• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ロボ部長のブログ一覧

2016年09月25日 イイね!

懐かしきカペラCG(即ちテルスターTX5)と

懐かしきカペラCG(即ちテルスターTX5)と自宅の近所を走っていて、遠目にいまどきのクルマと明らかにシルエットの違った一台が見えました。背が低くシュッとした趣きで、すぐにちょっと懐かしい「ある車種」のことを想い浮かべたのですが、いやいやまさか、そんなレアカーがいまも現存しているなんて?半信半疑で近づいてみると・・その「ある車種」、つまり写真のカペラCGでした。すごいなあ、当時だって決して多く走っているクルマではなかったのに、今でもこうして元気そうにしているとは!

カペラCGはいうまでもなく、二代目フォード・テルスターTX5のベース車です。私は免許を取ってすぐに乗ったのがこの一世代前のカペラベースの初代テルスターTX5でしたから、二代目の記憶も鮮明です。GTフランコルシャンというボディが2トーンに塗り分けられたTX5などとてもスタイリッシュでしたね。

本当に久しぶりに見たカペラCGは、最近のクルマを見慣れた目にはとても新鮮に映りました。ボディは5ナンバー枠にもかかわらず前後の絞り込みが滑らかで、全高も低めなので伸びやかな印象です。低く抑えられたボンネットフードにスリークに納まったヘッドランプとグリルは、きょうびの表現過剰な顔つきとはまったく違った楚々とした表情を醸しています。改めて驚いたのは、当時のアウディもかくやのフラッシュサーフェイスぶり。サイドウインドウとピラー面の段差なんてほとんどないツライチで、よく安定した生産にこぎつけたものです。
ともかく、全体に控えめで奥ゆかしい、知的な存在感が静かに伝わって来るようなクルマです。それがために4WSなどの先進装備を持ちながらユーザーへのアピール度には欠けたのでしょう。しかしCG(City Gear)のネーミング通り、都市の道具として使いこなすのに適したディメンションの一台だったと思いますね。

個人的に、このカペラCGに台数限定で設定されたキャンバストップ車のことも忘れられません。なぜ5ドアHBにキャンバストップを?フェスティバのそれが好評だったから??当時もすごく不思議に感じられましたが、実車は今にいたるまで一台も見たことがない、トップクラスの私的迷車なのです。
Posted at 2016/09/25 13:42:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | Telstar | クルマ

プロフィール

「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2016/9 >>

    1 2 3
4 56 78 910
11121314 151617
18 192021222324
252627282930 

愛車一覧

フォード フィエスタ フォード フィエスタ
2014年に国内80台限定で販売されたレザーパッケージの第一弾、うち20台の割り当てとさ ...
フォード フォーカス (ハッチバック) フォード フォーカス (ハッチバック)
生涯で8台目のフォードとして、2000年式・日本発売極最初期のC170フォーカスを202 ...
フォード フィエスタ フォード フィエスタ
「均整」「端正」「抑制」いまのカーデザインが忘れた3つのSeiを備えた小粋な実用小型車で ...
フォード フォーカス (ハッチバック) フォード フォーカス (ハッチバック)
Ford Focus SE/2003 year model/Zetec 2,000cc/ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation