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ロボ部長のブログ一覧

2021年10月04日 イイね!

やあ兄弟・・地味に珍しいシチュエーション

やあ兄弟・・地味に珍しいシチュエーションこれが広島ならば、もしかするとそれなりに目にできるシーンなのかもしれません。しかし都内の江戸川区あたり(撮影地です)だと、これはなかなかの珍百景ではないかな〜(^^;)と言っても、そもそも何がレアなのかわかる人が相当に限られているんですけどね・・

手前にエスケープ、その遠景にトリビュート。言わずと知れたこの両車はいわゆる兄弟車として、その成り立ちを一にする間柄です。ボディ表面上の表情はおのおの微妙に差異が付けられているとはいえ、骨格となるハードポイントがまったく同じだけに、少し離れて見ればかなり近しく感じられる2台。しかしこれまで首都圏を中心に見てきた限りでは、エスケープは相応に多かったのに対して、トリビュートは極少数派という印象です。感覚的には9:1くらいといったところでしょうか?そういった意味で、この2台がたまたま一緒に共通のフレームに収まったのは私も初めて目にできた次第です。何気にレア!
Posted at 2021/10/04 19:13:59 | コメント(6) | トラックバック(0) | Escape | クルマ
2021年08月27日 イイね!

ローカライズされて立派に成長しました系フォード

ローカライズされて立派に成長しました系フォード日本での10数年あまりにわたる長いモデル寿命の中で、大きく4回ほど外観を変えてきたエスケープ。こちらはその3度目のフェイスリフトに当たるモデルです。いまだに案外よく見かける初代に比べても世代としては新しいはずなのに、目にする機会が少ない世代と言えます。

このエスケープを見てひとつ気づいたことがあります。もともと欧米市場を主戦場に開発された基幹車種が、新興国圏などで一定の仕様変更を加えながら長期にわたって販売されるのは、欧米の大手メーカーによくある構図です。VWやルノー、プジョー、フィアットなどでそうしたモデルが南米やアジア市場向けに展開されていますよね。本国ではとっくに生産が終了したはずのモデルが意外なところで生きながらえているーそんな驚きを覚えることも。

フォードでも少し前までは、例えばB256フィエスタをベースにしたモデルが南米やインドなどで販売されていました。最近は一時期のOne Fordの方針もあってそうした車種展開は減り、逆に現地主導で開発されたエコスポーツのような車種が欧米市場へも導入されるケースが増えています。
このエスケープはまさしく、もともと欧米向けがメインであったものが、アジアンマーケットに適化した商品内容へと徐々にカスタマイズされて、いつしかオリジナルがフルモデルチェンジを受けて世代交代した後も継続して販売されるようになった点では、かつてのB256フィエスタベースのインド市場向け車種「フィーゴ」などと同列に位置付けられると言っていいでしょう。

個人的に、すでに成熟した市場よりも伸び代のある発展途上のマーケットに向けられた車種は、過剰な装備や装飾類が少なく質実的なものが多そうなあたり(しかも根が欧米向けで肝心な基礎体力は備わっている場合も多い)、むしろ好みな部分があります。そう考えるとこのエスケープ、特に台湾生産車に切り替わった2度目のフェイスリフト以降のモデルは、日本に居ながらにして、発展途上エリアを対象とした商品性を味わうことができたモデルだったんだな、そう気づかされたわけです。
Posted at 2021/08/27 21:30:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | Escape | クルマ
2021年05月04日 イイね!

イエローは日本でのフォードの特別色

イエローは日本でのフォードの特別色エスケープの国内初期に限定車として販売された「イエロー・エスケープ」は、自宅近くのお宅に今も大事にされているのが1台あるのを知っているのですが、今日のこちらはそれとはまったく別な個体です。ちなみに目撃したのはやはり自宅すぐそばの公営駐車場でした。

こちらの個体が何気にすごいな・・と思わされたのが、その「原初度合い」。すなわち、エスケープのようなSUVだとサイドウインドウバイザーやマッドフラップといったアフターパーツを取り付けられている場合が多く、さらにホイールも社外品に換装されている個体だって少なくありません。それなのに、こちらはご覧の通り外見上はほぼ発売当初の素なオリジナル状態を保っているようです。普通のエスケープであっても今やそれは案外珍しいのに、何しろこれは限定バージョン車ですから。実はかなり貴重な個体であると、ロボ部長的にはイチ推ししたいのです。

