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ロボ部長のブログ一覧

2019年09月22日 イイね!

900回目は、そこに到るきっかけとなった方の名車とともに

900回目は、そこに到るきっかけとなった方の名車とともにこちらは、つい先だって解体が正式に決定した都城市の市民会館です。一度見たかった建築であったため、すでに解体工事が始まり周囲を仮囲いで覆われた状態とはいえ、特徴的な屋根部分をはじめとするえも言われぬ迫力を帯びた建ち姿を拝めて本当によかったです。

そして、その消えゆく名建築を前にするのは、欧州フォードの名車・モンデオST220です。シーグレーのボディカラーが、コンクリートと鉄とガラスからなる「メタボリズム建築」のマシニカルなトーンと絶妙な調和を見せていますね。そう、この希少なボディカラーをまとったST220のオーナーであるヨコモンさんが、今回鹿児島から都城へ来てくださったのです。
ヨコモンさんとお会いするのはだいぶ以前に関東で開催されたヨーロッパフォードミーティング以来、実に久しぶりでした。ですから、お相手がヨコモンさんでなければ通じないような、かなり濃い欧州フォードばなしに華が咲いたのは言うまでもありません。他にも、ご家族のことや新しいお車のことなど、話題は尽きず都城での楽しい時間を過ごすことができました。ヨコモンさん、本当にありがとうございました!


さて、今回のブログが900回目となります。2010年の早々にこのブログを立ち上げたきっかけの一つが、実はヨコモンさんと出会って、欧州フォードについて語り合えるオフ会などに参加させていただくようになったことだったのです。私自身は80年代からすでにフォードライフを始めていましたが、欧州フォード車を初めて愛車にしたのは2000年代に入ってからと、欧州フォード歴は決して長くはありませんでした。それで、ヨコモンさんはじめ先輩オーナーの方々にお会いしたり話をしたりするうち、欧州を含めたフォードについて自由に語れる場がほしいな、と考えるようになり、この「幸せの青い楕円」を始めるに至りました。
以来、細々とではありますが、ふだん目にするフォードのことを取り上げながら、今日まで900回続けてくることができました。いつも気にしてくださっている皆様、コメントをくださる皆様、さらに、このブログで取り上げさせてもらったこともおそらく知らないであろう、全国のお名前もわからないフォードオーナーの皆様に、心からお礼を申し上げます。本当にありがとうございます。



自分にとっては節目となるこの回で、大きな影響を受けたヨコモンさんとの出会いについて話題にできてよかったと思っています。ところでこちらの写真、愛車ST220を撮影中のヨコモンさんの様子ですが、そのとき目の前に広がる情景の中で、被写体がもっとも魅力的に映るポイントを求めることをいとわない姿に、さすが!と感じました。何より、いつでも・いつまでも自身の愛車が魅力的と思える感性こそが大切だよな、とあらためて実感した次第です。
Posted at 2019/09/22 20:18:29 | コメント(3) | トラックバック(0) | Mondeo | クルマ
2019年03月24日 イイね!

「愛されモンデオ」

「愛されモンデオ」先日、偶然出会えたレーシングピューマにもう一度会いに行きました。今日はフィエスタでなく自転車で。そう、自宅から自転車でも行けるくらいのエリア、その気になればいつでも足を向けられる場所に、世界に500台しかないレアなフォードがいる・・・しかもそれは私にとって憧れの一台・・・なんと素敵なことでしょう!!^_^

で、結果として今日もまたレーシングピューマの実車と会うことができたのですが、そこへ向かう途中に、これまた私が大好きな二代目モンデオのセダンがいました。初期型のGhia、ムーンダストシルバー、RSエアロパッケージ装着車です。やはり二代目モンデオのセダンは、このムーンダストシルバーがもっとも「らしい」。ニューエッジデザインの特徴が余すことなく表現されているカラーリングです。しかもこちらの個体は、モンデオセダンに付けられていることが多いサイドウインドウバイザーもなく、ウインドウグラフィックスがノイズレスで明瞭なのが好ましい。

二代目モンデオはST220ならオフミなどで目にすることはあっても、GhiaやGLXといった標準グレードはまずそうした趣味の場に現れることもなくなりました。しかし、決して消滅したわけでなく、私も時々こうして目にしてはブログで紹介するようにしてきました。
自動車趣味としてモンデオに乗るのでなく、長年付き添った道具として乗り続けている、そうしたオーナーさんに愛されていそうなモンデオに会えたのも、レーシングピューマとの出会いとは違った意味で嬉しいものでした。
Posted at 2019/03/24 21:13:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | Mondeo | クルマ
2018年09月24日 イイね!

