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ロボ部長のブログ一覧

2022年01月26日 イイね!

“良品的中庸”というだけでは存続できないかも

“良品的中庸”というだけでは存続できないかも『世界の自動車アルバム2022』を見ていると、自分が認識している各社の車の像がいかにアップデートされていなかったか痛感します。電動化とSUVの台頭など、ある程度のすう勢は理解しているつもりだったのが、実際はその理解をはるかに超えるペースで世界の自動車マーケットは塗り変わっているようです。まさしく表紙に“自動車産業の革命前夜”とあるのが大袈裟でない、大変動期の只中にあるわけですね。

欧州フォード(ちなみに本書内ではドイツ車として分類されている)に関しては、リード文に「モデルに大きな変化がないためか販売も不調」と、何とも冴えないくだりが。それを裏付けるように、昨日付でFord of Europeから発表された2021年の欧州市場における販売実績は、対前年比10%もの大幅ダウンで、同時期の欧州主要エリアにおける自動車販売実績全体が低下している中でも、フォードはそれよりさらに10%程度低くなっていることが公にされています。
実際に『世界の自動車アルバム2022』のページで見ても、掲載されている欧州フォードの各車はどこか時代の潮流から取り残されたような、精彩を欠く印象があります。特に他の欧州各社がマーケットのボリュームゾーンに合致するBEVを次々と投入する中で、フォードにはマスタングMach-EしかBEVがなく、それもアメリカ主導で開発された車種で、欧州の実情を的確に反映させているとは言い難い。欧州フォードとして専用開発のBEVは2023年に発売予定とされますが、この見通しはフォードのような生産量/販売量を伴った大手メーカーとしていかにも「遅いな」と感じさせるものです。

その2023年に登場するという新型BEVは、VWの電動車プラットフォームがベースとされることがすでに決まっています。2020年に締結されたフォードとVWとのアライアンスが、マーケットの急変動に対応する形でいよいよ本格化するわけで、それ自体は歓迎すべき展開でしょうけど、しかし個人的には、フォードがVWを協業先に選んだことに幻滅を覚えています。世界最大級の自動車メーカーとしてグローバルに事業を展開するVWへ欧州フォードが呑み込まれる-GMがオペル(ヴォクソール)をステランティスへと譲り渡したように-ことだって、将来的には決して生じないとも言い切れない気がします。しかしそれ以上に、VWというメーカーの体質がフォードのそれとは相容れない部分があるように感じるのです。これについては、また機会を改めて記してみるつもりです。 
Posted at 2022/01/26 22:22:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | Ford | クルマ
2022年01月02日 イイね!

『カラフルな世界』フォードのミニオフ

『カラフルな世界』フォードのミニオフ本日は川崎でEuro Fordミニオフ開催でした。
で、よくご覧ください、この参加車たちの彩り豊かな顔ぶれを・・車種にすればフィエスタ ・フォーカスがメインで、こちらの写真を撮影した後からさらにモンデオとシエラが加わり、まさしく欧州フォードの王道を行くかのような陣容でしたが、とにかく一台一台のボディカラーがすべて異なっていて、同色車が2台と無いというのが実に珍しかったですね。
ミーティング開始直後に撮影したこの写真だとエコスポーツのブライトイエローが右翼を固めているため、左翼のフォーカスRSの鮮やかなニトラウスブルーと合わせて、なおのことカラフルさが引き立っています。ちなみにエコスポーツ左隣の空きスペースには、この後で香川から遠征!の同行二人さんのB256フィエスタGHIA・オイスターシルバーが入り、それもまた彩を添えていました。
欧州フォード車のペイント品質は高いように昔から感じていました。今日の並びは、それぞれのカラーの発色性と塗装面の安定度の高さが十分に印象付けられるものでした。

年末に放映された紅白歌合戦のテーマが「カラフル」でした。それが、カラフルをSDGsやLGBTといった流行りのバズワードと絡めてさも意味ありげに使っていたのに対して、こちらのミニオフは本当に、シンプルにカラフルな光景が広がり、その場にいるだけで愉しい気分になりました。もちろん、久方ぶりにお会いする方、初めてお会いする方、遠方からお越しの方など、ご参加の皆さんとの気の置けないコミュニケーションが、気分もカラフルにさせてくれました。
世の中の人の流れが徐々に戻りつつあるとはいえ、まだまだ配慮や思慮が求められる状況下でも、こうして新年早々に楽しい場をオーガナイズしてくださったヨコモンさんとご子息のファーラーさん、どうもありがとうございました!