目にも鮮やかなイエローは、フォードが日本でのビジネスにおいてしばしば用いる“変化球カラー”でした。例えばKaの発売直後に、キャンペーンとして抽選で少量限定で販売されたのが「イエローKa」でした。そしてこのエスケープが続いた後には、確かSN95マスタングにもイエローボディのコンバーチブル限定車がありました。さらに、それからだいぶ時を隔てて、エコスポーツに限定で「ブライトイエロー」が設定されました。いずれも、カタログモデルにはない特別色のモデルとして、台数限定で販売されていたものです。

もともと日本ではイエロー系のカラーはメーカーを問わず主流になりづらいから、標準のカタログモデルとして設定するには販売上の懸念がある。その上、フォードの場合は、販売車種を追加する上で新たに型式認定を取るほどの手間をそうそうかけられないという台所事情があったのでしょう。それならば、認定も不要で、手っ取り早く目新しい印象を与えられるイエローカラーを少数限定で設定するという、いわば販売上の苦肉の策でもあったのですね。「フォードジャパンとしてできうる範囲内での冒険」それが、この明るいイエローという色に表れていました。
まあそんなお家の事情はさておき、特にこのエスケープの初期モデルだと、どこかトイライクでPOPなイエローは実によく似合っていますね。
Posted at 2021/05/04 21:07:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | Escape | クルマ
2021年04月08日 イイね!

名より実のエスケープ

名より実のエスケープこのブログでは登場回数がそれほど多いと言えないエスケープ。そんな中でも、過去の記事を見返してみれば、最初期の黒バンパー時代の個体を題材にしたものが多いです。それは今なおその頃のエスケープが意外と残っていて目にする機会が多いためでもあるのですが、逆に言うとそれ以降の世代のモデルが存外に少ないということでもあります。実際に、国内で二代目クーガに取って替わられた直前の最終期モデル(〜2013年)などは、年式的にはまだ比較的新しいはずなのになかなか見ないんですね。そういった意味では、昨日の墨田区内で目にしたこちら、国内最終期に相当するエスケープのことはやはり紹介しておかないわけにはいきません。
当時のフォード車のデザインテーマであったキネティック・デザインの「風味」がまぶされたフロントエンド(台形基調のロワーグリルにそれが顕著です)、初期に比べるとだいぶ張り出し量が増した大型のオーバーフェンダー、フロントフェンダー上のダミーのエアアウトレット、そしてブラックアウトされたBピラーなど、最終期モデルならではのディテールの数々が、ロングライフモデルとしてのエスケープに最後の一花?を咲かせていました。基礎的な成り立ちまではいじらずとも、しかしいかに鮮度を薄れさせずに、ビビッドな商品性を維持するか。そのためのトライが最後まで重ねられたことが節々にうかがえます。

10数年にわたりベースを変えることなく、その時どきでのモディファイを加えることで、モデルを生き長らえさせるという手法は、実はフィエスタが初代〜2代目(1977〜1988)、3代目〜5代目(1989〜2000)で実践してきたのとほぼ同じやり方であったことに気がつきました。実を重んじる、フォードらしいアプローチだったと今さらながらに思います。
Posted at 2021/04/08 21:47:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | Escape | クルマ
2020年12月11日 イイね!

「初期型エスケープあるある」なぜこんなに美麗?

「初期型エスケープあるある」なぜこんなに美麗?いまなお現役活躍中のエスケープの中でも、特にこのフロントフェイスを持った初期型モデルに関して、まるでオールペンされたの?と見紛うような、ものすごく外装の状態が良好な個体に出会うことが時々あるのです。そしてそういう個体は、なぜかこのクラシックレッドのモデルに集中しています。他のボディカラーだとそこまできれいな状態を保っているものにはなかなかお目にかかれません。クラシックレッドの塗膜が他の色と比べて特別強いのでしょうか?

昨日、巣鴨で出会ったこちらのエスケープもご覧の通り塗装面はツヤツヤ、樹脂パーツも褪色もせず黒々としていましたし、グリル内縁のクロームの輝きだって見事なものです。この車のキャラクターからすれば、雨露にも当たらないようガレージで大事に保管されていた・・なんてことは考え難いはずだから、どうやったらこんなに程度良好に保てるのでしょう?不思議です。大体、初期型のエスケープといったら古いものならすでに20年選手、新しくたって15年程度の歳月を経ているはずで、そんなに外装だっていつまでもピカピカでいられるはずもありません。たとえボディコーティングなどを施してあったとしても。

私見では、エスケープは初期型以降の何度かにわたってフェイスリフトを重ねた後期型の方が、世代としてはより新しいはずなのに、美麗な個体はむしろ見かけない印象があります。それも単純に、初期のモデルほどよく売れていたから、相対的に程度良好な個体の残存度も高いということなのか??ともかく、エスケープに「あるある」な謎です。
Posted at 2020/12/11 22:24:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | Escape | クルマ

プロフィール

「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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