兵庫フォードだより3・・モンデオST220に会えた後の酒は旨かった

兵庫フォードだより3・・モンデオST220に会えた後の酒は旨かった神戸滞在時によく顔を出す居酒屋が北野にあります。先週もそこへ向かって歩いていたら、途中のコインパーキングにモンデオST220が駐車されていました。見たところ2005年に国内へ最初に導入された時期のモデルのようです。
この国内ファーストロットのST220は当時20台限定というきわめて少量での販売でしたが、自動車媒体での高い評価もあってすぐにさばけ、それが後にモンデオがMCを受けてからのセカンドロット導入へと道を開きました。
今にしてみれば、ST220というかなりマニアックなグレードを台数限定とはいえ日本市場へ入れたこと、モンデオをトップに、フォーカスST・フィエスタSTと「STブラザーズ」を一通り揃えたことも、FJLとしては大英断であったと言えるでしょう。欧州フォードファンにとっては本当に夢のようなラインナップでした。

今なお大切にされているST220は、ほとんどが基本的にはオリジナルの状態を保っているように感じます。この個体もそうで、ローダウンなども行われておらず、外から見た限りはほぼオリジナルを維持しているように見えました。
そもそも欧州フォードを選ぶ方は極端なチューンやモディファイを好まない(RSは別として)という印象を持っていますが、特にモンデオST220を選ぶようなーしかも、このナンバーにするほど思い入れが強いー方なら、妙に弄るよりは、SVEのチューニングの妙味を素直に味わいたいという方が多いんじゃないかと?こちらのオーナーさんも、いつまでもその絶妙なセッティングを楽しめるといいですよね!
Posted at 2018/09/24 18:44:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | Mondeo | クルマ
2018年08月08日 イイね!

バリものモンデオ

バリものモンデオ先だって高畠さんでフィエスタの12ヶ月点検を受けている間に、やはり点検で入庫中のモンデオセダンに会えました。これは2001年に二代目モンデオが国内導入された最初期頃のモデルで、豪華版のGhiaではなく単に「モンデオセダン」と称されたグレードですね。スターダストシルバーのボディカラーは当時のカタログのページも飾ったセダンのテーマカラーで、特にセダンに装着されることが多いウインドウバイザーやコーナーポールなどの付加物がないこともあって、往年のニューエッジ・デザインのクリスピーな美しさがいまなお映える一台です。

モンデオはこの二代目で国内販売が終了したため、一応フォードの日本撤退までブランド自体は残っていたフィエスタやフォーカスと比べると、国内における残存稀少度が高い銘柄になっています。その中でも、不世出のスポーツサルーンとしてエンスー的に支持されているST220に対して、標準モデルのセダンとなれば、本当にその商品性を愛してやまないオーナーさんから大事にされている個体だけが、いまだ生き永らえていると考えてよいのでしょう。
少し前に船橋で見た同時期のGhiaにしても、オーナーさんはずっと変わらず気に入って乗り続けているに違いありません。

だから、こうしてサービスに入ってくる現役のモンデオセダンを見ると、オーナーさんの確かな信頼が寄せられていることをひしひしと感じます。高畠さんのサービススタッフによれば、こちらのモンデオセダンはなんと走行1万km台!仮に17年程度の車歴とすると、年間600km足らずしか走っていないんだ〜@_@;それでも半年ごとの定期点検は欠かさず行っており、当然のように、不具合もなくまだまだ乗り続けられるコンディションであるとのこと。
ナンバーを見た限りではおそらくワンオーナーカーで、そんなに距離を伸ばす使い方でなくても、きっちりと面倒を見て良好な状態を長年にわたり保ち続けることをいとわないオーナーさん、見習いたいものです。
Posted at 2018/08/08 22:14:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | Mondeo | クルマ
2018年06月17日 イイね!

フレフレ幕張に行ったのに、一番嬉しかったのはこのモンデオ

フレフレ幕張に行ったのに、一番嬉しかったのはこのモンデオフレフレ幕張に行ってきました。昔は仏車フリークだったこともあって、地元近くで開催されるフランス車のイベントとして時々アウェイの身で行くのですが、今日はかつて大好きだった末尾に4や5がつくプジョーや、◯Xのシトロエン、2桁数字のルノーといった7〜80年代の車種にはほとんど会えませんでした(シトロエンCXだけは何台も来ていましたね)。これまで何度かフレフレ幕張に顔を出していて、そうしたクルマたちが回を追うごとに減っていることを実感しています。本当にそのあたりの車種にいま会おうとしたら、もはや秋に長野の車山まで遠征しなければならないのでしょう。もちろん、そこまでするほどの情熱をもうフランス車に抱いているわけではありません。

ちょっとがっかりしながらの帰路、しかしフォードの神様が微笑んでくれました♪某有名ショッピングセンターそばの路上で、二代目モンデオ、しかも初期型のセダンGhiaと会うことができたのです。「モンデオ」は初代は言うに及ばず、もはや二代目でさえも、国内で目にすることはぐっと減りました(つい先日、みん友のBOSE Loverさんのお父様がST220を新たに愛車にされたのは嬉しいトピックですね)。ST220というスペシャルグレードでない、標準仕様のモンデオ、しかもワゴンでなくセダンは、すでに絶滅危惧種にも等しいのではないかと感じているので、今日のこの初期型Ghiaは本当に出会えて嬉しかった。
モンデオは欧州フォードの最上級サルーンということもあり、モデルサイクル途中で徐々に高級志向が強められ、マイナーチェンジを重ねるごとに加飾度合いが増していきましたが、私はこのプレーンな初期型が、ニューエッジ・デザインのエッセンスがもっともピュアに表現されていて、いちばん好みです。

今日、フレフレ幕張で会いたかったのは実はこうしたサルーン系の仏車だったのかも。プジョー505とか405、604とか605とか、ルノー21とか・・そうしたクルマたちは果たしていまも元気に走っているのだろうか?
Posted at 2018/06/17 22:10:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | Mondeo | クルマ

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「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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