あと、今日はミニチャンプスのフォードモデルがご参加の皆さんにもらわれていきました。きっと売れ残るんじゃないかな?と想像していたクーガーなども含めて、一台残らず引き取ってもらえてよかった・・長いこと収納ケースの中で惰眠を貪らされていた1/43のフォード車たちも、陽の目を見られて喜んでいることでしょう。

Posted at 2022/01/02 21:37:48 | コメント(2) | トラックバック(0) | Ford | クルマ
2021年12月30日 イイね!

「100年に一度の大変革期」渦中の、年と年との狭間に想う

「100年に一度の大変革期」渦中の、年と年との狭間に想う今年2021年は、欧州フォードが2030年までに乗用車の新車の全電動化を達成するというステートメントが一番強く印象に残りました。多分にヨーロッパの地政学的な潮流に即した方針で、ヨーロッパを本拠とする各自動車メーカーとの競争上からも不可避の経営判断であったのでしょう。私は特に日本における自家用車の電動化はヨーロッパのように性急であってはならないと考えていますが、内燃機関からの脱却自体には意義があると思うし、自分自身がBEVを選ぶことも厭わないつもりではいます。それでも、2030年以降の欧州フォードが提供する乗用車全てがBEVとなるとしたら、いずれ日本で欧州フォードを乗り続けることがかなわなくなるのは間違いありません(たとえ将来のことが不確かであっても、2030年にフォードが日本での公式なビジネスを再開させていて、かつ欧州フォードの車を日本の充電インフラに対応した体制で販売している状況はまず想像がつかないですから)。2030年に私は60歳代の半ば前、よほどのことがなければまだ自動車を運転しているでしょう。その時はもう、少なくとも新たに登場する欧州フォード車は選択肢に無いわけです。

一方で私には、DIYやコミュニティを駆使して古い車に手を加えながら乗り続けるほどの甲斐性もありません。ディーラーやショップに面倒を見てもらいながら好きな車に乗りたいという他力本願なスタンスであるからには、いたずらに過去の車種にこだわるより自らの自動車観もアップデートしなければならない。昨年、今のフィエスタに乗り換えてからは特にそう考えるようになりました。

となれば、将来的には欧州フォードではなく、電動化がワンクッション遅れそうなUSフォードを選択することも有力になります。EVをめぐるニュースを見聞きするからでしょうか、妻からも「マスタングに早く乗っておいた方がいいんじゃない?」とよく言われます。今年は街中でフォードと出会う機会が以前よりさらに減ったように感じていますが、その中でもマスタングには本当にコンスタントに出会えていて、最後まで残るフォード車はマスタングなのでは?と本気で思っています。これから先もこの国でフォードを愉しもうとすれば、それはすなわちマスタングを愉しむことと同義になるのかもしれません。
自動車の電動化に向けた動きが急加速した感のある今年は、自分自身のフォードとの付き合い方も変化していくであろうことを実感させられた年となりました。

さて本年も、私のブログをお読みいただきましてありがとうございました。前述した通りだんだんと新たにフォードと出会える頻度が下がりつつある中でも、予期せぬフォードとの遭遇に胸躍らせることだってまだまだあります。来年もそんな気分を私自身でも味わいたいし、このブログを通じて少しでもおすそ分けができるようにしたいです。
皆様どうぞ良い年をお迎えください。

Posted at 2021/12/30 21:40:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | Ford | クルマ
2021年12月27日 イイね!

FLCさん、フォード愛の為せる技です。

FLCさん、フォード愛の為せる技です。嬉しいことにFLC四日市店さんから、オリジナルの来年の卓上Fordカレンダーを送っていただきました。店長様直筆の“FORD愛の強い○○様へ”で始まるメッセージ付きです。いやいや、このカレンダーだってFLCさんのフォード愛の強さが為せる技ですよ・・12ヶ月分、ひと月ごとに異なるフォード車が記されています。FLCさんが販売するピューマやフィエスタなどのラインナップに混じって、中には初代KAやフォーカス、モンデオなど懐かしい姿もあったり。国内未導入の現行フォーカスだっています。その一方で、ブロンコといった最新USモデルも。そしてマスタングのマック1(MACH 1)は間もなくFLCさんの店頭に姿を現すようですね。もしかすると、ブロンコもいずれ導入されるのかも??

