入り方やルーフラインの落ち方、サイドウインドウのグラフィックスなどに強い近似性が備わります。ちょうど前回のブログでS550マスタングのチーフデザイナーであるケマル・キュリーク氏がフォーカスやクーガも手がけていた話をしました。そのキュリーク氏がB299フィエスタのデザインにどこまで関与していたかはわかりませんが、フォードが共通の造形方針を掲げていた中からこの両車は生まれてきたことを見るからによく示しています。

想定外のパーキングとなったため、この後はSCでしこたま買い物をして駐車場代を浮かせました。
Posted at 2022/04/10 15:59:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | Mustang | クルマ
2022年04月08日 イイね!

マスタングとフォーカスの共通項

マスタングとフォーカスの共通項表参道で。こちらはEcoBoostのホイール&ストライプパッケージというグレードのようです。サイドをよく見ていただくとドア下部にストライプが入っているのと、この専用10本スポークホイールが識別のポイントになります。
現行S550マスタングも実に多くのパッケージ設定があります。初代マスタングが当時としては斬新だったフルチョイスシステムを導入していたことを受け継いでいるかのようで、細部に至るまでかなり自分好みな一台を手にできそうな体制になっています。

ところで、あまりよく知られていないかもしれないのが、このS550マスタングのスタイリングをチーフとして担当したデザイナーが、3代目C346フォーカスや初代および2代目クーガ(C394、C520)なども手がけていたことです。ケマル・キュリーク(Kemal Curic)というデザイナーで、現在はフォードのリンカーンディビジョンのデザイン統括を務めています。
キューリク氏は2000年代中期〜後期の欧州フォード発のデザインテーマであった「キネティック・デザイン」推進の中核として、当時のマーティン・スミスディレクターのもとで代表的な車種を数多く担当しました。そんな欧州フォードでの活躍の勢いをそのままに、それまではUSサイドの独壇場であったマスタングのスタイリング開発も先導したのです。おそらくそこには、S550マスタングがマスタングの長い歴史で初めて、ヨーロッパなどでも公式に販売されるという事情も影響していたのだろうと推測しますが、いずれにしても、フォードにとっては「顔」とも言えそうな存在であるマスタングやフォーカスのスタイリングを同一人物が引き受けられるというのは、その力量が並大抵ではないことを物語っています。
Posted at 2022/04/08 18:27:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | Mustang | クルマ

プロフィール

「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

愛車一覧

フォード フィエスタ フォード フィエスタ
2014年に国内80台限定で販売されたレザーパッケージの第一弾、うち20台の割り当てとさ ...
フォード フォーカス (ハッチバック) フォード フォーカス (ハッチバック)
生涯で8台目のフォードとして、2000年式・日本発売極最初期のC170フォーカスを202 ...
フォード フィエスタ フォード フィエスタ
「均整」「端正」「抑制」いまのカーデザインが忘れた3つのSeiを備えた小粋な実用小型車で ...
フォード フォーカス (ハッチバック) フォード フォーカス (ハッチバック)
Ford Focus SE/2003 year model/Zetec 2,000cc/ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation