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ロボ部長のブログ一覧

2022年01月13日 イイね!

屋外にいていいのかな?

屋外にいていいのかな?なかなか珍しいのでは?と思わされるシーンに今晩遭遇しました。場所は港区内の某所、車はいわゆる「ベビーサンダー」と称されるごく初期型のサンダーバードですが、フルレストアを受けてまだ間もないと思しき輝きを放つ車両が、屋外でジャッキアップされて置かれているのです。こういう見るからに手厚い庇護下にあるヒストリックカーといえば、たいていは管理が行き届いた屋内ガレージに仕舞い込まれて、その中で箱入り娘の如く大事に扱われているというイメージがあります。それに対してこちらは吹きっ晒しの屋外にあり、しかも今は整備途中なんでしょうか、フロントを高く上げたままの状態です。なんだか不思議な印象を受けるシチュエーションでした。

まあそれにしても、品のいいウォームなホワイトペイントのボディから、それとほぼ同色にコーディネートされたホワイトリボンのタイヤに至るまで、見事なまでにコンクール・デレガンスな趣のベビーサンダーです。この車はアーリーマスタングほどにはよく目にしませんが、たまに見ることができる場合はこうした美しくレストアを施された個体ばかりです。実に絵になる一台ですね。
Posted at 2022/01/13 22:30:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | Thunderbird | クルマ
2021年08月07日 イイね!

紅いサンダーバードの足元は

紅いサンダーバードの足元は昨日オフィスを出たらすぐの信号で見ました。おそらく昨年秋に麻布十番で見たサンダーバードと同一車でしょう。何と言ってもそもそもが滅多に見ない車種であるのに加えて、このカラーリングですから!その時から大きく変わっている点として、ホイールがオリジナルのものでなくなっています。たぶんこれは社外品ではないかと?
ホイールは車の部位の中で意匠を主張する重要な要素にあたるので、思い思いのタイプを選ぶ方が多いですが、私は断然オリジナル第一主義です。初めから換装が前提の競技向けモデルならいざ知らず、やはりメーカーがその車種に適した属性と意匠を与えたものがベストマッチだと考えます。特にフォードは、ホイールのオプション選択肢が本国では非常に多い印象があります。2000年代の欧州フォード各車のカタログを見ると、ホイールのバリエーションの多彩さにクラクラするほどでしたから。もちろん、日本で乗っている限りはそんな豊富な選択肢には与れませんでしたけどね。

こちらのサンダーバードのホイールに関して私見を言うなら、輝度感はよく合っているけど、全体に均一で滑らかな面質を備えたボディに対して、ホイールもあまりリムの段差などの立体感が出ない、よりフラットな造形の方が合っているかなあ(と、余計なお世話)。
Posted at 2021/08/07 09:35:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | Thunderbird | クルマ
2020年08月24日 イイね!

復活Tバードの謎

復活Tバードの謎このサンダーバードが2000年代初頭に登場したとき、USフォードはマスタング、フォードGTと並んで「Living Legend」と銘打って、それぞれ過去の偉大な遺産を巧みに生かしたデザインを軸に、市場に高らかにアピールをしたものです。

結果として、当初から顧客が限定されたフォードGTは例外的として、マスタングは大成功を収め、一方でこのサンダーバードに関しては、売り出した当初こそアメリカ国内でも品薄になるほどだったようでも、程なく人気は潮が引いて、数年ののちには新たな後継車が出ることもなく、静かに消えていきました。
歴史的にはマスタングに次ぐほどの名声を持ったサンダーバード、熱烈なファンもついているはずです。それが満を持しての復活だったにも関わらず、なぜ支持を集められなかったのか?今でもとても不思議に思います。

後付けでいろいろな理由は考えつきます。エクステリアに対してインテリアの専用設計が追いつかず内外装のトータルコーディネート度合いがいま一歩なこと、ATのみの設定で「走り志向」にとっては物足らないこと、後から出たマスタングにクーペ需要が集中したこと・・・等々。しかし一番の理由は、フォードGT的なスーパースポーツクラスでの2シーターモデルならいざしらず、雰囲気や存在感を純粋に愉しむような2シーターモデルが受け入れられる土壌自体が収縮してしまったのではないか、と推測します。本気モデルのような機械的な性能の追求でない、「伊達」や「洒落」を味わう余裕が、自動車市場から消えてしまったことが、この車が花開くことがなかった主要因ではないでしょうか?

ちなみにFJLは2001年の東京モーターショーにこのサンダーバードを持ち込んで華々しくお披露目したものの、結局国内への正規導入が見送られた経緯があります。これもなぜそうだったのか?今となってはまったく知る由もありません。

今日麻布十番で目にしたこちらは、鮮烈な真っ赤なボディがそれはそれは素敵な印象でしたね。

Posted at 2020/08/24 23:12:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | Thunderbird | クルマ
2016年09月05日 イイね!

洒落者フォードの最右翼!リバース・エッジなTバード

洒落者フォードの最右翼!リバース・エッジなTバード今日の六本木通りのサンダーバードは、ちょっと「ふつうでない」趣です。なによりもこのソフトトップ、ピンストライプが走ったパープルカラーのテキスタイルは明らかに純正とは違うムードではありませんか。そのほかにも、よく目をこらすとドアハンドルにメッキがかけられていたり、サイドのThunderbirdのスクリプトの下にはエンブレム・・のようなものが見えるのですが、画像を拡大してもそれが何と書かれているのか判読ができません。果たしてこのサンダーバードはFoMoCo純正仕様なのか、それともサードパーティーによるカスタムモディファイなのか。くわしい方にぜひ教えていただきたいのですが、それにしてもこの「リバース・エッジデザイン」サンダーバードは見るたびかっこいい!マスタングとは違った魅力があって好きですね。ATでリラックスしながら、ルーフを開け放って流すだけで、優雅な空気を運んできてくれる気がします。こんなにスタイリッシュでお洒落なのに、どうしてアメリカではあんなに短命だったのだろう?ついでに、東京モーターショーであんなに大々的に紹介しておいて、なぜ日本には結局デモカーしか入らなかったのか??
Posted at 2016/09/05 22:25:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | Thunderbird | クルマ
2014年09月02日 イイね!

雑然の中で輝く美しさ

雑然の中で輝く美しさこのサンダーバードは50th Anniversaryモデルでした。正面から見ると微笑ましい顔立ちがファニーなのに、リアからの眺めはなんともつややか。この見事なまでの二面性こそが大きな魅力です。そして今日は、夕暮れ時の六本木の街並みがきれいに映りこんだブラックのボディを見て、繊細にサーフェイスが磨きこまれたていねいな造形美の持ち主であることも実感しました。決して美しいとは言えない雑然とした景色さえ歪みなく映し出す、都市の中でこそ輝く一台なのだと思います。
Posted at 2014/09/02 23:34:58 | コメント(3) | トラックバック(0) | Thunderbird | クルマ

プロフィール

「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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