カレンダーと合わせて、FLCさんの2022年初売りのリーフレットが同封されていて、FLCさん取り扱いのスズキの各車とともに、フォードの各車がニューイヤーフェアとして掲載されています。新春限定の特別下取り査定額UPなど、いつもよりお買い得に各車を購入できる特典付きですね。ご検討中の方、この機会にいかがですか?年明けは1月3日から初売りだそうです。
私、こういう気取りのない雰囲気で、それこそ国産車とまったく同じようにフォードが扱われているのを見るのって、すごく好きですよ。すかしたドイツ車やイタフラ車などには考えられない距離感の近さは、それこそが本来のフォードらしい気さえします。

FLCさん、年内の営業は本日27日までだったようです。2021年はピューマの初導入など、FLCさんにとってもいつもにも増してストーリーが多かった一年であったのではないでしょうか。今年も私たち国内のフォードファンに夢を与えてくださり、そして素敵なカレンダーをお送りいただきどうもありがとうございました。来年は今のところ夏に仕事で愛知へ行く予定があるので、そこでぜひお邪魔できれば・・と思っています。
Posted at 2021/12/27 21:11:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | Ford | クルマ
2021年12月20日 イイね!

フォードのミニチャンプス・1/43を手放します

フォードのミニチャンプス・1/43を手放しますKaを愛車にした2000年代の半ば頃から、ミニチャンプスの1/43フォードのモデルをコツコツと買い漁るようになりました。まだその頃はミニチャンプスも今と違い国内正価で1台がせいぜい4,000円台以内で買えたように記憶しています。その上、フォードでも特に欧州フォード車のモデルは、ラリー系以外の一般車はとにかく不人気で、ミニカーショップの特価コーナーの常連としてとことん安く買えたものでした。
そんなこんなでいつしか手元に増えていったミニチャンプスの欧州フォード車のモデルですが、収納Boxの中に収まったままで外に出されるでもない状態がもう長く続いています。

さらに、私自身の指向性も変化し、かつてあれほど思い入れがあった90年代から2000年代の欧州フォード車に対する感覚がいくぶん薄れてきました。一方で、直近の新しいフォード車への関心が増しています。だから近年のフォード車のミニカーが欲しいな・・と思っても、置き場がなく手が出せないでいるので、かつて買い集めたミニチャンプスのモデルを手放そうと考えました。

と言っても、オークションに出品するほどの価値があるものでもないので、欲しいという方がいらっしゃればぜひ引き取っていただきたいと思います。
私が根っからのコレクター気質でないため、品物は以下のような「難あり」なコンディションです。それでも構わないという、欧州フォードのごくごく一般的な車の価値を質実的にわかってくださるような方にこそ、ぜひお譲りしたい。当然のことながら譲渡は無料で、代金をいただくなど全く考えていません。

・オリジナルのミニチャンプスのボックスやパッケージカートンは全て捨ててしまいプラスチックケース剥き出しです。ゆえにコンプリート状態からは程遠いコンディションです。
・しかもそのケース表面をクロスで拭いたりしているので、ケース表面は結構傷だらけでやや曇り気味です。
・ドアミラーなど一部のパーツが取れてしまって、そのまま処置していない欠損状態のモデルも含まれます。
・中には私自身が思い入れの強いモデルもあるので、それについては手元に置いておきたく譲渡の対象外とします。

譲渡の対象となるのはトップ写真にあげたようなモデルです。「このモデルは何という車種?」というような方にはそもそもお勧めできません。この写真を見て説明なしでグッと来てくださらないと、なかなか価値がわかっていただけないような車種がほとんどです。

<お譲りできるモデルの車種/全てミニチャンプスの1/43モデル>
注意:確認したわけではなく記憶ベースなので、多少不正確です。世代も各世代が含まれます。エスコートやフォーカスにはラリーレイドのモデルも含まれますが、いつ・どこのラリーの出走車かまでは詳しくないのでわかりません。

・KA
・フィエスタ
・フュージョン
・エスコート
・フォーカス
・モンデオ
・ピューマ
・クーガー(クーガでなく)
・S-MAX
・(USフォード)フォードGT
・(USフォード)サンダーバード

譲渡になるべく手間とコストをかけたくないので(発送やら何やら)、いいことを考えつきました。来年の1月2日に川崎で開催される欧州フォードのミニオフ会に私も参加させていただく予定です。そこで、そちらに参加される方で、もしミニチャンプスのこれらフォードモデルを欲しい!という方がいらっしゃれば、その場でお渡しすることとしたいと思います。1/2に参加予定でモデルを欲しい方はあらかじめブログのコメントかメッセージでご一報をいただければと思います。もし、どなたからも事前にお申し出や打診がなければ、1/2には持参はしないこととします。

あと、詳細な製品内容(車種・モデル品種・発売年・個々の製品コンディションなど)に関する問い合わせには恐縮ですが対応ができません。ご容赦ください。

資産価値は皆無なモデルばかりで、実質的な「現状渡し」に相当しますが、かつての欧州フォードのアノニマスな存在感を掌で愉しんでいただけるならば、きっと喜んでもらえることと思います。
Posted at 2021/12/20 22:14:19 | コメント(4) | トラックバック(0) | Ford | クルマ

プロフィール

「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォード車を40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しま...
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